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2011年3月12日 (土)

マ・マーのはずが

俺はマ・マーを食う積りだった。マ・マーと言うのはタイのインスタン
トラーメンのブランド名なのだが、これが普通名詞化してインスタ
ントラーメンの総称になっている。
今までは、タイの食材店に行かないとタイのインスタントラーメン
は手に入らなかったが、最近は普通のスーパーでもタイのインス
タントラーメンを売っているので簡単に手に入る。
もともとインスタントラーメンが好きな俺はタイのインスタントラー
メン、マ・マーをよく食べる。

俺が「マ・マーを食う」と言ったのに出てきたものは違った。
「なんだこれ?マ・マーのスープを使わなかったの?」
インスタントラーメンに添付されているスープではないので不思
議に思った。
「いつもサミイはマ・マーを食べているでしょ。飽きていると思って、
これを作ったのよ」
出された物は汁ビーフンだった。俺に気を使ってくれたのだ。
俺は黙って食べていた。
「不味いの?」
「いや美味いよ」
俺は心にもない嘘を言いながら思った。
これは確かに美味い麺なのだが、これは俺が期待していた味とは
違う。そうすると、面白くないという感情が先にでて、美味くないと
感じてしまう。でも作ってくれた人に悪いから「美味しい」と言ってい
る。

グルメ本や有名人、美人女優が美味いと言っているものは
「美味い物だ」「美味いはずだ」という思い込みが俺達の中に作ら
れる。そうすると猫も杓子もその料理を美味いと言う。

町のトンカツ屋のトンカツと一流シェフが作ったトンカツを黙って並
べて差が分かる人なんて少ない。一流シェフはテレビ出演、講
演などで忙しいから、実際には店で調理していない。
調理しているのは弟子か孫弟子だ。それでも一流シェフが居る店
で料理を食うと一流シェフが作ったものと勘違いして旨いと言う。

こうみてくると美味いとか美味くないというのは甘味、辛味、酸味
等のバランスが作り出す味覚の判断ではないようだ。
期待、思い込み、勘違いなど心理的要素が美味さを決める重要
な要素みたいだな。

2011/3/8

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