名の無い料理
今日も名の無い料理だ。俺はパッカパオが食いたかった。
でもヌチャナートはパッカパオを作りたがらない。
「あれ、作るの大変なのよ」
あれを作る人の大変さは俺も知っている。なにしろパッカパオを
作っていると唐辛子からでる煙で必ずくしゃみが出るからだ。
くしゃみをしながら料理が出来るのを待っている俺だって大変な
のだ。その大変さを通り越して食べる美味さは格別だ。
俺の希望を無視してヌチャナートは適当に料理を作っている。
みかけはパッカパオに似ているが、適当に作った料理だから
名前はない。飯を皿に盛り、料理を飯の上に乗せた。
盛り上がった飯を崩しながら肉と一緒に食べる。
唐辛子の辛味とナンプラの味で結構いい線を行っている。
2011/2/26
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