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2011年4月 6日 (水)

唐辛子なら何でもいいのか

我々日本人にとって唐辛子は"辛い物”という範疇で一纏めにされ
ている。その唐辛子が生、乾燥、粉であれそれほど大きな差はな
い。唐辛子を多用するタイ人にとって、生の唐辛子は乾燥物とは
別物なんだ。用途によって生の唐辛子と乾燥唐辛子を使い分けて
いる。「えっ!」と驚くかもしれないが唐辛子に対するタイ人の味覚
は日本人よりも繊細なのだ。

一例をあげれば、アメリカでよく売られているタバスコソースのよう
なチリソースはタイ人のお好みではない。俺にはアメリカのチリソ
ースの味は好ましい味なんだけどな・・・・・。

毎日、唐辛子が入った料理や唐辛子ソースで飯を食っている。
何かを食っている時、ふとアメリカのチリソースの味を思い出した。
思い出すと食いたくなる。それでアメリカのチリソースを買ってきた。
俺にもこの料理にはアメリカのチリソースが合うなんて言う唐辛子
に対する好みが芽生えてきている。

日本人にとってはアメリカのチリソースであれ、タイの主婦が作る
唐辛子ソースであれ、どちらも辛いから同じようなものだ。両者を
比べて、香りや味が違うのは分かるが、辛さで舞い上がりどっち
が美味いかなんて感じるゆとりもない。

俺達にとってタイ料理は辛くてどれもこれも同じ味となってしまう
が、タイ人から見ればそれらは全て異なる味なのだ。
辛ければ、唐辛子ならなんでも良いと思ったら大間違いだ。
この料理にはこの唐辛子とタイ人は唐辛子をちゃんと使い分けて
いる。唐辛子の味や香りの微妙な差を俺達は感じ取れないけど、
タイ人はそれを感じ、その違いを楽しんでいる。
辛ければなんでもいい、唐辛子ならなんでもいいと言うわけには
いかないのがわかってもらえるかな?

2011/4/3

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