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2011年5月31日 (火)

タイのペットボトル

タイで売られている飲料のペットボトルは1.25リットルとか3.1リットル
と半端な数字になっている。

日本も昔は尺貫法を使っていた。容量の単位は合、とか升だった。
一升は十合だ。一升は1.8リットルに相当する。
尺貫法が廃止されメートル法が導入された。

今まで尺貫法で生活してきたので酒・醤油が一升あれば何日持つ
か計算できた。一リットルの酒・醤油はどれくらいもつのか推量で
きない。
それで日本では生活に便利なように、庶民の生活感情にあうよう
に尺貫法の一升に相当する1,8リットル容器が普及した。

タイのペットボトルが半端な数字を使うのもタイの尺貫法にあわせ
たものだろうと推定した。

2011/5/2

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ソーセイジ売り

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このソーセイジを見た時、急にソーセイジが食いたくなった。
理由はわからない。
買おうとしたら、まだ焼けていないと言われた。
衛生状態が悪いタイのソーセイジだ。
旅先で半生の物を食って腹を壊したくない。
残念だけど、諦めて近くのネットカフェに行った。
ネットカフェでメールをチェックしたりして店を出た。
どうしても食いたかったのでソーセイジ屋に立ち寄った。
「焼けたのある?」
「あるわよ」
食いたいと思った時に食いたい物を食えるのは幸せなことだ。

そう言えば昔は酸っぱいソーセイジが多かったが最近は少なく
なったな。
米粒や春雨をどっさり入れて増量したソーセイジもないな。
時代や嗜好が変わっているのだ。

2011/4/28

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クイティオルア 船ラーメン

水上マーケットに行くと今でも船でタイラーメンのクイティオを売りに
来る。船(ルア)で売りに来るクイティオだからクイティオルアと呼ん
でいる。日本人には船ラーメンと呼べば分かりやすい。

その昔、バンコックの運河の水が綺麗だった頃はクイティオを売る
船が運河を巡り、運河沿いの家々や運河で働く人々にクイティを売
っていたはずだ。その名残なのだろう、クイティオを売る店では船の
形をした台を使っている。
普通の台で作ったクイティオでも味は変わらないのだが、船形の台
で作った方が美味しそうに見える?

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船型の台はタイの伝統を思わせる。

2011/4/28

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カノムチン売り

驚くほどタイ人はカノムチンが好きだ。日本で言えば駅の立ち食い
蕎麦のようなものかな?あちこちにカノムチン売りがいる。
青空市場のなかにもこんなカノムチン売りがいる。
カノムチンというのは素麺にタイカレーをかけたようなものと思え
ばいい。

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そう言えばこんなことがあったな。
日本を出て夜に田舎の町に到着したので、ホテルに泊まった。
翌朝、市場に出かけるとカノムチンを売っていた。
人混みの中でヌチャナートとはぐれた。俺はヌチャナートを探した。
ヌチャナートはカノムチンを売るおばさんの前に座ってカノムチン
を食べていた。俺の顔を見て
「これ、美味しいのよ」と言って笑っている。
俺はしょうがないなと思いながらヌチャナートの顔を見た。
「これ三杯目なの」
もう飽きれて言葉が出なかった。
久し振りにタイに帰って、大好きなカノムチンを見たらどうしても
食いたくなったのだ。
その気持ちはわかるけど、三杯とは多すぎるよ。

2011/4/23

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タノンチラ駅

田舎の小さな駅です。普段はこんなのんびりした風景です。
ホームが低いのが日本とは違いますね。
人がホームから落っこちても助け上げる必要がありません。
自分でひょいと上がれます。

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列車が近づいてきました。この写真で見る限りはどうということの
ない小編成の列車です。

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ホームに入った列車の車体はこんな状態です。
あちこちのペイントが剥げ落ちています。

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列車が止まると大勢が乗り降りしているように見えますが、日本の
JRと比べ物になりません。大量輸送手段として日本では鉄道が発
達していますが、タイではバス網の方が発達しています。
バスなら本数も多いけど、列車は本数が少ないうえ、遅いのです。

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2011/4/23

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酒類販売禁止

仏教の大切な日なので今日は酒の販売が禁止されている。
町の中で酒を買おうとしても買えない。
村に戻るとみんながビールを飲んでいる。
店も堂々とビール、酒類を売っている。
「あれっ?今日は酒を売っちゃいけないのでしょ?」
「ああ、それは町の中の話よ。」
「セブンイレブンじゃ買えなかったよ」
「ここじゃ構わないのよ。大丈夫よ」

そう言えば昔こんなことがあったな。
街路に面したテーブルに席をとり、ビールを注文した。
俺は知らなかったが、ちょうど酒類販売禁止の日だったようだ。
ウエイターは困った顔をしていた。
店の中に入って誰かと相談したのだろう。
「ここではお出しできませんが、店内ならお出しします」
店の中に入って冷たいビールを飲んだ。

2011/5/17

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昔の屋台

古い屋台があった。タイを知らない人はこれを見ても古い形式の
屋台とわからないだろう。俺もこんな形式の屋台が使われているの
を見たことがない。何処かでひっそりしていたのを見つけ出して、
ひっぱりだしてきたのだろう。
こんな形式の屋台は今はもう何処にもないので、かえって目立つ。
新鮮な感じがする。重々しい感じがいい。

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その昔は屋台と言えば全てこんな形式だったのだ。
看板がついている屋根も古い形式の家、寺の屋根を真似ている。

2011/5/4

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タラートナット

タラートナットというのは決まった日に開かれる市場だ。
日本で言えば四日市とか十日市場と言った所かな。
タラートナットに行くと言えば今日は何曜日だから何処の市へ行く
と地元の人は分かっている。
このタラートナットは夕方から開かれる。
大体同じ人が商売に来ている。

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ここで商売をするにはショバ代を払わなくてはいけない。
ショバ代には電気の使用料、警備員の費用も含まれる。
国道に面しているので交通事故が起きやすい。
客はたいていバイクに二人乗り、三人乗りしてやってくる。
バイクを停める場所がないと、道路にはみ出して停める奴がい
る。警備員は懐中電灯と笛で危険な停め方をしているバイクを
注意する。便利な場所にもっとバイクが停まれるようにバイクの
整列もする。
警備員の仕事を見ているとけっこう忙しそうだ。

俺はなにか面白いものはないかときょろきょろ見回す。
珍しいものを見つけると買って帰る。
俺が買った物を取り出して「これは何で、どうやって食べる?」
と聞く。それを見ると「また変なものを買ってきた」と家人は呆
れる。

2011/5/4

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ガソリン自販機

使っているのを見たことないがこれがガソリン自販機だ。
車でなくてバイクに入れるためだからガソリンを注入するノズルも
細い。

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瓶詰めでガソリンを売っているが、あれは危険だ。
あの傍でタバコを吸っていたらガソリンに引火する可能性もある。
このような自販機なら安全だと思うのだが普及しないな。
こんな自販機があちこちにできたなら、瓶詰めでガソリンを売って
いる零細業者が困ってしまう。
自販機が普及するとしても、自販機は高額だから数多くは設置で
きない。タイ人の考え方では数少ない自販機より、数多い瓶詰め
ガソリンの方が便利なのかな?

2011/5/4

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充電器壊れる

電池の充電器は100ボルトと書いてあった。日本と同じプラグがタ
イでも使える。プラグの形状が違っていれば注意をするのだが、
形状が同じだとついうっかりする。100ボルトしか使えない器具の
プラグをタイの電源に差し込んでしまう事故が多い。
この失敗を以前やった。

最近の器具は100ボルトから240ボルトまで対応しているものが
多い。電池の充電器だけが100ボルトしか対応しない。
寝る前に充電しておこうと思い、充電器を電源に差し込んだ。
赤いランプがついているのを確認して寝た。
翌朝、充電器を見ると赤いランプが消えている。
充電が終わったのだ。充電器を持つと冷たい。
「あれれ?なんで冷たいのだ?」
冷たい汗が背筋に流れた。
やってしまった!充電器を壊してしまった!
多分、壊れる前に黒い煙があがり、悪臭がしたはずだが、酔っ
て寝ていて分からなかった。

2011/4/22

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水草を増やす

池一面に水草が生い茂っている。この池の水はあまり綺麗ではな
かった。水草を植えて水の浄化を図っているようだ。
今までタイ人は水を汚れたままにしていた。やっと水を綺麗にしよ
うという機運が生まれたのかもしれないと嬉しくなった。

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バンコックの運河なんか真っ黒な水と悪臭だ。
それとゴミを川や運河に捨てるから余計に水が汚れる。
水が綺麗になれば生き物が増える。魚をとって生活できるように
もなる。どうしてタイの人々は水を汚すのだろう。

2011/4/28

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ムウヨウのフライ

豚肉をすりつぶして発酵させたムウヨウという肉製品がある。
ちょっと酸味と発酵臭がある。
これも俺の好きな食べ物だ。
こうやってフライにすると醗酵臭が消えちゃう。
なんだか蒲鉾を食っているような感じだ。
フランクフルトなんかよりこっちの方が美味いな。

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2011/4/27

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砂糖黍

なんでこんな所に砂糖黍があるのだろう?
たったこれだけじゃ砂糖を作ることもできないしな。
俺が子供の頃は砂糖黍を齧って甘くて美味いと思った。
タイの子供がこんな物を齧るとは思えない。

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絞ってジュースを飲む?
砂糖黍を搾るには大きな機械が必要だ。
垣根の代わりかな?それにしては少なすぎる。
特に意味はないけど、砂糖黍が何かの都合でここに生えていた
のだ。それをそのまま放置しているだけなんだろうな。

2011/4/24

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渋いルッククワ

この黒いオリーブのような果物はルッククワと言うそうだ。
一緒に市場に行ったタイの女がくれた。
彼女はこの果物が好きらしい。俺は気づかなかったが、
市場の中で売っていたようだ。
「食べて見る?」
少し貰って食って見たが渋くて不味い。

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しかし彼女は美味しそうに食べている。
彼女は白人の旦那にもこの果物を食べさせていた。
白人はちょっと食って吐き出した。
どうしてこんな物を美味しいというのか不思議だ。
彼女は美味しそうに食べているのだ。
味の好みの個人差は大きいな。

2011/4/23

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日本語歯科医

町を歩いていたらこんな看板が目に入った。
この歯医者さんは日本語を話すに違いない。
急に歯が痛み出したなら困るから念のため確認しておこう。
こんなにも堂々と日本語が書いてあるのだもの、日本語が話せる
と思っちゃうよね。中に入ってみたが誰もいない。
出て行こうとすると受付嬢らしき若い女が外出から戻って来た。

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「こちらの先生は日本語をお話になられますか?」
受付嬢は困ったような顔をした。
「先生は日本語を話しません」
うーん、どうして日本語の看板をだしているのだろう。
ここが歯医者だよと日本人や漢字が読める中国人、韓国人に知
らせるためかな?
もう一軒、日本語が書いてある歯医者を見たが、おそらく日本語
は話せないだろうと思った。
がっかりするのはもう嫌なので、確認の為に中に入らなかった。

2011/5/12

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古いトラック

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こんな古いトラックがまだまだ走っている。
このトラックのメーカーの人がこのトラックを見たらどう思うのか?
大切に使ってくれてありがとうと思うか?
そろそろ新車を買ってくれよと思うか?
それにしてもよく修理部品が供給できるな?
現地で修理部品を作っているのか?
昔も今も同じ規格の部品を使っているのか?
改造、改造しながら動くようにしているのだろう。

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2011/5/12

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サトー

サトーというのはタイの濁酒だ。どぶろくと言ってもこれはちゃんと
醸造許可をとった酒造メーカーが作ったもので、濾過してあるので
清酒のように透明だ。
アルコールも10度程度の弱い酒だ。俺がサトーを買って来て飲ん
でいると「また、そんな物を買ってきた」と家人が言う。
これはタイでしか飲めない酒なんだから飲んでいるのだ。

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ちょっと酸味がある。特に美味いというほどではないがそこそこ
美味しい酒だ。サトーなんて安酒をタイ人はバカにしている。
安い酒=不味い酒という形式が出来ている。
日本だって昔は焼酎、二級酒は安い酒だったから不味い酒とさ
れていた。焼酎に対する酒税が上げられ値段が高くなると焼酎
に対する評価が変わって行った。
もちろん、焼酎の評価が高まったのはその他の要因もある。
サトーに対する酒税が上げられ高価になると
「サトーは美味い!」「タイの伝統的酒だ!」「地酒だ!」なんて
評価が高まらないかなー。
タイ人が昔から造り、飲んでいたどぶろくのサトー、焼酎のラオ
をタイ人が評価しないのは淋しいな。

2011/5/12

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宝くじ売り

いろいろな形で宝くじを売っている。
店を構えている人もいる。路上の屋台で売る人もいる。
このように自転車で人の集まる市場などに出かけて売る人もいる。
自転車で村々を回って売る人もいる。

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面白いのは、レストランで食事をしていると店の中に入ってきて宝くじを
売る人がいる。店も客もそれを許している。
一攫千金の夢を見て、宝くじを買う人が多い。

2011/5/11

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花のゲート

タイの結婚式に使われる花のゲートだ。
綺麗な花が沢山飾られている。
こう言う物を見ていると自然に笑みが浮かんでくる。
二人の門出を祝う華やかな席を飾るのにふさわしい装飾だ。

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2011/5/9

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古い社

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タイの会社や家庭は敷地の何処かに小さな社を建てる。
大きな会社は社を祀る場所も広く社も大きい。
家庭に祀られている社はこじんまりしている。

この社は金持ちの家にあったものと思われる。
どのくらい古いのかわからないが、古い物だ。
それに造りが精巧で丁寧に作られている。
細かい所まできちんと作られている。
民族博物館にでも置きたいほど立派な社だ。

2011/5/8

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水車

日本の水車は水を受けるのに板を使う。この水車は竹を編んだ物
を使っている。竹の編み物だから隙間があるが、板より軽くできる
利点があるな。
この水車は川の水を汲み上げるのに使われる。
汲み上げた水を水車の両脇の樋に流す仕組みになっている。
四角いコンクリートの池の中に作られた水車だから汲み上げた水
はまた池に戻される。
ああ、なるほど旨い仕掛けだなと水車が回るのを見ていた。

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見ているうちに、池の中にある水車が何故さっきから回り続けてい
るのだ?と疑問になた。水車が回って水を汲む。汲んだ水を池に
落とすから水車は回転し続ける?
永久運動か?そんな馬鹿な!
俺は水車の回転を見ながら、どうして水車は回り続けるのか考え
ていた。どう考えても回転する謎が分からない。
解答を諦めてその場を去ろうとした。
その時、池の中に青いパイプが有るのが見えた。
なーんだ、あのパイプから圧力をかけた水を送り出していたのだ。
永久運動かと思って考えて損した。

2011/5/8

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プリペイドチャージ機

町のあちこちにこんな機械が立っている。
ここでプリペイド式携帯電話の金を入金できる。
現金を入れて電話番号を入力すればチャージできるようだ。
コンビニでプリペイドカードを買ってチャージしてもらったら5バーツ
位の手数料を取られたことがある。
まとまった金を使えない貧困層にも携帯電話が普及している。
彼等は少額ずつチャージして携帯を使用している。
だから身近にこのようなチャージ機が必要なんだ。

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2011/5/4

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クイティオ屋台

朝の散歩に出るといつも決まった場所にクイティオを売る屋台が
出ている。クイティオというのはタイラーメンとでも言えばよいかな。
「朝からラーメンかよ!」と驚くかもしれないが、日本のラーメンと
違って量が少ない。
小腹が空いた時に食べるのにちょうどよい。
この屋台は安くて美味いのだ。

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ここでクイティオを食って、他の店で果物や焼鳥を買う。
日本じゃ焼鳥は昼から夜の食い物なんだけど、焼鳥も朝から売っ
ているんですよタイでは。焼鳥などを歩きながら食って家に戻る。
朝からラーメン、焼鳥とおかしな物を食っているのだが、タイにい
るとそれが普通のことになるから不思議だ。

2011/4/28

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北海道ミルクアイスクリーム

外国語が書いてあると高級品のようにタイ人は思うようだ。
日本語を書いて高級感を出そうとしている商品が数多くある。
ああ、そうそう今思い出した。
日本語を縦書きする時、どういうわけか長音の縦棒が横棒にな
っている。フォントがないのかな?
それとも縦でも横でも同じと思っているのかな?

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北海道ミルクアイスクリームと英語で書いた商品があった。
いったいタイ人の中で北海道が日本の地名で、北海道の乳製品
は美味しいと知っている人がどのくらいあるのだ。
そんな細かい正確なことはタイ人にとってどうでもいいことだ。
Hokkaidoというのは何処だか分からないが外国の地名だろう。
或は外国人の人名かもしれないな。
でもどうやらHokkaidoというのは高級品のようだと感じて貰えれば
この命名は成功したようなものだ。

日本人にとって日本の地名を使って貰えて嬉しいかな?
当惑というのが真実だな。

2011/4/22

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領収書がでない

一生懸命によく働くタイ人も見てきた。その逆に働かないタイ人も
多く見てきた。店員同士で大声でお喋りしているのは普通だ。
許せないと思ったのは商品に寄りかかっていることだ。
冷蔵庫のように頑丈なものであれ、商品に寄りかかっている店員
は日本にはいない。

こんな例もあった。
開店と同時にデパートに入った。買物をしたが領収書がでない。
領収書がでないのはパソコンがまだ立ち上がっていないからだ。
どんなパソコンなのかと覗いたらウインドウズを使っていた。
店員はパソコンの立ち上げに時間がかかることは知っている。
開店前30分から一時間前には店員は出勤しなくてはいけない。
出勤した時にパソコンを立ち上げておけば、開店と同時に領収
書を発行できるのにやらない。

こんな店員を見れば日本人は「タイ人は働かない」と感じるのも
無理はない。多くの日本企業がタイに進出して物を生産してい
る。日本企業幹部はタイ人をどのように管理しているのだろうか、
その苦労が思いやられる。

2011/5/15

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桜を思わせる

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近くの池の端にピンクの花が咲いていた。こうして写真に撮ると
日本の桜を思わせる。
ここは熱帯のタイなんだ。桜なんてないのだと自分に言い聞かせ
る。それにしても暑い!
この池で釣りをしたこともあるが釣れなかった。
いい加減な仕掛けと餌だったからしょうがない。
時々、釣り人を見かけるから魚がいるのは確かだ。

2011/5/18

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2011年5月30日 (月)

果物を売る

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果物もいろいろな売り方をしている。スイカなどは氷の入ったショー
ケースに入れて冷やしながら売っている。こんな売り方もしている。
直ぐ食べられるようにパパイヤは切って売っていることもある。

大きなザボンは皮を向きやすいようにこんな風に切っていることも
ある。もっと親切に綺麗に一袋ずつ身をわけてくれる。
更に親切な店になると袋についている白い筋を串で丁寧に取り除
いてくれる。

店によって売り方も様々だ。

2011/5/18

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リヤカー

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こんな鉄製のリヤカーがタイにあった。
日本でリヤカーを作っている会社は少ない。
アフリカではこのリヤカーが便利な車とされている。
リヤカーの作り方を学びにアフリカから来ている人を紹介するテレ
ビを見たことがある。
重い鉄製のリヤカーに代わり、アルミ製のリヤカーが日本では作
られている。

タイではまだ鉄製のリヤカーが使われていた。
小学校でもこれと同じリヤカーを使っているのを見た。
人力で物を運ぶにはリヤカーは便利な車だ。
昔の大八車より便利なのではないか?

2011/5/18

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クボタトラックター

何処から見てもこれは明らかにトラックだ。

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エアコンもないし窓もない。前にも横にも窓がないから熱帯向きの
構造だ。高級車じゃないから乗り心地はよくない。
エンジンを見てみよう。

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クボタディーゼルと英語で書いてある。これはクボタのトラックター
のエンジンを利用して改造したトラック
だ。
運転席を見ると、ちゃんとアクセル、ブレーキ、クラッチがついてい
る。

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走るためと止まるために必要な最低限のものだけを装備し、余分
なものは全て排除してある。
エンジンについている赤い部分がガソリンタンクかな。
タンクの左部分に黒い枠が見える。そこはトラックターのヘッドライ
トが付いていた部分だ。
横向きのヘッドライトは不要だから外して何かに流用した。

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時々、横向きにヘッドライトがついたままの物がある。
こんな小さいエンジンと思うだろうが意外と馬力がある。
このトラックに芋を満載して国道を爆走する勇姿をよく見る。

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2011/5/17

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仏具売り

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このような仏具売りをみているとさすがタイは仏教国だと感じる。
こんな花を仏様やピーと言われる土着の神々に捧げる。

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黄色のプラスチックバケツに入った物はお坊さんに差し上げるも
のだ。バケツの中身は傘、マッチ、缶詰などいろいろなものが入っ
ている。毎回、そんな物を貰ってもお坊さんだって困るだろう。
寺にはこんなバケツとかいろいろなものが使い切れないほど沢
山集まる。それを現金で買い取る人がいるようだ。
これを仏教産業というのかな?
寺を巡って莫大な金がタイでは流通している。

2011/5/16

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市場の八百屋

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俺は売り子と冗談の一つでも交わしながら買物をするこの雰囲気
が好きだな。スーパーじゃ直ぐに捨ててしまうプラスチックの容器に
入れて野菜を売っている。店員と話をすることもない。
そしてスーパーで買物する高給取りのインテリ層の買い物客は環境
がどうのこうのと議論する。
こんな市場で買物する貧困層は環境問題なんて意識していないが、
環境に配慮している。
ここじゃ全てが無包装だからプラスチックのゴミ問題なんてない。
この市場は都心にあるのでむんむんと蒸し暑い。
売り子は時々野菜に如雨露で水をかけている。
そうしないと野菜は暑さにやられちゃう。

2011/5/16

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市場の食べ物屋

市場には大勢の人が働き、大勢の人が集まってくる。
人が集まれば食い物商売が可能だ。
市場の中にこんな食い物屋がある。
俺の常識では食い物屋というのはこのようにテーブルと椅子ある
いは畳・茣蓙に卓袱台があるものだ。
食器を置く台があるのが食い物屋というのが俺の常識なんだ。

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これがタイに行くと台がない食い物屋というのがザラにある。
通路を挟んで片側にはテーブルのある食い物屋がある。
もう一方の側にはテーブルのない食い物屋が並んでいる。
どのおばさんもカノムチンを売っている。
テーブルのない店で飯を食うのはどうも落ち着かない。
日本じゃ駅の立ち食い蕎麦でも丼を置けるカウンターがある。
食器を一時的に置く場所なんてタイ人は気にしないようだ。
昔からこのようなスタイルで商売をしている。

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食べ物って同じ物でも雰囲気で味が変わる。
テーブルのある店でカノムチンを食べることも出来るのだが、カノ
ムチンはテーブルのないこういう場所、こういう雰囲気の中で食べ
る方が美味しいと考えるのかな?
俺はこの食べ方は地面に座って食べているようで嫌なんだがなー。

2011/5/16

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営業後の市場

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市場はタイにはあちこちにある。朝だけやっている市場、昼からや
る市場と機能別に分かれている。
ここは大きな朝市の一部だ。昼過ぎに訪れて見た。
朝はこの辺は青物を扱う店が多く出ている。
誰もいない市場からは朝の喧騒を想像できない。
朝は大勢の買い物客と、客の荷物を運ぶ荷車が行き来する。
今は廃墟をみるようだ。

2011/5/16

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マンゴーを採る

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こんな小さなマンゴーだが、近所に出かけて短時間にこんなに採っ
てきた。市場で売れるような物ではないが、食べるには差し支えな
い。マンゴーなんか何処にでもあるので、誰も採ろうとしない。
でもねぇー、誰かが採って来てすぐに食べられる状態になると、
「美味しそうね、頂戴!」となるから面白い。
無料で採って来たのを知っているから、金を払って買おうなんて思
わない。採って来た人も金を請求しにくい。
安くなったとは言え日本じゃマンゴーは高価だが、タイじゃマンゴ
ーは只だ。食べる人もなく落果するマンゴーも多い。

2011/5/16

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ジャックフルーツの天ぷら

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揚物を売っている屋台があった。
なんだか変わったものがある。何を揚げたのか分からない。
「これなーに?」
「ジャックフルーツよ」
えっ?!果物を天ぷらにするの?
俺は驚いたと同時に好奇心がむくむくとわいた。
これを食ってみよう。
ジャックフルーツの未熟果はスープなどにすると美味しい。
未熟果を天ぷらにしたのだと思った。
食って見ると甘い。
完熟した甘いジャックフルーツを天ぷらにしている!!
日本で言えば桃を天ぷらにしたようなもんだ。
こんなものを天ぷらにするなんて日本人の発想にない。
美味い不味いは別にして発想が面白いので気に入った。
愉快な食い物だ。

2011/5/16

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アイスクリーム屋準備

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村々を売り歩くアイスクリーム屋さんが出動準備をしています。
この店の人々はどんな売り方をしているのかな?
「冷たくて美味しいアイスクリームでーす。」なんて録音したものを
スピーカーで流しながら販売する人もいる。
プカプカとかブーブーと音を流しながら売り歩く人もいる。
子供達は音を聞いて、何を売りに来たのか知る。

2011/5/15

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信号無視

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青い看板の所から赤いテントが下がった店の方に行く横断歩道が
ある。歩行者専用の信号ができた。歩行者はボタンを押して信号
が変わるのを待っていれば安全に横断できるはずだ。
俺はボタンを押して信号が変わるのを待っていた。
信号が変わったから安心して青看板の方から横断を始めた。
すると俺の左側から次々と右折車がやってくる。
危なくて横断なんてできない。
「歩行者用の信号は作ったが、右折車を止める信号と連動してい
ない。あるいは右折車の信号がないのだろう。」そんな風に考え
た。車と車の間を抜けて、横断歩道の真ん中に来た。
すると今度は左折者が次々と来る。
歩行者用信号なんて完全に無視されている。
命からがら横断した。

一体信号機はどうなってんだ。信号機を見に行った。
こっちは歩行者優先と書いてある。

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こっちの方は青信号まで待てと書いてある。

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タイでは歩行者より車の方がエライという考えがある。
交通法規はあるけど、それを守っているのはごく僅かだ。
自分の命は自分で守るのがタイだ。

2011/5/14

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ジャックフルーツの熟度

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ジャックフルーツという大きな果物がある。
熱帯果実を知らない俺は小さな物は未熟果で大きな物は完熟果
だと思っていた。
大きなジャックフルーツを買ったが誰もすぐに食べようとしない。
それは未熟果だとタイ人はわかっていたからだ。

小ぶりのジャックフルーツを持ってきてくれた。
これは完熟しているとのこと。
俺はどうして熟しているのがわかるのか聞いた。
表面の粒々の大きさと密集度で完熟の程度がわかるそうだ。
べとべとした粘液がどうのこうのと言っていたと思う。
俺たちにはわからないが、タイ人はみただけでこのジャックフルー
ツは熟しているかどうかわかるのだ。
うーん!
小さなことだが俺は感心した。

2011/5/14

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カポック

P1180941pct13

道に変なものが落ちている。手にとって見るとふわふわした棉の
ようだ。なんだか感触がいい。棉じゃない。棉はこんな形をしてい
ない。こんなものを見たことがなかったので家人に聞いてみた。
タイ人にしてみれば、こんな物は珍しいものではない。
詰まらぬ物を持ってきたとタイ人は笑う。
こんな知識がいつか何処かで役立つことがあるのを今までの経
験で学んでいる。
笑われても好奇心を満足させる方が俺には大事なんだ。
タイ語でナントカと言ったが覚えられない。枕に使う物だという。

外国で日本人は俺一人。英語は通じない。
通じる言葉はタイ語しかない。
キーワードは枕しかない。

言葉が分からないから頭の中のデータベース掻き回す。
「ひょっとしたらこれはカポックではないか?」と思い当たった。
手持ちの辞書でカポックを探したが小さな辞書にはでていない。
ウエブでカポックを検索してみた。
俺が思った通り、これはカポックだ。
こういう時、雑学のデータベースは役立つ。

この実がなっている木はこんな感じだった。

P1180940pct13

2011/5/13

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近道表示

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ここを右折すると大きな国道にでますという表示だ。
しかしなぁー、タイ文字が読めないと分からないよな。
外国人にもわかるようにローマ字表記が欲しいな。
ここはタイだからタイ文字を覚えろという考え方なのかな?
そのような考え方は時代錯誤だよね。

2011/5/9

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中距離バス発着所

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自動車を持てる階級はまだ少ない。
都心に仕事を持っても通勤手段がない人もいる。
買物、役所の手続きで都心に出なくてはいけない人々がいる。
都心から離れた場所に住む人々が都心に出るにはどうしている
のだろうか?バイクで移動するにはちょっと遠い。
直接俺には関係のないことだから、そんなことは気にしていなかった。

ここにバス停がある。
このバス停は通常のバス停に見られないプラスチックの椅子が
置いてある。マイクを持った男がなにやら叫んでいる。
俺がバス停を見ていたら、マイクを持った男が傍に来て聞いた。
「どちらへ行くのですか?」
「パクトンチャイにいきますか?」地名は忘れたが、適当な地名
を言った。ここから其処へ行くバスが出ているらしい。
プラスチックの椅子はバス待ちの乗客が座る。
行き先別に一列になるようだ。
マイクロバスがやって来てバス待ちの乗客が乗り込み始めた。

需要があるところには供給がある。
タイ語とタイ人の生活を理解すると、不便さを解消する手段が
あることが分かるようになる。
やはり便利な交通手段があるのだ。
多くのタイ人は学ぶという姿勢にかけているので、この町に住む
タイ人でもここから中距離バスがでていることを知らない人が多
い。

2011/5/5

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するめ売り

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チャオプラヤ川に面する綺麗なレストランで涼しい川風に吹かれな
がら食事をしていた。冷たいビールを飲み、川を上下する船を眺め
ながらの食事は楽しい。
観光客を乗せて満艦飾に明かりをつけた船が通る。
カラオケでもやっているのか船から音楽が聞こえてくる。
バンコック都内の騒音はここにはない。
大きな黒い貨物船が通る。
何艘もの艀を繋いだ引船も静かに動いている。
排気ガスと喧騒のバンコックは何処にあるのかと思ってしまう。
水草の塊が流れてくる。

小船がレストランに近づいて来た。
ご夫婦でのし烏賊とするめを売っている。レストランの客に買わな
いかと言うのだ。この点が日本とタイでは違う面白いところだ。
日本のレストランで行商人が店の中に入り、商売をしたらレストラ
ンは商売の邪魔だと言って行商人を追い出す。
タイのレストランでは行商人が店に入り込み宝くじ、ナッツ、キー
ホールダーなど詰まらぬものを売りにくる。
それを店が許している。キーホールダーなど雑貨を売りに来るの
は年寄りが多い。
客はタンブンとして貧しい年寄りの品を買ってあげる。
タイはこうして年寄りの生活を支える社会構造になっている。

川沿いのレストランだから店に近づくには船が一番便利だ。
それでこのご夫婦は船で川沿いのレストランを回っている。
俺たちも買うことにした。
ウエイトレスに金を渡すと、彼女が買って来てくれる。
川には流れがあるから船は流されちゃう。どうやって船を止めて
いたのだろう。小さなコンロでするめを焼いてくれた。
柔らかで美味しいするめだ。

もうこの店では買う客がいない。次の店に向かう準備を始めた。
ご主人は小さな容器で船に溜まった水をかき出していた。
「おいおいやめてくれよ!」この船は浸水しているのだ。
チャオプラヤ川は川幅も広く、水深もあるし流れも早い。
このご夫婦は命がけで商売をしているのだ。思わず苦笑した。
どうぞ何時までもご夫婦仲良くお元気でご活躍ください。
そして新しい船を買ってくださいと願っていた。

2011/5/5

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大きな古い船

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町の真ん中にこんな大きな古い船が飾ってあった。
初めてこの種の船をアユタヤで見た時、俺は感動した。
チーク材なのか船内はピカピカに磨き上げられていた。
山田長政などが乗ったこんな船がチャオプラヤ川を往来していた
のだと往時を思っていた。

現在もこんな船に観光客を乗せてチャオプラヤ川をクルーズしな
がら食事ができてタイの伝統音楽を楽しめる観光船がある。
タイ料理に慣れない観光客を相手にしているので、料理は辛味
を抑えてある。本当のタイの味ではないので料理は美味しくない。
珍しい船に乗ったという感動しかなかった。
本格的タイ料理を楽しみたいという向きにはお薦めできません。

さて町の中にあるこの船なんですが何のためにあるのでしょう。
きっと観光客に昔の船はこうだったと説明するのだろうな。
内部には歴史資料などを飾るのだろう。
そんな想像をして船が展示される日を楽しみにしていた。

一週間ほどしてから船がある場所に行った。
数人の男達が働いていた。
彼等は船のあちこちを剥がし始めた。
チーク材でできた本物の船だと思ったのにこの船は発砲スチロー
ルで作った張りぼてだった。
俺はがっかりした。

2011/4/21

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観葉樹になる

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こんな大型の蔦が生えていた。俺は蔦を見ながら溜息をついた。
タイでは野生の蔦だ。何処にでも生える。
これを日本に持って行くと観葉樹として商品になってしまう。
大型の蔦を見ながら複雑な気持ちになる。

2011/4/21

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カラスウリ

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あんな所にカラスウリがなっている。
真っ赤なカラスウリがなるのは日本では涼しい秋だ。
汗をかく熱帯の日差しの中でカラスウリを見るとなんだか奇妙な気
分になる。暑いけど、これでいいのだろうか?
熱帯のタイに落ちてしまったカラスウリの種は宿命と諦めてここで
花を咲かせて実をつけたのかな?
カラスウリがなるのは涼しい季節と刷り込まれているので、この暑
さの中でカラスウリを見るとなんだか落ち着かないのだ。

2011/4/21

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道路標識でない

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こんな標識が立っていると、俺たちの感覚では道路標識だと思っ
てしまう。この先20キロにある町を示していると思う。
実はホテルがあるというのだ。広告みたいなもんだ。
そのホテルを探している人には便利だが、その他の人には不要だ。
都心に入ると広告と道路標識が混在する。
そのため、道路標識を見落とすと事故につながる。
こんな形式の広告は日本では絶対に許されない。
道路の並木の枝が伸びて道路標識が見にくくなると苦情がでるの
が日本だ。国民性の違いだな。

2011/5/12

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タイで梅干を作る

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チェンマイの山の中には梅があって日本人はそれで梅干を作って
いるようだ。この辺りの市場では梅を見かけない。当然、季節にも
よるだろう。

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梅を塩水につけたものならあちこちにある。
この塩水に水を加えて飲むらしい。梅の柔らかな香りがするのだ
が、酸っぱくて塩っぱいからタイ人には人気がない。
入っている梅を食べるという発想はないようだ。

俺はこの梅に目をつけた。これを乾燥させれば梅干になるので
はないか?さっそく実験してみた。
酸っぱいから蠅も寄ってこない。
塩味は足りないが梅干になった。

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塩味と乾燥の程度を調整すればいい梅干ができそうだとわかっ
た。タイのスーパーでも梅干を見かけることがあるから、こんな梅干
を自分で作る必要もない。
やらなくてもいいこんなつまらないことをやってしまった。
日本でこんなことをやっても意味がない。
同じことをタイでやったことに意義があると思うのだが・・・・・。

2011/5/16

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私設私書箱

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ここに私設私書箱があった。
日本ではエロ本などを通信販売で買いたいのだが、家庭に届いて
家族に見つかってはまずい。
そんな時、この私設私書箱を使う。
誰にも知られずに秘密の文書を受取るなんて場合に好都合だ。
タイの人々はこの私設私書箱をどのような目的で利用するのだろう?
やっぱりお父さんがエロ本を購入するために利用するのかな?
そんな想像をしてにやっと笑ってしまった。

2011/5/14

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落書き

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ここ数年、タイに落書きが急速に増えた。
10年前には落書きなんてほとんど見られなかった。
これだけの落書きをするにはペンキ代もかなりかかるだろう。
落書きできるだけ経済的余裕ができてきた証拠だろう。
俺の観察によると落書きが増え始めた時と太った女が増え始め
た時期が一致する。
以前は食い物がなかったから太った女がいなかった。
今は金があるから食うわ食うわで太り始めた。

日本の落書きとタイの落書きでは大きな違いがある。
落書きは建造物毀損とか言う法律に触れるので、日本の落書き
は短時間に描けるものが多い。
そんな法律はタイにはないのかな?
違法にはならないからだろうか、タイの落書きはゆっくり時間をか
けて描いたものが多い。
こんな彩色した落書きもある。

2011/5/13

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消火栓

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田舎とは言え町の中心部には消火栓がある。
赤く塗られているのは日本と同じだ。
水を使うのだから青でも良さそうだが、赤というのが面白い。
緊急時に使う物だから赤い方がいいのだろうな。

消火栓はあるが、果たしてこの消火栓は緊急時に使えるのだろうか?
ホースがきっちり入るのだろうか?
水はでるのだろうか?
いろいろな物をタイで見ているので、余計な心配をしている。
消火栓のお世話にならないように、火の元には気をつけ、火事を
ださないことが大切だ。

2011/5/13

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蛙の干物

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これは蛙を干物にして油で揚げたものだ。
食用蛙と言われる大きな蛙は食ったことがあるが、こんな蛙は食っ
たことがない。これも美味いらしい。
タイ人が食って美味いというのだから食えるのは間違いない。
食って毒にならないのは確かだ。
でもなー、俺たちにとって蛙は食い物じゃないんだよ。
いくら美味いといわれても、食うには勇気がいるんだ。
高い所から飛び降りるような勇気が蛙を食べるには必要なんだ。
食べてみますか?
食べてみたいですか?
食糧危機になれば誰でも蛙を食べるけど、飽食の時代じゃ蛙を食
べる日本人はいない。

2011/5/13

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水道メーター

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バンコックの知人の家、その近所の家の水道メーターはコンクリート
で固められている。そうしないとメーターを盗まれるそうだ。
金属泥棒がタイにもいるのだ。
リサイクルは日本よりもシステムが整っているので何でも売れる。
「ふーん、そんなもんかねー」
半分呆れ、半分信じ難い気持ちで話を聞いていた。

田舎の村の水道メーターを見たら、コンクリートで固めたものはない。
地域によって金属泥棒が狙う物は違うのかな?
田舎では金属は安いから狙う価値がないのかな?

2011/5/9

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変圧器

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電柱を見上げると変圧器があった。日本の変圧器は電柱にしがみ
つくように設置されている。
タイの電柱にある変圧器はこんな場所にこんな形で設置されている。
専門外のことだから、どっちがいいとも悪いとも言えない。
俺としては町の風景の違いとして見ている。

2011/5/8

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タイのリサイクル業

P1180669pct13

タイではリサイクルが盛んに行われている。日本のリサイクル業で
は空瓶、アルミ缶、鉄くずなどの他に衣類、日用家具、家電、IT関
連商品などまだ使えるが、使わなくなった商品をリサイクルしている。

タイのリサイクル業は空瓶、空缶、屑鉄などを主に取扱っている。
衣類などをリサイクルしていた業者がいたが、一年ほどで撤退した。
俺の観察によると、その業者は環境問題に関心を寄せる金持ちの
ボンボン、お嬢様がやっていた。
日本などでこのようなリサイクル業者を見て、タイでもやれると思っ
たのだろう。売っていた商品も良いものだったが、高価でとても庶
民が手を出せる値段ではなかった。
「これがこのお値段ですから、お安いですよ」とお嬢様はのたまわ
っておられた。店のデザインもよかったが、この商売は長続きしな
いと思った。
ナイトバザールや露店で安く売られている衣類は韓国などから輸
入した中古衣料が混じっている。
そんなことをボンボンやお嬢様は知らなかったのかな?

庶民がやっているリサイクルは空き瓶、空缶などのリサイクルだ。
日本でその昔、屑屋と言われた商売だ。
扱う商品は、空瓶、空缶、アルミ缶、屑鉄、ペットボトル、紙などだ。
アルミ製品の買取値段は日本と同等あるいは日本より高く買い取
っていた。このようなリサイクル業者があっちこっちにある。
売り手は少しでも高く買い取ってくれる業者に持ち込んでいる。

日本の屑屋は零細業者だったが、今は金属回収業となって大型
の機械を設置する立派な企業になっている。集めたアルミ缶などは
機械で固めて大きな塊にしている。
そのような機械を持つリサイクル業者はタイにはまだない。

タイのリサイクル業者を見ていて感じた。
恐らくタイでも彼等はゴミ拾い、ゴミ集めと蔑まされていただろう。
時代が変わり、リサイクルの必要性が高まった。
彼等が脚光を浴びる時代になった。

中国ではパソコン、携帯などの機器を集めてその中に含まれて
いる金その他の希少金属を回収するリサイクル業がある。
俺が見た範囲ではそのような回収業者はタイにはまだない。
日本と違ってパソコンなどを持つ家庭は少ないから、採算が合わ
ないのだろう。しかし携帯電話の普及が進んでいるので、やがて
希少金属を回収する業者が生まれるはずだ。

2011/5/8

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大きな木の実

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お寺の境内にこんな大きな木の実がなっていた。
ザボンほどの大きさだ。食べられるのかな?
右にあるのがこの木の花だ。
いかにも繁殖力が強そうな木の実だ。
こんなものがどんどん繁殖したら、他の植物は生きていけない。
自然界は旨くできていて、このような木の実は条件が整わないと育たない
ようになっている。
こうしてバランスをとり、全ての生物が共存できる環境を作っている。
こっちがこの木の実の親となる木だ。

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2011/5/5

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バンコックの喫煙所

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禁煙運動が盛んになりバンコックの町でタバコを吸っているのを見
つかると2000バーツの罰金らしい。
タイ人の平均収入からするとかなり高額な罰金だ。
愛煙家にはつらい。バスターミナルにタバコを吸える場所があった。
ここでタバコを吸う分には罰金を取られない。
場所が悪いのかな?
あまりここでタバコを吸う人がいない。

2011/5/5

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串揚げ屋

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ソーセイジや魚の練り製品を串に刺して、客の注文を受けると揚げ
てくれる店が多い。店と言うより行商人が多い。
これが人気があり、よく売れている。
見かけは立派なソーセイジだが、ぐしゃぐしゃで弾力がない。
魚の練り製品も同じで不味い。
美味しいソーセイジや練り製品を知らないタイ人はソーセイジとは
こんなものと思っている。いつもこんな不味いものをタイ人はよく食
べるなと感心しながら見ている。
同じような値段でもっと美味しい物があるんだがなー。
このように交通量の多い場所に半固定で店を出している人もいる。
バイクで村々を売り歩く行商人もいる。
村に行商人が入ると子供達が駆け寄る。
お小遣いがなくて買えない子供でも、見ているだけでたのしいのだ
ろう。その気持ち、わかるな。

2011/5/13

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2011年5月29日 (日)

トースト売り

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このおばさんは竹串で炭火の上に乗せた食パンを器用にひっくり
返す。そして狐色に食パンを焼き上げる。
焼き上げた食パンに砂糖を塗って売っている。
甘い食パンに興味はなかったが、おばさんの手さばきが気に入った。

2011/5/18

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サイコロ専門店

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サイコロを専門に売っている店を何軒か見かけた。
賭博はご法度の国だ。
チンチロリンに使うような器もある。
竹の笊のようなものもある。
これをどう使うのか知らないが賭け事、遊びに使うのに間違い
はない。需要があるから、これだけいろいろなサイコロを取り揃
えて客を待っている。

サイコロ以外の物も売っているが、これだけの店構えだからサ
イコロも安値じゃ売れない。

2011/5/16

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砂糖黍を運搬

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この国の重要な産業に製糖がある。砂糖の原料になる砂糖黍を
満載したトラックが走り回っている。
たいていは二両連結のトラックで運搬している。
どのトラックもこれ以上は無理だというくらい砂糖黍を積んでいる。
この小さなトラックは4トン車かな?こんな小さなトラックで砂糖黍
を運ぶのは珍しい。思わずカメラを向けてしまった。
いったい、このトラックに積んだ砂糖黍の重量は何トンだろう。
過積載になっていると思うな。
国道のあちこちに台貫所があるのは過積載の取締りのためかな?
それとも何トン運んだか証明するためのものなのかな?

2011/5/13

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コオロギの鳴き声

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ジーっと言う連続音がさっきから聞こえる。水道水が小さな穴から
勢いよく吹き出している音に似ている。
事故につながるといけない。心配になり音の原因を聞いた。
「ああ、それコオロギよ」平然と答える。
チロチロだかチンチロリンと鳴く日本のコオロギと鳴き方が違う。
昆虫をタイでは食べる。昆虫を専門に扱う店もある。
「このコオロギは食べられるの?」
「食べられるわよ」
俺はコオロギを食べる習慣をもたないが、この鳴き声のコオロギ
が食べられるかどうかに興味をもった。
普通の日本人はこのコオロギが食べられるかどうか興味をもた
ないというよりコオロギを食べ物とは考えない。

2011/5/2

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Amazing Thailand

タイ政府は観光を重要な産業と見て、観光に力を入れている。
そのキャッチフレーズがAmazing Thailandだ。
良い意味でも悪い意味でも確かにタイと言う国はAmazingだ。
日本語では「驚き、びっくりのタイ」と言う意味になるのかな?

観光バスが走っていた。最近は中国人観光客が多いので漢字が
書かれた観光バスをよく見る。
「神奇泰国」と書いたバスが走っていた。
ああ、これはAmazing Thailandを漢字訳したのだ。
じつに上手な翻訳だと感心した。

2011/4/20

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代書屋

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役所の前にある代書屋だ。
日本じゃ代書屋というのはちゃんと事務所を構えているから、これ
が代書屋だなんて想像できないだろう。日本で代書屋を開くには
行政書士の資格が必要なのかな?
文字が書ければタイでは代書屋を開業できるようだ。
文盲の人が多いから、代書屋という商売もタイでは成り立つ。
代書屋にやって来る客も例えば運転免許書の書換と言った同じ
目的で役所に来る。
よほど特殊な事情がある人以外は同じ書類に名前と日付だけを
記入すれば済んでしまう。
その他に書き加えることもパターンが決まっている。
同じ書類を10人に書けば、後はルーティンワークだ。
決まり切ったことを、決まり切ったように書いていけばよい。
タイではこんな看板さえだしておけば、事務所なんて構える必
要はない。客が来たら木陰のテーブルで書類を作ってあげれ
ばいい。
これが代書屋だなんて思えないところが面白いね。

2011/5/15

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歩道の露店

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田舎町だからまだこんな歩道の露店が許されている。
歩道に立って露店を見るとこんな感じになっている。
交通の邪魔になるから段々このような露店は廃止される傾向に
ある。歩道での営業を禁止された露店は何処へ行けばいいのだ?
彼等の生活をどう補償するのだ?問題は大きい。

旅人としてはタイらしい風情として残しておいて貰いたい。
土産物、あらゆる食品、衣類、工具なんでも露店で買えるので便
利で見ていて楽しい。店が商品を歩道に並べる、反対側から露
店が店を広げるので歩ける幅が狭くなる。
歩きずらいので露店は迷惑と感じることもある。
個人的にはむーっとした暑さの中のこのごたごたした雰囲気が
好きだ。

P1180743pct13

道路の反対側から露店を見るとこんな感じだ。
露店の傘の為に、本物の店で何を売っているのか道路の反対
側からは分からない。

2011/5/17

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田舎道を行く

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整備された国道は何処にだしても恥ずかしくない道路だ。
道は綺麗に整備されているが、走っている車は旧型で爆音を立て
ている。そして道端にはゴミが散らかっている。

そんな国道から外れた田舎の道は静かだ。
道路は舗装されていてもあちこちにひび割れがあったり、穴があ
いている。
池に近いこの道は大雨になると冠水する。
国道と違って静かなのがいい。所々に店がある。
こんな道を日本人が通ると、店の人が珍しげに俺を見る。

2011/5/11

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市場の電気メーター

P1180977pct13

この市場は朝から昼までしかやっていない。
午後の市場はがらんとしている。
市場の天井から電気メーターがぶら下がっている。
日本の法律ではこんな電気工事は絶対に許されない。
ここではこんな工事でも許されてしまう。
これで感電事故、漏電などが起こらなければいいがと心配しちゃう。

2011/5/13

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昆虫を食う

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食文化は面白いと俺は見ている。
タイ人は虫を食う下等な人種だなんて思う人もいる。
あるいは虫まで食わなくてはいけない貧困な民族がタイ人だと思
う人がいる。
「あそこは貧しくて虫まで食べているんだよ。でも綺麗な所だよ」
なんて俺に教えてくれた米国人がいた。彼も完全に誤解している。
虫は食品とタイ人は考えているのだ。昆虫食はタイの食文化なん
だ。これだけの種類の昆虫をこれだけ捕まえて、調理して並べる
には労力がいる。
その労力、捕まえる時間がないから、金をだして昆虫を買って食
べる人がいる。
昆虫食はタイの食文化と認めている俺なんだが、いざ昆虫を出
されると遠慮しちゃう。俺が生まれ育った場所の食文化では昆
虫を食べ物と認めていないからだ。
味見はするのだが、「気持ち悪い」という気持ちが先になっちゃ
うのだ。

2011/5/13

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小学校の串カツ

小学校の裏に店がある。子供用の駄菓子、タイラーメン、飲み物
などを売っている。店は一軒しかないから子供で繁盛している。
この店で朝食をとる子供もいるようだ。
俺が小学校の時は学校の先生に「買い食いはいけません」と言
われたものだ。タイの食文化では自分の家で食事を作らず、買っ
てきたものですませることが多い。
そのため、学校の先生は「買い食いはいけません」と言わない。
だって先生も買い食いをしているんですから、子供にそんなこと
言えない。

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今日はどんなものがあるかな?店を覗いたら串カツがあった。
串カツを買ったこどもがタレをつけて美味しそうに食っていた。
それを見た俺も試してみることにした。
揚げてから時間がたった串カツだからもう冷めている。
子供と同じタレをつけて食って見た。
甘いタレだった。子供用だから普通より甘くしてあるのかもしれない。
大人の味じゃないけど、愉快な体験でした。

2011/5/10

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タイのクレーン

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タイで使われているクレーンだ。日本のクレーンと違ってやじろべ
え式のクレーンが目だった。

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日本で見られるクレーンもある。日本の中古品を輸入したのかな?
物を吊り上げるだけなら俺は心配しない。

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物と一緒に人も吊り上げている。
効率を優先して安全をおろそかにしているのではないかな。
しかしなぁー、俺はタイの仕事を見ていて効率的にやっているよう
に思えない時の方が多い。
あれは単に横着をしているだけじゃないかな?
安全を優先してもらいたい。

2011/5/17

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唯我独尊

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花祭りで見る日本のお釈迦様はいかにも仏様、信仰の対象という
感じだ。赤ん坊のくせに悟りきった顔をしている。
日本のお釈迦様の前ではなんだか緊張を要求されるような圧迫
感を感じる。
それに対してこのお釈迦様は赤ん坊のような可愛い顔をしている。
顔つきだけでなく、体つきも赤ちゃんだ。
こっちの方が生まれた時のお釈迦様の姿を表しているような気がする。

2011/5/4

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やよい軒のカツ丼

先日は「すかいらーく」で笑っちゃうカツ丼を食った。
安いから仕方がないとも思うが、安いとは言え、他の料理の倍近
い値段だ。決して安いとは言えない。
タイ人の好みに合わせた味だろうから、日本人好みの味になって
いないはずだと理解していた。
それにしても俺の期待していた味とはほど遠い。

今日は何を食おうか?そうだここにやよい軒ある。カツ丼を食って
みよう。やよい軒に行った。ウエイトレスは前掛けなのか着物なの
かわからない奇妙な制服を着ている。
同じカツ丼なのに、タイ語訳はやよい軒とすかいらーくでは違う。
店に入ったのが昼食時間をはずれた三時ごろだったが、注文して
カツ丼がくるまで15分もかかったおかげで料理がくるまでいろい
ろ観察できた。

日本資本の料理屋だが、客も従業員もタイ人だからタイの習慣が
そのまま入っている。日本にある店でカツ丼を注文したら、ウエイ
トレスはさっさと注文を厨房に届けて終わりだ。
飯を食う時はなにか飲み物を注文するのがタイでは普通だ。
料理の注文をうけたら「お飲物は何にしますか?」と聞いてくる。
お飲み物と言ってもアルコール類ではなく、通常は水かソフトドリン
クだ。ビールを注文することもある。
カツ丼にペプシなんて組合せは日本ではあまりやらない。
「いらない」とつい日本の習慣通りに言う。
するとコップに冷たい水を入れて持ってきた。日本の「お冷」の習慣
だな。驚いたことにコップの下には紙のコースターがある。
コースターを使う店なんてタイでは滅多にない。

日本人にとってうどん、そば、丼物は個人の食べ物で食べたい人
が注文して、注文した人が食べる。
他の人は他人が注文した丼物に手を出さない。

タイ人のカップルを観察した。彼等はうどんとたこ焼きとなにか料
理を一品注文していた。
注文した料理はみんなで食べるのがタイ人の食べ方だ。
うどんも当然二人で仲良く食べる。日本の習慣に従って一人で
丼を持ち上げて、丼に口をつけて食ってしまったなら相手は驚く。
うどんを受け皿にとって箸で食べている。彼等が考える上品な食
べ方だ。うどんの汁はスプーンで丼からすくって飲む。
たこ焼きだってタイでは高級な和食なんだ。お祭や夜店で歩きな
がら食べるB級グルメじゃないんだぞ!
デート中のカップルにふさわしい高級料理だ。

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タイ人カップルを観察しているとカツ丼がやっときた。
豆腐ワカメの味噌汁は合格点をあげられる日本の味だった。
いつも屋台や普通の料理店などでプラスチックの皿や器に盛られ
た料理を食べていると瀬戸物の丼がやけに重く感じられる。
カツ丼を食うのになんでこんなスプーンが必要なんだよ!!
ここはタイにある店なんだから、タイ人が必要と感じるものをだし
ているんだ。日本じゃ資源の節約と言って割り箸を廃止する店が
増えているのに、タイでは逆に使い捨ての箸が増えている。
カツは1センチ厚のパン粉がついたトンカツだった。「すかいらーく」
の物とは大違いだ。もちろん値段も大違いだが・・・・・・。
味はやっぱりタイ人好みの甘い味だ。まあましな味だと我慢しな
がら食う。
食い終わるとウエイトレスがにっこり笑いながらやって来た。
「美味しいでしょ?」俺は返事に困った。けっして美味しい味では
ない。そうかと言って不味いと言ったらご機嫌を損ねる。
「ギンダイ(食べられるよ)」と答えた。
同僚のウエイトレスの所に行き、
「あの人、ギンダイって言ってたわ」と笑っていた。

2011/5/4

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酔っ払い運転禁止

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これは酔っ払い運転禁止のポスターだ。
自動車に瓶を載せてはいけないという意味ではないことは分かる
よね。
単純な絵だが直感的に意味がわかるいいポスターだと思った。

2011/5/9

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タンブン

今日はタンブンをやると言われていた。俺も出席すると思われて
いる。と言うより当然出席するものと思われている。
無言の圧力を感じ、出かけるわけにはいかない。

タンブンと言うのは功徳、喜捨、施餓鬼などなどが入り混じった
仏教儀式だ。
場所は日本で言えば村の鎮守の神様が祀られているところだ。
鎮守の神様というのはバラモン教の神様なんだ。
そこへお寺の坊さんが来てタンブンをやる。
大国主命を祀った神社に清水寺の坊さんが来て般若心経を唱え
るようなもので、俺には奇妙な気がするのだがタイ人には何の不
都合もない。

まずはタンブンをやる場所の清掃から始まる。

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料理を置く台、食器も用意された。

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お坊さんがご臨席される場所も整えられた。茣蓙も食器も全て寺
に備えられている。

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女達は料理を作る。

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子供もお手伝いをする。

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お坊さんが到着した。

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坊さんは9人ほど来ると聞いていた。九人の坊さんが来るとなる
と大きな儀式になりそうだと思っていた。男は一生に一度は僧に
ならなくては一人前とみなされない。実際に来た坊さんは学校の
休みを利用して小坊主になった小学生だ。
なんだよ!近所の悪餓鬼坊主かよ!
普段は悪餓鬼なんだが、僧衣を着ていれば尊敬しなくてはいけ
ない。子供も普段は悪餓鬼なのだが、僧の姿になると悪戯はで
きない。また、どんな大人でも僧の姿になった悪餓鬼に敬意を払
う。

僧衣を着た悪餓鬼も朝になるとアルミの鉢を持って托鉢のため
家々を回る。そしてその日の糧の食べ物を貰う。
在家の者にとっては僧に食べ物を差し上げるのだが、僧は乞食だ
が物乞いはしない。捨てられた物を拾って生きるのが僧の道だ。
在家の者は差し上げているのだが、僧は捨てられた物を拾ってい
ると考えるから食べ物を貰っても礼は言わない。
その代わり、経を唱えて食べ物を捨てた人の良き来世を祈る。
ひとたび僧衣をまとうと食い物を貰った悪餓鬼も腹が空いている
にも関わらず礼を言わず、いっちょまえに背筋を伸ばして経文を
唱える。近所の大人は有り難そうに頭を下げている。
建前上は捨てられた食い物を拾っているのだが、食べ物を差し
出すと僧は「ここにいれろ」と無言で鉢の蓋をとるところが面白い。

式が始まると着飾った人々が集まる。日本人はこの姿を見ても
普段着だと思うだろう。これを見て、よそ行きの服を着ていると感じ
るようになるには時間がかかる。

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式場の周囲を白い糸で囲み、ここが聖域であることを示している。
有り難い読経が始まった。

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読経が終わりお坊さんに食事を食べて戴く。
お坊さんが残された食事は有り難い、縁起のよい食事だ。
沢山の食事を用意してある。僧衣を着ていても悪餓鬼の小坊主
はやはり子供だから、子供の好きな料理や菓子も用意してある。
「子供は甘いものやお菓子が好きだから」と言いながら菓子類や
甘い飲み物を用意していた。
俺はタンブンに出席する子供達のための菓子だと思っていた。
悪餓鬼小坊主に差し上げるための菓子だなんて俺は想像して
いなかった。近所の子供より悪餓鬼でも小坊主を大切にするの
が面白い。
手渡しで料理を僧の席まで運ぶ。

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うやうやしく礼をして僧に料理を差し出す。沢山の料理が僧の前
に並べられた。

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食事が済むと僧をお寺にお送りする。

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僧が帰った後で我々の食事となる。
どういうわけか食事の時間になると式に出ていた人数より多くの人
が集まっている。なにしろ食べきれないほどの料理を作ったので、
料理を袋に詰めて持ち帰る人もいる。

食べ終わった食器は子供達が洗う。
屋台の洗い場と同じで一段目で汚れを落とし、二段目がすすぎだ。
それも流水は使わないから洗剤が残っている。
水切りをすれば食器は簡単に乾燥するので、借りてきたお寺に戻
せばいい。

このような備品は全て寺にあると言っても、その全てが村人の寄進
によって購入したものだ。
テントの一部が破れていたのかな?よく覚えていない。
買えばちょっと高い品物だった。
「こんどこれを取り替えなくちゃいけないな」
「そうだなー。でも・・・・・」
「うーん、・・・・・」
金の出所がないし、寄付を集めるのも大変だし・・・・。
二人の男は頭をかかえていた。

タンブンの風習を見るのは面白かったが、無理矢理つきあわさ
れたので疲れた。ヌチャナートは
「今日はタンブンをやってよかったわ」と晴れ晴れとした顔をして
いた。男達は酒を飲み大音量で音楽をかけていた。
それでも俺がいると遠慮して音量をさげているのだ。
タンブンが終わったので俺は町に出かけることにした。
俺が村から出て行くのを知った男達は「わーっ!」と喜び更に音
量をあげた。

2011/5/1

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市場の風景

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俺は市場の雑踏が好きだ。ここに来るとタイのなまの生活を感じら
れる。何を食っているのか、何が生活に必要なのかわかる。
どうやって食うのか、原料がなにかわからない食い物がある。
俺たちが食い物と考えていない食い物がある。
「これってなぁーに?」「これ、何に使うの?」と言った、日本にはない
品物がある。ココナッツの実を削る道具なんて日本人には必要が
ないが、タイ人には便利な道具だ。
野菜だって日本にないものがある。
そんなものを買って来て、料理を作って貰うのも楽しみだ。
肉だって冷蔵無しに売られているから鮮度が心配になるけど、
タイの生活ではこれで大丈夫なんだ。その日買った物はその日の
中に食ってしまうか調理する。
翌日はまた市場に出かけて買物をするから、常温で売られている
肉でも心配はいらない。

2011/4/29

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野鳥を食う

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朝市で小鳥を売っていた。ウズラかと思ったが、ちょっと種類が違
う。緑色の足に特徴がある小鳥だ。ノックガイナーと言う鳥だそう
だ。これを焼いて食うのかと思ったが、これも煮込むようだった。
できあがったものを見ると、白くて長い物がある。
「もしかしてこの長い物はあのネズミの尻尾ではないか?」
俺は食べるのを躊躇った。
白くて長い物を見つめているのにヌチャナートは気づいた。
「なんでもないわよ。腸よ。」こともなげに言うが、俺はネズミの尻
尾だと思った。

小鳥もぶつ切りにして煮込んだようだ。
肉はほんの少ししかない。ちょっと食べると小骨がある。
若い頃なら小骨をむしゃむしゃ食ったが最近は駄目だ。
ネズミの尻尾と勘違いしたのと、小骨の多さにねを上げた。

2011/4/23

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二期作、三期作

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タイでは米を一年に二回ないし三回取れる。
そんなに作って、売ることができるのか心配だが、ちゃんと売れる
らしい。売れるから作る。作れば売れるので作るのだろう。
もう黄色く色づいた田圃の隣は青々とした稲が植わっている。
日本の場合、黄金色になった稲を見ると秋の訪れを感じる。
黄色と緑の稲を同時に見るとなんだか違和感を感じる。

2011/4/20

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携帯修理屋

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十年一昔と言うけど、昔はテレビなどの修理屋があった。
今も何処かでテレビの修理をやっているのだろうが、最近目立つ
のは携帯電話の修理屋だ。
携帯電話は子供でも持つようになったので、携帯電話の台数は
テレビよりはるかに多い。
数が多いということはそれだけ修理の件数も多いということだ。

一般的にタイの製品は値段が安いが壊れやすい。
携帯電話も同じなのか?
これも一般的な話だが、タイの人々は取扱が乱暴なのだ。
ああ、そんなことをしたら壊れちゃうと思うようなことをよくやる。
例えば自動車のギヤはサードに入れたままで発進する。
ギヤ変換の手間を嫌がるのだ。
濡れた手で携帯を操作するなんてことをしているのではないか?

暑いので汗をかく。汗が携帯の中に浸みこんだということも考え
られる。そう言えば、携帯電話のケースを使わないな。
裸のまま携帯をポケットにいれるから、汗でやられるのかな?
携帯電話の修理屋を訪れる客が多い。
なんでそんなに簡単に壊れるのか不思議だが、携帯電話の修理
屋は繁盛し何軒もある。

2011/5/14

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ピーを敬う

仏教国家だとタイは思われている。寺や僧を大切にするのが
タイ人だ。僧も毎朝、家々を回り在家の人々の安泰を願っている。
このような習慣があるから外部から見ると仏教一辺倒のように見
える。

本当のタイ人の心は仏教ではなくて自然宗教にあるのではない
かと思える。山、海、川、大木・・・・あらゆる物に神様がいらっしゃ
ると考えている。日本で言う八百万の神を信じる方が仏教を信じ
るより強い気がする。
そのような土着の神々をピーと言っている。
お化け、妖怪の類もピーに入る。人々はピーを恐れると共に敬
っている。

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この大木も信心の対象になっている。
大木には色とりどりの布をまきつけることがよく行われている。

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何の目的かわからないが整地をした。
お線香が赤い土の上に刺さっている。静かに寝ていた土地の
ピーを眠りから覚ましてしまったので悪さをしないようにお線香を
手向けたのかもしれない。

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村では僧侶を呼んでタンブンという儀式をやっている。
タンブンは仏教の形式に則って粛々と行われていく。
仏教行事のタンブンが行われている時、タンブンが行われてい
る場所のすぐ近くの別の所にピーに捧げるお供えがそなえられ
ていた。
お供えはバナナの葉を器に見立ててその上に乗せている。
こう見てくるとタイ人の日常生活は仏教よりもピーに支配されてい
るような気がする。

2011/5/16

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タイで見た消防車

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こんな消防車が並んでいた。いちおう梯子車もある。
田舎町だから高層ビルはないので、この程度の梯子車で間に合う
と思う。日本の消防は出火場所を消し止めるようにする。
火事場を見に行った時に感じたのは、タイの消防は出火した家は
燃えるままにしておいて、延焼しないようにする江戸火消しの考え
に似ているなと思った。

乾季になると火事が多い。タバコの投げ捨てが多いからな。
山火事を乾季にはよく見る。

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一部破損しているがこんな船も用意されていた。
洪水対策だろうな。
昨年はあちこちで洪水があったようだ。

2011/5/12

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カンボジア・ラオス・ビルマ

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カンボジア、ラオス、ビルマの国旗が描かれていた。
国旗の下には国名が書かれている。

タイ東北部の方言かもしれないが、カンボジアのことをケメーンと
呼ぶことが多い。カンボジア国旗の下にはカンプチャと書かれて
いたので、何だか不思議に感じた。

ラオス国旗の下はラーオとなっている。これは違和感を感じなか
った。

ビルマつまり現在のミャンマー国旗の下はパマーと古い呼び名
のままだった。ミャンマーと呼ぶこともあるが、庶民はパマーと呼
ぶことの方が多いようだ。
同じ国なのに違った呼び方をするのが面白い。

2011/5/9

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鴨のせご飯 カオナーペット

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白いタイ米のご飯に鴨肉を乗せて甘いたれをかけたものだ。
どうも甘いご飯というのは苦手なんだ。
黒くてカラメル臭があるソースもうまいソースなのだが、あまり好き
になれない。ナンプラに唐辛子を加えたソースをかけて食べる。
こうするとこの飯も食える。食いたくて注文した料理ではない。
味の探検の為に注文したのだ。物好きだからこんなことをやる。
旨い、不味いは俺には関係ない。
「おお、こんな味か!」と感激したり、がっかりすることを楽しんで
いる。

日本に居る時は毎日、タイ料理を日本米で食っている。
この味が普通の味のような気がしている。
タイ料理をタイ米で食うと、粘りがないので物足りない。
このタイ米の味に慣れちゃうと、日本の米はまずいと感じるよう
になるのかな?

2011/4/30

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夜の国道

夜、タイの国道を一人歩きするのは危険だと言われている。
後ろからバイクが近づいて鞄などをひったくる。
頭をぶん殴る強盗もよく出るらしい。
そんな話を毎回聞かされる。
危険だから誰も夜の国道を歩こうとしない。

夜の国道を一人で歩いていた。
国道を逆走してくるバイクもいるから前方から近づくバイク、後ろ
から近づくバイクに注意していた。
前方のバイクはヘッドライトがなくとも黒い影で分かる。
後方のバイクは音で近づいてくるのを判断するしかない。
時々は振り返って見る。
俺を狙っている奴は振り返ると気づかれたかと思うはずだ。
そうして注意しながら夜の国道を歩いていた。
すると後ろからバイクが俺を追い越した。
俺はそのバイクの音に気づかなかった。
どうして気づかなかったのか?

国道を走る車の多くは古い物が多いので爆音を立てて走る。
自動車の爆音にバイクの小さな音はかき消されていたのだ。

2011/5/4

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2011年5月28日 (土)

国道風景

田舎を走る国道はこんな感じの道路が多い。
道路は周囲より高い場所を走っている。道路の脇は堀になってお
り道路に落ちた雨を受け止める。
中央分離帯の反対側も同じ構造になっている。
朝はこの国道を仕事に向かう人々のバイクが列を作って走る。

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歩いてこの国道を渡るのは命がけと言っても大げさではない。
自動車は歩行者のことなんて意に介さない。
跳ねられて死んでも補償は僅かだ。
運転手は命なんて安いもんだから歩行者は運転の邪魔だと思っ
ているのか?そんなことはないと思うが、歩行者が自動車に気を
使ってあげなくてはいけない。

中央分離帯に着くと一安心だが、あんまり安心できない。
酔っ払い運転、酒気帯び運転なんてザラにある。
麻薬ヤーバーを使っている運転手もいる。
そんなのが中央分離帯に乗り上げてくる恐れがある。

路側帯をバイクが逆走するのは普通だ。
法的に許されているのかどうか知らない。
バイクだけでない自動車が逆走するのも見たことがある。

2011/5/12

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露天商

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いかにもタイらしくて好きな光景だ。真っ赤な唐辛子がタイの食生
活を象徴している。これがなかったならタイ料理は作れない。
品選びをする客の姿も日本の主婦の姿と同じだ。
生き生きとしたタイの生活が露店にある。

携帯電話が普及していまや携帯電話はエリートビジネスマンだけ
の物ではない。小学生まで持つ時代になっている。
何を話しているのかわからないが、露店の女も携帯電話で話をし
ている。

暑い太陽の下での商売だ。バイタリティーがなかったならやってい
けない。

2011/4/29

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蜂蜜売り

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養蜂家なのか、森から蜂蜜をとってきたのかこんな蜂蜜を売っていた。
この蜂蜜は本物らしい。
瓶詰めになっている蜂蜜は砂糖水が加わっていることがあるそうだ。
それにしても大きな蜂の巣だな。
ウチでは蜂蜜を料理に使うことはない。
タイ料理の中でも蜂蜜を使った菓子などがあると思う。
庶民には蜂蜜は高価で使いきれないと思うな。
体が弱った病人に蜂蜜を飲ませるのかな?
蜂蜜の用途がわからないが、時々、蜂蜜売りを市場や路上で見かける。

2011/4/23

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ホワイトファーム

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日本語が書いてあったので買っただけです。
中身は粉乳を錠剤にしたもので、どうということのない味でした。
日本へ輸出を目論んで日本語を書いているとは思えない。
外国語が書いてあると格好いいと感じる日本人と同じで日本語が
書いてあると格好いい高級品と思
えるのかな?

2011/5/14

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携帯は危険

時々、空が明るくなる。遠くに雷が出ているようだ。
もうすぐ改造トラックのバスを降りる。雨が降るなんて予想していな
かった。バスの屋根が激しい音を立てた。
「なんだ?」
「雨ですよ」
傘なんて持っていても役立たない激しい降り方だ。
風も強く、あちこちに落雷している中でバスを降りた。
バス停までバイクが迎えに来るように頼んでおいた。
暗くなるとこの辺りは犯罪が多いらしい。
誰に聞いても夜は危険だと言う。
バスを降りる前に防犯用に点滅LEDライトをつけた。

この雨ではバイクで走るのは危険だ。何しろ前が見えない。
コンビニに入り小さな買い物をした。
買い物客の一人から「携帯がどうのこうの」と注意された。
雨が小降りになったので、迎えの男が「そろそろ行きますか?」と
言う。この雨の中を走るのかよ?!覚悟を決めた。
バイクの座席を持ち上げ、携帯を座席下のポケットに入れるか聞
かれた。携帯が濡れて壊れるのを心配しているのかと思った。
電源が入った携帯は鞄の中にしまってあるから、濡れても被害は
でないはずだ。

以前に聞いていたが忘れていた。
雷の時に携帯を使っていると、携帯に落雷するらしい。
そのような事故がタイではよく起きているらしい。
雨も激しいが雷も日本の比ではない。

なぜ短時間に二人が携帯がどうのこうのというのか理由が分か
った。携帯を使っていて俺に落雷すれば俺は死ぬ。
それだけなら構わないが、俺に落雷すれば周囲の人も怪我をす
る。周囲に迷惑をかけないためにも、雷の時は携帯の電源を切
らなくてはいけない。
これはタイの常識だが、経験がないから日本人には想像がつかない。

2011/4/28

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キラキラ光る仏塔

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国道に面して立っている昼間はどうということのない田舎の寺の
仏塔だ。夜になると国道を走る車のヘッドライトやテールライトの光
を受けてキラキラと輝く。
ヘッドライトに照らされて仏塔の形が薄ぼんやり見える。
輝く光は車の動きに従って変化する。
光が消えたと思うと次の自動車のヘッドライトに照らされて輝く。
その光は幻想的で何時まで見ても飽きがこない。

2011/5/18

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ペプシを飲む

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日本でもラッパ飲みは下品、お行儀の悪い飲み方とされている。
俺が思うに、タイ人はラッパ飲みなんて下品というより恥ずかしい
行為と考えているようだ。コンビニでペットボトルの水を買うと必ず
ストローをくれる。ペットボトルの蓋を開けてストローで水を飲む。
まだ水が残っている場合はストローの端を折ってペットボトルの中
に押し込む。次に水を飲む時は折ったストローを指で取り出して、
ストローを真直ぐ伸ばして水を飲む。
俺には面倒なのだが、そうやらないと「下品、常識外れ」の札を貼
られる。

コップに入れた水もストローで飲むようだな。
ヌチャナートと二人で店に入りペプシを注文した。
学校が休みなので小学生の女の子が店を手伝っていた。
冷たいペプシ、氷の入ったプラスチックのコップを持ってきた。
女の子は恥ずかしそうに言った。
「ストローが一本しかないんですけど・・・・・・」
持ってきたコップには取っ手がついている。
俺たちの常識じゃコップを持って飲めばいいじゃないかとなる。
それがタイの常識では取っ手があってもストローでぺピシを飲む
のが正しい飲み方となる。
こんな簡単なことでも、観察していると面白い発見がある。

2011/5/11

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乳がんの仏陀

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木製の仏像が何体も展示されていた。売り物にしては大きすぎる
仏像もある。仏像展のようでもある。どれも美しい仏像だった。
その中に右のオッパイが黒い仏像があった。
作成時は全体が同じ色をしていたのだが、時がたつにつれて色
が変わったのだろう。
監視員だか説明係なのかわからない女がいた。
多くの場合、このような人に質問しても答えが返ってこない。
自分がやっている仕事に対する知識を持たない、持とうとしない
のではないかと思う。知的な仕事は学芸員がやり、あたしは監視
するだけの仕事となっているのかな?
日本人がこのような仕事をすると、多少なりとも仏像について勉強
するものだ。
「なんで右のオッパイが黒いの?」
と無駄とは思いながら質問してみた。
「ハハハ・・・・」と笑うだけで答えがない。
「乳がんかね?」
「ハハハ・・・・」で終わりになった。

2011/5/4

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ロータス印

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俺は日本語が読めるからこのパッケージを見ると直ぐに「ロータス」
と読んでしまう。しかも「スティックビスケットラープ味」となっている
から日本の製品かと思ってしまう。
ラープとは何か知らなくとも日本のお菓子に見えるよね。

カタカナのロータスの右横にはタイ文字風にアレンジしたローマ
字で「Lotus」と書いてある。
その上にタイ文字で小さく「โลตัส」と書いてある。
お味の方は塩っぱくて香辛料の効いた棒状ビスケットと言った
ところだな。ビールのつまみになる。

日本語がこんなに大きくてタイ文字が小さい。
タイ文字なんて目に入らないかもしれない。
お客さんがこの製品を欲しい時、お店がこの製品を電話で発注す
る時はどうするんだろう。
名前がわかんないから「あれだよ!あれ!」で済ませるのかな?
「あれ」じゃわかんない。
タイ文字を探して「ロータット」なんて発音しているのかな?

2011/5/2

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Dbase III

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この店はパソコン関係の店らしいがやっているのかな?
Dbase III, Lotus123, Word Starなんて今となっては懐かしいソフトの
名前が書いてある。もちろんこれ等はタイ語版だと思う。
最近は海賊版が少なくなったが、これが使われていた時代は
海賊版ソフトが横行していた。
今の日本でこんな看板を探そうと思っても見つからない。
パソコン業界の発展は早い。
世界遺産に指定したいような看板だ。

2011/4/24

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編み物をする女

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俺達は「タイ人はいつもだらだらしていて働かない」と思っている。
確かにそのように見受けられるタイ人が多い。
客がいても従業員同士のお喋りに夢中で客を無視している。
日本の店では二人で充分な所に五人もいるからやる仕事が少な
い。仕事が少ないからお喋りが多くなる。
「この暑さだもの、仕事なんてやってられないよ」と同情的見方も
できる。でも従業員の態度はエアコンが効いた屋内の店でも同じ
だ。日本人は「タイ人は働かない」と一般的に考えている。

そんな中でもよく働くタイ人がいる。
この女の人は宝くじを売りながら編み物をしている。
あるトクトクの運転手は客待ちをしている間に投網を作っていた。
日本人の誤解を除くため、タイ人の名誉のためにもよく働くタイ人
もいることを紹介しておく。

2011/4/29

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朝食風景

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これって出勤前の朝食なんです。
店舗前の路上でやっています。
本物の?お店が開くまでの間、おばさんは店の前を借りて商売と
いうわけです。店の前の路上なんですけど、店は露天商のおばさ
んからショバ代をとるらしい。
風呂場で使う椅子に腰をかけて食べる風景はなんだか落ち着か
ないけど、タイじゃ普通の光景だな。みんなこうやって朝食を食っ
て仕事に行く。
このおばさんの店は人気があって、いつも客がいっぱいいる。

2011/4/27

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屋台の調味料

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屋台のテーブルにはこんな調味料が並んでおり、客は好みによっ
て自分で味付けする。取っ手のついたプラスチックの容器にコップ
が4個入っている。この容器しか置いていない屋台もある。
コップの中身はナンプラ、唐辛子、砂糖、酢と言ったところかな。
売っている料理によってこの中に入っている調味料は違う。
必ず四種類と決まっている所が面白い。
この店はコップに蓋があるからいい方だ。
多くの屋台は蓋なんてない。蠅除けだと思うのだが専用の笊を被
せている屋台もある。笊なんて被せても道路から埃は入る。
乾季は埃がひどいから調味料と埃を味付に使うことになる。
砂糖や唐辛子に蠅は寄ってこない。
笊を被せる意味がないと思うのだが・・・・・・・・。

道行く人々や車を見ながら、屋台でゆっくり食事をするのも楽しい。
こんな場所で夜風を浴びながら冷たいビールを飲むのも良いもんだ。

2011/4/27

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光る葉

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光る葉と言っても蛍のように光るのではない。闇の中に葉が浮かび
上がって見えるのだ。なんとも不思議な光景だ。
夜、この近くを通ると明かりがない中で葉が見えていた。
それを再確認したいのだが、最近はあちこちに照明がついている
ので葉が光っているのを確認できない。
光る葉はこの葉っぱだと思う。若い葉だけが光ったと思う。

タイだかビルマで戦った日本兵の記録の中に、夜間行軍する時
は光る葉があるので、その葉を背嚢につけて目印にしたと書い
てあるのを読んだことがある。
その葉っぱがこれじゃないかな?

熱帯には夜になると光る葉があるのは確かだ。

2011/4/22

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鶏の丸焼き

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こんな鶏の丸焼きは珍しくないが、お店の雰囲気が日本と違って
いて面白い。
炭火の上で鶏をくるくる回すこと二時間で焼きあがる。
国道に面した場所でやっているので売れ行きはよさそうだ。

交通量が多いから国道筋には多くの屋台がでている。
俺たちの目から見ると、どの屋台も同じに見える。
その屋台の前に行かないと、屋台で売っている商品がわからない。
ところがタイ人は遠くからあの屋台では何を売っていると見分ける。
試しに「あの店は何を売っているの?」と聞いてみた。
すると予想した商品を売っていた。

この店のように看板があれば、商品の予測はつくが多くの屋台は
看板なんてない。それでも売ってる商品を遠くから見分ける。
焼鳥やソーセイジなら遠くからでもにおいでわかる。
におわない商品でも見分ける。
屋台には商品ごとに俺たちには見分けがつかない特徴があるの
だと思う。

2011/4/20

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朝顔があった

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朝顔は日本では夏の花だ。タイでは一年中咲いているのかな?
そういえば朝顔をタイで見たのは初めてだ。
空芯菜は朝顔の一種だから、朝顔と同じような花を咲かせる。
でもこんな大輪の花ではない。
この朝顔も昼には萎んでしまうのだろうな。

乾季になり温度が下がるとこの朝顔も枯れちゃうのかな?

2011/5/15

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竹の梯子

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日本で竹の梯子を使うのは出初式の梯子上りだけじゃないかな?
家庭用でも軽くて丈夫で滑りにくいアルミの梯子を使っている。
まして仕事で使う梯子はアルミか鉄の梯子だと思うな。

タイではこんな竹の梯子を使っている。
アルミの梯子も売っていると思ったな。
電話会社の工事用車輌がこんな梯子を積んで走っているのをよ
く見かける。

P1180588pct13

段は木製で針金で縛っている。
日本との差が面白い。

2011/5/4

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カームウ

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豚の足をぐつぐつ煮込んだものです。柔らかになった豚肉が美味
しいですよ。コラーゲンが豊富だから肌が綺麗になります。
肌が綺麗になるコラーゲン豊富な食べ物はタイには多いから女の
方にはお薦めです。

このお店でカームウを注文すると、よく煮た豚の足の肉を手でむ
しってくれる。まあこれはタイの標準的方法だ。
道具を使うなんてことはしない。コラーゲンが一杯ある肉だから
手がべとべとになる。バケツの水で手をあらう。
このバケツの水は手を洗うために用意したものとは限らない。
その辺を拭いた雑巾をゆすぐための水かもしれない。
濡れた手を真っ黒な雑巾で拭く。
そしてにっこり笑って持ってきてくれた料理がこれです。
美味しそうでしょ。

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実際、美味しいのですが、料理を出すまでの工程を見ちゃったの
です。何処でも似たようなもんですから、諦めて食いましょう。
こんな汚い店じゃ食えないですって?
そんなことをタイで言っていたら食べる場所なんてありません。

2011/5/15

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天国の味

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これは日本で言えば淡水魚の塩辛だ。
東北部のタイ人が好んで食べる。
旨味は強いがにおいも強い。
天国の味、地獄のにおいと言われている。
美味さの誘惑に釣られて食べていると寄生虫に感染する危険が
ある。保健省では加熱して寄生虫を殺してから食べることを薦め
ているが、加熱する習慣はなかなか浸透しない。
何と言っても生で食べるの方が美味しいからだ。

2011/5/17

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2011年5月27日 (金)

サムロー

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だんだんサムローの数が減ってきている。遅いし交通の邪魔にな
る。もうすぐサムローはなくなるだろう。
サムローのことを人力車と言っている日本人がいるが、サムロー
に対する正しい日本語は「輪タク」だ。三輪車のタクシーを約した
言葉だ。「輪タク」なんてもう日本では死語に近いから知らない人
がい
てもしょうがないな。

イギリス人だったな。人間が乗る車を動物でなく人間が動かすの
はおかしい。人間を動物扱いしている。
彼は憤慨しており、サムローなどに乗らなかった。
サムローはこうして生活しているのだ。乗ってあげなければ、彼
等は動物以下の生活になってしまう。
彼等を助けるためには、サムローを利用してあげるべきだ。

サムローの運転手は貧しい人々だ。そんな貧しい人々を助ける人
がいた。白人の観光客にはサムローは珍しい乗り物だ。
白人観光客を集めてサムローに乗せる。夜だったからサムローに
LEDの電飾をつける。サムローを連ねて熱帯の町を練り歩く。
白人観光客は大喜びだ。
町で有名なレストランに案内する。サムロー達は観光客を喜ばせ
ようといろいろな手を使っていた。
サムローの運転手に混じって騒いでいる一人の男がいた。
服装はサムローと同じ粗末な物を着ていたが知的な顔をした男
だった。明らかにサムローとは違うインテリだ。
おそらく彼が観光客を集めて、サムローに乗せサムローの生活を
助けているのだと思った。

2011/5/16

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屋台の洗い場

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これが屋台の洗い場だ。レストランの場合、洗い場は店の奥にある。
この屋台は店の奥に洗い場を置けないので、店の前に洗い場を設
けている。どこの屋台でも洗い場はこんなもんだ。
一番洗い、二番洗い、三番洗いと三段階に分けて洗えば綺麗な方
だ。大概は一番洗い、二番洗いの二段階だ。
洗剤は沢山使うがすすぎはさっとやる。器に洗剤は残っている。
屋台が流水で食器を洗浄するなんて見たことがない。

諦めて腹をくくってここで飯を食うかどうするかは貴方の判断だ。
表向きは綺麗なレストラン、ホテルでも裏方は似たようなものと思
っていた方がいい。
実際に裏方を見たことがないから推定ですよ。
裏方を見て「えーっ!」て驚きたくないからそう推定しているんです。

2011/5/16

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看板の裏

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タイの屋外広告は巨大だ。何十畳もの大きさの広告があちこちに
立っている。この広告だって日本なら巨大広告になる。
こんな広告をつくったなら、目障りだから撤去しろと住民運動が起
こりそうだ。タイではそんな運動を起こす奴はいない。

それをいいことにしてあちこちにこのような大きな広告がでている。
コンクリートで足場を固めて鉄骨を組み上げた広告塔もあるが、
こんな粗末な材料で作られる広告
塔もある。
まあ廃材のような木材をよくもこんなにも集めて来たもんだと感心
する。これでも強風に耐えて倒れない。

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日本人が見たら、
「こんなの絶対に無理だよ。風が来たら倒れるよ。」と言うだろう。
それが倒れないんだ。

2011/5/17

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床屋奉仕

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祝日になると広場に床屋が奉仕に出てくる。
以前 聞いた所によると理髪師学校の卒業生が実習と奉仕をかね
てやっている。日本で同じことをやるのは許されるのかな?
剃刀なんか殺菌消毒しなくてはいけないから、屋外での奉仕という
のは法的に難しいだろうな。
ここでは大きなスピーカーで大音量の音楽を流しながらやっている。
髭まで剃ってくれるのかな?
水を用意している様子がないから、髪の毛を切るだけだろうな。

2011/5/17

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破れた屋根

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ニッパ椰子の葉なのか何の葉なのか知らないが、草葺というのか
葉葺というのかそんな屋根がある。
レストランではそんな屋根の小屋で食事をさせる。
瓦葺の屋根の家を見ているから、葉っぱの屋根では雨漏りするの
ではないかと余計な心配をする。
これで絶対に雨漏りはしないそうだ。
しかし葉っぱだから腐って弱くなるから時々新しい物と交換しなくて
はいけない。交換しないとこのようになる。
いかにもあばら家という雰囲気が面白い。
俺には垂れ下がった葉が装飾にも見えるのだが・・・・・。
やはり汚らしいかな?

2011/5/17

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漢方薬

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漢方薬屋が店を出していた。薬酒を作る材料があったので、それを求め
た。その他にもいろいろな漢方薬がある。
どの木や葉っぱが何の病気に効くのかわからない。店の男に聞けば、腹
が痛い時はこれ、虫下しはこれと教えてくれるはずだ。
俺達は薬を買う時、薬剤師と言った権威のある人からでないと安心しない。
ここで売っている薬は西洋で言えば魔女が作る薬みたいでなんだかおっ
かない。でも経験的にこの根は関節痛に効く、この草はマラリヤに効くと
知っているから間違いはないと思う。
漢方薬はゆっくり効き副作用がないと思うのだが・・・・。
そう言えばカオヤイの山の中で出会ったガイドは英語も達者だったが薬
草に詳しかったな。その辺に生えている木や草を見つけては、
「これは腹痛に、これはマラリヤに効く」なんて教えてくれた。
「貴方は山のお医者さんだね。薬なんて買う必要ないね」と思わず言って
しまった。

2011/5/4

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横断歩道

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撮影する角度が悪くて写真ではちょっと分かりずらかったな。
片側三車線か四車線の国道の横断歩道だ。
中央分離帯がある。
横断歩道を渡って中央分離帯に着いたらそのまま道路を横切って
反対側の歩道に行きたいのが人情だ。
そうすると事故が起きやすい。
歩行者がいきなり反対車線に飛出さないように、横断歩道をずらし
てある。左側の横断歩道を渡り中央分離帯にたどり着いた歩行者
は左に進み、反対車線の横断歩道を渡る仕組みになっている。
つまりジグザグに進むことになる。素晴らしいアイデアだと思うでしょう。

横断歩道を渡っていてもタイの運転手は徐行なんてしない。
歩行者が自分の命を自分で守らなくてはいけないのがタイの
ルールだ。運転手が交通ルールを守らないだけじゃない、歩行者
もルールを守らない。
横断歩道を渡るとジグザグに進まなくてはいけないので、タイ人は
最短距離を渡る。
こんな設備はタイ人にとっては邪魔なだけだ。

2011/5/3

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コーヒーの出し方

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最近 喫茶店が増えだした。多くは小さな店でエアコンをそなえ
お洒落な感じの店作りをしている。
安い店でコーヒー一杯が軽い昼飯代と同じだから経済的に余裕の
ない人は利用できない。
日本と違ってタイの店では砂糖を沢山くれる。
この店ではお菓子もつけてくれた。
面白いと思うのは、コーヒーを飲み終わるとお茶を持ってきてくれ
ることだ。コーヒーの後にお茶をだすのが習慣として定着している
ようだ。

コーヒーを飲む習慣はここ10年くらいに急速に進展したと思う。
それまで熱い茶を飲む習慣は中国系タイ人に限られていた。
熱いコーヒーを飲んだ後に熱い茶を飲む発想は何処から生まれた
のだろうか?

2011/4/27

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ガティを作る

ココナッツの白い身を磨り潰したものはタイ料理にかかせない。
これをタイ語でガティ英語でココナッツクリームと言っている。
日本では新鮮な物が手に入らないが、缶詰なら手に入る。
数年前まではタイ料理の専門店に行かないとココナッツクリームは
手に入らなかったが最近は近所のスーパーでも手に入るようになった。

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俺たちにはわからないが、やはり新鮮な物の方が美味しいらしい。
これはガティを作る機械だ。
ココナッツから切り取った白い身を機械に入れると面白いように簡
単に磨り潰してくれる。
ヌチャナートは嬉しそうに新鮮なガティを買っていた。

2011/4/25

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ゴミ箱のある風景

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ここはゴミの集積場だ。古タイヤを利用したゴミ箱が置かれている。
ゴミ箱には蓋があったのだが、いつのまにやらなくなっている。

タイ人は蓋をきちんと閉めたり、置くことを面倒がる。
うっかり蓋の部分を持つと蓋が外れて中身がこぼれる。
蓋をしないからインスタントコーヒーなんか湿気で固まる。
それでもきちんと蓋をしたがらない。

ゴミ箱にきちんと蓋をすれば蠅が増えないのに、蓋をしない。
このようにゴミが乱雑に捨てられている状況を汚い、不衛生と考
えない。子供の頃からこんな生活だったから、これが普通の状況
と考えているのかな?
何処へ行ってもこんな状況だから、疑問をもたないのだろうな。
蠅の撲滅のためにもゴミ箱にきちんと蓋をしてもらいたいものだ。

2011/4/22

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寺に丸木舟と舵

P1180167pct13

国道に何かいわくありげな大きな看板がでていた。
横道と国道の接点にも看板があり矢印があった。
その看板は気にはなっていたが、用事を先に片付けるつもりだっ
た。行き先は看板が示す横道と同じ方角にある。
暫く走ると同じ看板があり左向きの矢印が書いてあった。
「行ってみるか?」
俺たちは左折して進むと寺のような場所に来た。
赤、緑、金色の派手な屋根の寺ではなかったが大小幾つもの建
物があった。大勢の人々が働いている。彼等は無償で寺の為に
働いていると言う。
本に書いてある森の中の瞑想所という感じだ。

ここに二艘の丸木舟があった。この近くには川や池はない。
なんでここに丸木舟があるのかわからない。
かなり古そうな舟だ。
これだけの大木を切り倒し、このように綺麗に作るのは大変な作
業だ。

P1180176pct13

丸木舟からちょっと離れた場所に木製の大きな舵があった。
日本で言えば千石船ほどの大きさの船の舵だろう。

森の中の寺にどうして丸木舟や大きな船の舵があるのかわか
らない。漁業関係者や河川を運航する運搬船関係者の信仰を
集めている寺なのかな?

2011/4/21

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時計修理屋

P1190107pct13

時計修理屋が路上のあちこちに店を出している。
店があるということは修理の依頼があるのだ。
修理代金は幾らなのか知らない。
クオーツ時計の主要部分が壊れた時計を持って行ったら代金は
200バーツだった。時計屋の態度から見て、かなり高い料金だっ
たと推定している。
新品の時計が100バーツで買える国だ。
時を知るためなら安い時計で用が足りる。
どうして時計の修理屋が繁盛しているのか理解できない。
思い出、記念の時計を何時までも使いたいと思う人々が多いのか?
腕時計はステータスなのかな?

2011/5/16

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コオロギの鳴き声

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ジーっと言う連続音がさっきから聞こえる。水道水が小さな穴から
勢いよく吹き出している音に似ている。
事故につながるといけない。心配になり音の原因を聞いた。
「ああ、それコオロギよ」平然と答える。
チロチロだかチンチロリンと鳴く日本のコオロギと鳴き方が違う。
昆虫をタイでは食べる。昆虫を専門に扱う店もある。
「このコオロギは食べられるの?」
「食べられるわよ」
俺はコオロギを食べる習慣をもたないが、この鳴き声のコオロギ
が食べられるかどうかに興味をもった。普通の日本人はこのコオ
ロギが食べられるかどうか興味をもたないというよりコオロギを
食べ物とは考えない。

2011/5/2

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実るバナナ

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俺たちは黄色く熟したバナナしか日本では見ない。
櫛のように垂れ下がったバナナの先端に赤紫のものがある。
これが蕾だ。バナナの蕾は野菜として食べられる。
赤紫の皮は除いて、中の白い皮を食べる。
皮の上に塩辛を乗せて食べることもある。
生の皮はちょっと渋味がある。
バナナの蕾は缶詰になっているので、日本でも買うことができる。
シチュウにすると美味しいよ。

2011/4/25

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青空市場の寿司

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寿司はタイでも人気のある食べ物になっている。
流行、ファッションの食べ物と俺は見ている。
ファッション性が高いから他の食べ物よりも高値で売られている。
生のマグロや鮭は高すぎて青空市場の消費者の手が届かない。
蟹まがいのカニボコなら手が届く。烏賊は市場に豊富に出回って
いるが、冷蔵設備がないから生烏賊を鮓だねにできない。

姿、形は日本の寿司に似ている。本物の寿司を食ったことがな
い人が作るのだから日本の味を期待してはいけない。
「俺たちにはこれが寿司かよ!」と思われる物が出ている。
あるレストランに寿司コーナーがあった。
和風のマグロの握りやタイ風に変化した寿司があった。
タイ人はどんな寿司をとるかなと観察していたら、和風の握りよ
りタイ風にアレンジされた物を沢山とっていた。

2011/4/23

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突然の死

近所の女とヌチャナートが話していた。
どうせ近所の他愛ない噂話だろうと気にもしていなかった。
二人のうちの一人が「えっ!」と驚きの声をあげた。
その後、二人はひそひそと話していた。

ヌチャナートが俺の所にやってきた。
昨晩まで元気だった56歳の近所の女が今朝見ると死んでいたと
いうのだ。俺も思わず「えっ!」と声を上げた。
困ったことになったな。明日から葬式だ。3日から一週間は葬式に
つきあわなくていけない。
「葬式はここでやるのかい?」
「ロイエットじゃなくて何処だったかしら?ああそうそうヤソートン
でやるそうよ」
葬式となると近所が総出でやることになる。
俺も顔を出さなくてはいけない。

2011/5/2

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ソムタムの蟹

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この写真を見た日本人は子供が取ってきた蟹の写真だと思う
だろうな。まさかこれを食べるなんて想像しないだろう。
これはソムタムに使う蟹なんだ。
東北部のタイ人は青いパパイヤと調味料を混ぜて臼で叩いた
ソムタムと言う料理が大好きだ。
英語ではパパイヤサラダと言っている。
ソムタムを作る時、この蟹も入れて叩き潰す。
生臭い味がするのだが、タイ人はそこが良いと喜んでいる。
時には何時死んだのか分からない、古い蟹を使っていることがある。
そうすると腹を壊す。
「昨日のソムタムで腹を壊した」なんてよく言う。
ソムタムで腹を壊すのは普通になっている。
それでもソムタムは美味しいと言って、ソムタムを食っている。

2011/4/23

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電線泥棒も可

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電線泥棒がタイにはあるらしい。銅線は高く売れるからだろう。
国道にかかる歩道橋を渡っていて驚いた。
電線が歩道橋から手の届く所にある。
これじゃ、電線を持って行きたくなるのも無理はない。
しかしなー、生きている電線を盗むには度胸と細心の注意が
必要だ。間違えれば感電死だ。

2011/5/18

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送迎バス

P1190209pct13

工場の従業員の送迎バスだ。どの会社の送迎バスもケバケバし
い派手な模様が描いてある。
その理由はわからない。ど派手にすれば目立つ。目立てば事故
に遭わないと考えているのかな?
従業員はこのような派手なバスに乗ることを誇りに思うのかな?
「私は綺麗なバスに乗って、ゆったり座って送り迎えされるのよ」
と自慢の種にするのかな?
色がケバいだけでない、大音量で音楽を鳴らしながら走るバス
もある。タイ人は大音量で音楽をかけることが好きだ。
音が大きければ大きいほど喜ぶ。低音が強くでるとなお喜ぶ。
こんなバスが朝昼晩と走っている。
夕方、工業団地に入って行くバスは夜勤の従業員を送ってい
るのだろう。このバスは30キロほど離れた場所とここを往復し
ているみたいだ。

2011/5/18

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古タイヤの利用

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古タイヤを利用してゴミ箱や植木鉢を作っている。
左奥に見える青い壺のようなものがゴミ箱だ。
ゴミ箱にはちゃんと蓋がついているのだが、タイ人は蓋を取って
ゴミを捨ててから蓋をするのを面倒と考える。蓋は何時の間に
やら何処かに行ってしまう。
蓋がない方がゴミ捨てがラクチンでいいやと考えているようだ。
ゴミがむき出しになっているので蠅が増える。
蠅が増える原因は分かっている。
蠅が増えても気にしないが、ゴミ箱の蓋をする方がもっと嫌な
んだ。

日本では古タイヤは燃やしているのではないかな?
ゴムは燃やすと悪いガスがでる。
このように環境に優しい古タイヤの再利用を日本も考えるべき
ではないだろうか。

2011/5/18

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客待ちモトサイ

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モトサイという商売がタイにはある。モトサイというのは英語のモー
ターサイクルがタイ語訛りになり更に省略された形の言葉だ。
日本語ではオートバイ、バイクだ。
モトサイはバイクを意味するときと、バイクタクシーを意味するとき
がある。あちこちでモトサイは客待ちしている。
ここでも客待ちしていた。
モトサイを遠方まで利用する客もあるが、多くは歩くにはちょっと遠
いと言う距離の場合に利用する客が多い。日本で言えば都心の
バス停で3,4個と言う距離かな?

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標準料金を定めた看板も立っている。
遠方の料金も書いてあるから、利用する人がいるのだろう。

ヘルメットを被る運転手もいるが、客用のヘルメットは用意され
ていない。荷物がない時は安心して乗れるが、荷物がある時は
注意しないと振り落とされる。
運転手と自分の間に荷物を載せると安定する。

見込み客が通りかかると運転手は手を上げて
「モトサイいらんかねぇー!」
と合図をだす。

2011/5/18

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カオマンガイ

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この店で出来るものはカオマンガイと豚の何とかしかない。
しかし多くのタイ人は働かないのに、朝早くから夜遅くまで女一人
で働いている。一体、いつ材料を仕入れてくるのだろうか?
仕入れに行く時間なんかあるのだろうか?
とにかく一生懸命に働いているので、応援の意味もあって時々ここ
で食事をする。悪いけどあまり美味しくない。
でも一生懸命に働く姿が美しい。
彼女がいつかもっと大きな店をもつことを祈っている。

2011/5/18

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2011年5月26日 (木)

薬膳:青葡萄塩漬

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未熟な青葡萄だから酸っぱいのだ。それを塩漬けにしてある。
俺はこの酸っぱさと塩辛さが気に入っている。
未熟の葡萄だから実がコリコリとしている。
カリカリ梅を食べている感じだ。
その食感も好きなんだな。

薬膳と銘打っているから青葡萄の効能を述べなくてはいけない。
これを食うと通じがよくなる。
長距離バス、飛行機に乗る前に食っちゃ駄目だよ。
ウチにいる時とかトイレが近くにある時に食べないと苦しい思い
をする。

2011/5/18

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町の洋裁屋

歩道にこのようにミシンを置いた店が並んでいる場所がある。
注意して見ていなかったが古い足踏みミシンから、新しい電動ミシン
まであるようだ。
洋裁屋と言ってもここで注文服を作って貰うのではない。
ズボンの裾直しとか、サイズなおしと言ったところだと思う。
日本にはない光景なので、面白いと思い写真に撮った。

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日本の場合、ズボンを買えばその店で裾直しをしてくれる。
当然、タイでも買った店で裾直しをしてくれるものだと思った。
裾直しをしてくれと頼んだら、そんなことできませんと断られた。
しょうがないから、町でミシン作業をしている女に裾直しを頼んだ。
何軒もの店がこうして軒を並べているのだから客が多いのだろう。

2011/5/18

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鉄帽の被り方

テレビ第3チャネルが宣伝活動をやっていた。
そこに兵士が警備に来ていた。
兵士の鉄帽の被り方が面白いので記録にした。

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頭の後ろ半分が防護されていないから、戦闘状態ではこんな被り
方はしないだろう。

2011/5/13

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瓶詰めガソリン

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ウイスキー瓶にガソリンを詰めて売っている店があちこちにある。
危険だなと思うのだが、タイ人は気にしていないようだ。
日本ではガソリンを売るには、それなりの安全設備を持たなけれ
ばいけない。ここタイでは誰でもガソリンを売ることができる。
ガソリンの仕入先ですか?
近所のガソリンスタンドです。ガソリンスタンドからポリタンクに入
れて持ち帰り、それを瓶に小分けする。
これを買う客は近所の人で、バイクの燃料にする。
バイクですから500CCもあればかなり走れる。
ちょっとバイクで走ってガソリンスタンドへ行けば安くガソリンが手
に入るのですが、近所のこのような店でガソリンを買う。
ものぐさなタイ人の性格がこのような商売を可能にしているのか?
社会福祉制度が未発達なタイではこのようにしてお互いに近所の
人を助けている相互扶助の精神なのかわからない。

ガス欠になった自動車がこのような店からガソリンを買って車に入
れているのを見たことがある。
俺としてはこのような危険な商売はやってもらいたくない。

2011/5/11

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パートンコー

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練った小麦粉を油で揚げただけなんだが、これが美味いんだ。
市場で揚げたてのパートンコーを袋に入れてもらい、食べながら
買物をするのも楽しい。

パートンコーをコーヒーと一緒に食べるとちょうどよい朝食になる。
朝食にパートンコーとコーヒーがあればベーコンもソーセイジも要
らない。店により形や大きさが違うが、これが一般的な形と大きさ
だ。

朝粥の朝食も好きだが、パートンコーの軽い朝食も大好きだ。

2011/4/22

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パパイヤ

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パパイヤを初めて食った時、俺はボケた柿の味と感じた。
今でもそれと似た感じを持つ。
パパイヤはタイでは何処にでもある。
完熟した物は果物として食べる。
それよりもタイ東北部では青いパパイヤをサラダにして食べるこ
とが多い。ソムタムと呼んでいる。女が大好きな食べ物だ。
パパイヤを千切りにして、ナンプラ、唐辛子などを加えて臼で叩
き潰す。それに好みによって蟹とか醗酵させた魚なんですが、腐
ったように臭い魚などを加える。
俺は御免蒙るが、タイ人は大好きだ。
ヌチャナートもソムタムは大好きだ。
でもねぇー、よくソムタムで腹を壊すのだ。
ヌチャナートもよく「昨日のソムタムにあたった」なんて言いながら
トイレに駆け込む。
それでもソムタムを食う。

2011/4/21

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ジャックフルーツ

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なんとも大きな果物だ。その大きさに惚れてしまう。
蜜柑や柿、リンゴは枝になるが、ジャックフルーツは幹になる。
こんな大きな果実が枝になったら、枝が折れてしまうから当然と言
えば当然だ。

完熟した物は果物として食べる。甘くて美味しい果物だ。
俺は完熟した物よりも未熟果を使ったスープの方が大好きだ。

重たい思いをして市場からジャックフルーツを持ち帰った。
市場で売っているのだから完熟した果物を売っているのだと
思った。俺にはわからなかったが、彼等はちょっと見ただけで熟し
ているかどうか分かる。未熟果だから誰も手を出さない。
隣人が「ちょっと頂戴ね」と言いながらナイフでジャックフルーツを
切り取って行った。
そしてジャックフルーツを使ったスープを持ってきてくれた。
その美味しさに驚いたのをはっきり覚えている。

2011/4/21

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魚の骨

市場で舌平目のような薄い魚をさばいていた。身を取り除いた後
の皮と骨が沢山あった。
「この骨はおいくらですか?」
こんな物が商品になるなんて思っていないから、売り子は適当な
値段を付けた。
「キロ10バーツでいいですよ」
「それじゃ、一キロください」
売り子は秤にかけることもなく、骨と皮を適当に袋に詰めた。
「ああもういいですよ」
ゴミ処理の手間が省けると思っている売り子は、骨と皮をどん
どんつめる。

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俺はこれで骨煎餅を作ろうと考えていた。
骨と皮に塩をして一晩ねかせ、翌朝、それを乾燥させた。
夕方、乾燥させた骨と皮を油で揚げた。
この骨煎餅はタイ人にも評判が良かった。
俺の予想通りの反応だった。
油で揚げた皮も評判がよかった。

2011/4/25

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蠅取り

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不潔だから蠅がわんさか居る。ゴミ箱に蓋をしておけば蠅は寄っ
て来ないのに蓋をしない。「ゴミ箱に蓋をしなよ」
なんて言っても、そんな面倒なことはタイ人はやらない。
蠅がいるのが当たり前の生活になっているから、蠅をあまり気に
しない。俺が食事をしていて、蠅を気にしていると、親切なタイ人が
スプレーをヒューっと一吹きやってくれる。
薬剤が飯に入ることなんて気にしていない。
俺は蠅より薬剤の方が怖い!

余りにもひどいので蠅取りを作るように言った。
こんな蠅取りを作った。竹の細い棒にトリモチをつけて空き箱に挿
すと面白いように蠅が取れる。
蠅は竹棒に後ろの四本足で止まる。蠅は手をこすり、次に足をこす
ろうとすると足が動かない。
羽をぶんぶんと勢いよく一分ほど動かすと力尽きる。

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竹棒に止まった瞬間、異状を感じて逃げる蠅もいる。
羽をバタバタやるとトリモチの細い糸を伸ばしながら何処かに飛
んで行く。うまく逃げ延びた蠅もトリモチがついているから何処か
にくっついてしまう。

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逃げようとしても逃げられなかった蠅は竹棒に止まっている。
最初は立っているが、だんだん足の力がなくなり胴がトリモチに
つく。重力に従って蠅は竹棒の下の方に回転して行く。
別の蠅と一緒になるとトリモチの糸をひきながら箱に落ちる。
夕方になると箱の底は蠅で真っ黒になる。

2011/5/16

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魚に仕事をさせる

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魚を扱う商売と言うと魚屋、寿司屋のように魚を食べる商売と水族
館、魚のショウ、観賞魚など魚を見せる商売がある。
魚に仕事をさせる商売を考えた奴がいる。

太平洋戦争中、日本軍が泰緬鉄道を建設した時、多くの日本兵
や英・豪の捕虜が皮膚病にかかった。その時、川に入ると小さな
魚が寄ってきて皮膚病にかかった皮膚を食べる。
すると皮膚病が治ることを日本兵の記録、英軍捕虜等の記録を
見ると出ている。

最近の観光案内を見ていると、カンチャナブリあたりに魚を風呂
にいれて美容スパと称しているのがあるようだ。古くて固くなった
皮膚を食べてくれるのでお肌が綺麗になるというのが謳い文句だ。

タイの田舎のショッピングセンターに足湯のような施設があった。
「ほーっ、タイ人も足湯をやるようになったのか」
足湯なら別にガラスの水槽を使う必要がない。
水槽を見ると中に魚がいる。
魚は足の皮膚を食べている。

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「これはすごい商売だ!」
自分はなにもしないで魚に仕事をさせている。
魚の餌は客の足の皮膚だから、餌を客が持ってくることになる。
店は客から金と餌を取っている。
魚は賃上げ要求なんてしないし。
しかも客から喜ばれるなんて凄い商売だ。

2011/5/15

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タイのリポビタン

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リポビタンはタイでも人気のある栄養ドリンクだ。
類似商品より2,3バーツ高かったと記憶している。
リポビタンという名前は長すぎるので、タイ人は「リーポー」と発音
している。長すぎる名前は何処の国の人でも省略形を使う。
例えばコンビニエンスストアなんて長いので日本語ではコンビニ
と言う。リポビタンのことをリーポーと呼ぶのは理解できる。

リポビタンの類似商品に「M-150」と言うのがある。
この商品をタイ人は「エムローイ」と呼んでいる。
「エムローイ」というのは「M-100」と言う意味だ。
いつのまにやら50を引き算している。
「エムローイハーシップ」の「ハーシップ」を省略した形だと分かる
が、数字を省略すると割り引いたような印象を受けて俺にはおか
しく感じられる。

2011/5/16

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Ingersoll Rand

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道路工事をやっていた。圧縮空気を送り、ハンマーでコンクリートを
壊している。日本の工事現場ではダダダダダ、ダダダダと10秒もや
っているとコンクリートの塊ができる。ここでは一分かかってもコンク
リートが壊れない。タイのコンクリートは日本のものより固いのか?
ハンマーの鉄が弱いのか?空気の圧力が低いのか?
何が原因でコンクリートが壊れないのか分からない。
しかし音だけは一人前に大きい。
圧縮空気を送っている機械のメーカーはIngersoll Randと書いてあ
る。中古の機械なのかな?
騒音の中で暫く工事を見ていたが、コンクリートがなかなか壊れな
いのでこっちがいらいらした。

2011/5/13

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危険を知らせる

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工事中などで危険な場所を知らせる場合、日本では黄色と黒の
虎縞模様のテープ、紐、看板など
を使う。夜間には赤いランプを
つける。ランプがなくとも反射テープ、反射板がある。
そんな物はタイにはない。

危険な場所には棒を立てて、棒になにかをつけている。
或は生木を置いてある。

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故障車に生木を挿している場合もある。
或は故障車の前後に生木を山積みにしてある。
夜には明かりはない。

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そんな習慣を知らない日本人は工事現場などで怪我をする危険
がある。あるいは故障車に追突しちゃう。

田舎じゃ生木なんてあちこちにあるからいいけど、生木なんてない
都心で故障した車は故障で動けな
いことをどう知らせているのだろ
うか?日本のように三角反射板を置いているのを見たことがない。
ハザードランプなんてない車が多いから心配だな。

2011/5/12

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パカチョン

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青空市場に見慣れない野菜があった。それを求めて野菜の名前を
聞いた。名前を聞かれた店員は困ったような顔をした。
「パク・・・・」と言うがパクの後が聞き取れない。
この青空市場は騒音がひどい。何度か発音してもらってやっと
「ガチョン」と言うのが聞き取れた。
「ガチョンというの?」
俺がガチョンと発音すると周囲のタイ人がみんな笑っていた。
「パクガチョンね?」
どうやらパクガチョンでいいようだ。
でもどうも納得がいかない。別のタイ人に聞いた。
すると「パクジャン」あるいは「パクジョン」だという。

家に帰り、買った野菜を見せた。俺が買ってきた野菜を見てみんな
笑っている。野菜の名前を確認した。
するとこの野菜には三種類の名前があるそうだ。
タイ語、東北方言、ラオス語だったかな。
この家ではパカチョンと発音している。

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「どうやって食べるの?」
「茹でるのよ。苦いわよ。サミイは食べられないわ」
「ふーん、でも味見するよ」

茹でた物を出してくれた。
苦いと聞いていたから覚悟して食ったが苦みなんてない。
唐辛子ソースをつけて食べると結構うまい。
「これは旨いよ」
ヌチャナートは「意外だ」という顔をしていた。

2011/5/16

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タイの焼芋売り

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薩摩芋の焼芋はタイでも食べられる。焼芋が大好きな女の子には
朗報だ。でもねぇー、タイには日本のような大きな薩摩芋はない。
このおばさんが売っている薩摩芋は大きい。
小さなタイの薩摩芋を見慣れた俺には驚きだった。
「タイにもこんな薩摩芋があるのだ!」
日本の観光客が見たら、小さな薩摩芋と思うはずだ。

2011/5/15

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駄菓子

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いろいろな駄菓子がタイにもある。これはほんのその一部だ。
俺たち大人にはつまらないお菓子なんだけど、子供には宝物の
ように見える。小銭を握り締めた子供が駄菓子の前でどれにしよう
かなと迷っている。日本の子供と同じだ。

2011/5/11

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いろいろな遊戯屋

お祭には金魚すくい、射的などいろいろな遊戯屋が店を並べる。
タイでも同じようにいろいろな遊戯屋が店をだす。
コルクの弾で撃つ射的も人気がある。

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これは何をやっているのかな?よくわからない。

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風船を並べておいてそれをダーツで破る。
七本全てを命中させると景品が貰える。
簡単に当たりそうでなかなか当たらない。
旦那が見事に七本を命中させて、大きな保温ポットを手に入れた。
旦那は得意顔をしていたが、女房は
「これを貰うのに何回やったのよ!」なんて言っていた。

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矢を回して止まった所の景品をもらえる。

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輪投げも日本にあるな。これも簡単に見えてなかなかスポッと入らない。
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2011/5/13

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昼寝

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町を歩いていたらおじさんが昼寝をしていた。
暑い国だもの、ちょっと仕事をすると草臥れるよ。
このおじさんの商売は忘れた。
あまりにも気持ち良さそうに寝ているので失礼して無断で写真を
撮らせてもらった。

2011/5/16

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早婚

近所の子供が結婚したので挨拶にきた。
「あの子、いくつなんだい?」
「15歳よ」
「えっ?・・・・・?」
「もうミアノイがいるのよ」
「えっ?・・・・・?」
ミアノイというのは正夫人の陰の愛人のことだ。

タイのテレビでは恋の鞘当て番組が多いのも納得できる。

2011/4/26

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ガーリックピーナッツ

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ガーリックの味がついたピーナッツって日本にあるかな?
俺は見たことがない。どんな味か試してみよう。
俺の好奇心をそそる商品だ。
甘い味だ。それにガーリック臭が強い!
あまり俺の好みに合わない。
日本人だからガーリック臭を好まないのかな?
それもあるな。
しかしタイで売られている商品だからタイ人には好まれる味に違
いない。タイの大人と子供にこれを味見させた。
大人も子供もこれは美味いと賞賛していた。
やはりタイ人の好みに合った商品なのだ。

好みの差は国民性なのかな?
気候のせいかな?

2011/5/14

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よい子の一日

今日は幼稚園の入園式だ。制服はない。小学生と同じ茶色のズ
ボンに白い開襟シャツを着て黒い靴を履いている。
子供を整列させて園長先生のお話を聞くなんてことはない。
親子を教室に集め、園長先生がここでやる教育について話を
する。子供の名前を確認して終わりだ。
たったそれだけなのに、お昼寝用の布団まで持参させるのが面
白い。

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俺は幼稚園の廊下に貼りだされているものを見ていた。
その中に、よい子の一日を描いた物があった。
朝は6時に起きて、歯を磨き・・・・20時には寝ましょうというポス
ターだ。

俺は朝食に注目した。食卓に椅子という食事風景は日本と同じだ。
しかし、この幼稚園に通う子供の家に食卓と椅子なんてない。
パン、卵焼きにソーセイジという英米スタイルの食事をしている。
そんなスタイルで朝食をとるタイ人の家庭は少ない。
いわばタイ人の憧れの食事スタイルだ。
学校から帰ると風呂に入り汗を流す。風呂と言ってもシャワーを浴
びるのだ。この幼稚園に通う子供の家でシャワーを使っている家
はあるのか?多くは汲みおいた水を桶でしゃくって、浴びるだけ
だ。面白いのは女の子が下着をはいてシャワーを浴びていること
だ。下着をつけたまま水を浴びる習慣はタイにはないと思うのだ
が、子供とはいえ女の裸の絵を幼稚園の廊下に出すのははばか
れるのか?
宿題をやり、夕食になる。夕食には鳥の丸焼きがでている。
これまた豪華と思える料理が描かれている。
庶民の生活とはかけ離れた食事風景だ。
テレビのドラえもんを見ている。

この食事風景を見て日本が貧しかった頃の理想の食事サンプル
を思い出した。あの頃はもっと肉や脂を食べろと言われた。
一日2200だか2400カロリーとれ。そのためにはこのような食事を
とれという食事のサンプルが保健室の前などに並んでいた。
大きなステーキが皿に乗っていた。俺はステーキのサンプルを見
て涎を流さなかったが、ため息をついた。

タイの幼稚園児もあのポスターの食事風景を見てため息をつくの
ではないかと笑ってしまった。

2011/5/10

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ライチージュース

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市場でライチージュースを見つけた。透明なコンポジット容器に入
っているのが珍しい。容器が珍しいのと、ライチーのジュースとい
うのも珍しい。珍しさもあってライチージュースを買うことにした。
値段を聞くと30バーツだという。どう見ても20バーツもしないものだ。
高いとは思ったが、同じ物を他で探そうとしても直ぐに見つかると
は限らない。
どんなに値切っても20バーツまで落ちることはないし、時間をかけ
るのもバカらしい。悔しいけど言い値で買うことにした。

家に帰ってこれを見せた。
「こんなジュース見たことあるかい?」
「なぁーい!」
「これ幾らだと思う?」
「せいぜい20バーツでしょ」
「違う、30バーツだよ」
「えーっ!」
時間をかけて値切ってもしょうがないから30バーツで買ったこと
を説明した。

表示を見ると砂糖水に香料を加えただけだ。
しかしライチーの上品な香りがいい。
冷たくして飲んだなら美味しい飲み物だ。

2011/5/10

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有料公衆便所

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外国へ行くとトイレに困る。タイにはあちこちに有料のトイレがある
のだが、タイ文字が読めないからその存在に気づかない。
ここも有料のトイレだ。貼紙に料金が書かれている。
トイレの使用料が3バーツ、風呂が8バーツ、トイレットペーパーが
1バーツだ。風呂と言っても日本の銭湯を想像してはいけない。
水を浴びるだけだ。

トイレの設備はこんなもんだ。これが標準的なタイのトイレだ

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風呂はどんな人がどんな場合に利用するのかわからない。
石鹸を置く場所が風呂場にあるということは石鹸持参で風呂に来
るのかな?町を歩いていてあまりにも暑いので、ここで水を浴びて
体を冷やすのかな?
体を拭くタオルがない?そんなもの心配要らない。
十分もすれば濡れたシャツもパンツも乾いちゃう。

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2011/5/9

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ブラジャーの紐

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これはタイでよく見る像だ。ふと気になることが見つかった。
「あれれ、タイのブラジャーには肩紐がない!」

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今までそんなこと気にしていなかった。
気になると他の像を見に行く。
どの像のブラジャーにも肩紐がない。

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肩紐がついたワコールのブラジャーなどは西欧的な姿なんだと
初めて気づいた。

2011/5/8

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竹筒で飯を炊く

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俺達は飯を炊くには釜と竈がないとダメだと思っている。
最近は電気釜で飯を炊くのが普通なので、電気がないと飯が炊け
ないと思っている子供がいるのではないかな?

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これは昔から伝わる飯の炊き方だ。東南アジアにはその辺に生え
ている竹を利用して飯を炊く方法が伝わっている。
これはタイに伝わるもち米の炊き方でカオラムと呼ばれる料理だ。
好みによって白いもち米、赤黒いもち米を使う。
砂糖と豆が入っており、菓子のような存在でもある。

竹筒にもち米、豆、砂糖と水を加える。バナナの葉で蓋をして更
にココナッツの毛で押さえる。これを火にかけて炊きあげる。

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食べる時は竹を指で割る。上手に割るとこのようになる。
長い竹なのでこの竹筒一本にもち米がどっさり入っていると思う
と大間違いだ。竹の節が途中にあり、上げ底になっている。
それにココナッツの毛で押さえているので、実際にもち米が入っ
ているのは竹筒の長さの半分くらいだ。

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上げ底になっているのも理由がありそうだ。
たき火の周りに竹筒を並べる。上げ底にしておかないと地面に
近い方は火が回らないので飯が炊けない。

そんな風に考えたのだが、どうだろう?

2011/4/21

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水売り

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冷たい水をポリ袋に入れ、竹棒で担いで売っている。
幾ら氷を沢山入れてもこの暑い熱帯の国では氷は直ぐにとけてし
まう。早く売らないと氷はなくなっちゃうと俺は心配する。
「こんな物が売れるのかな?」と日本人は考えるのだが、買う人
がいる。買っているのをこの目で見た。
長距離バスが停車すると、バスに乗り込んできてこのような水を売
る人もいる。日本人は目の前で空けた水でないと信用しない。

レストランに入っても炭酸水しか注文しないという人がいた。
普通の水を注文するとどんな水、古い水を出されるかもしれないが、
炭酸水なら自分でその場であけるので安心だと言うのだ。
うん、納得できる。

国が変わるとこんな商売もできるのだと妙に感心した。

2011/5/16

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豚の頭

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豚の頭を市場で売っている。初めて見る人はぎょっとするだろうな。
赤提灯のモツ焼屋でカシラと称して売っている部分の原型がこれ
だ。肉を食べる目的なら食べやすい、調理しやすい大きさに切って
おけばいい。
それを切らないで丸ごと置いて売るには理由があるはずだ。
儀式などに使うのではないかな?
俺が見た例では宝くじに当たった人が宴会をやる席に豚の頭が
飾ってあった。豚の頭に線香が立てられていた。

あるいは豚には病魔を追い払う力があると信じているので病人
の快癒を願って豚の頭を食べるなんて
ことがあるのかもしれない。

願い事が成就したらしく豚の頭を持った人が祝福の歌を受けてい
た。歌が終わると豚の頭を持って車の方に立ち去ったのを見たこ
とを思い出した。

豚の頭は縁起物なのかな?魔力があると信じている?
なにか特別な存在だから豚の頭はそのままの形で売られている
のだと思う。

タイの市場ではごくありふれた光景だが、日本のスーパーに豚
の頭が丸ごと出ていたらどうだろうか?
子供が泣き叫び、大人は気味悪がって肉売り場から去って行く
かな?

2011/5/16

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タイのペットボトル

タイで売られている飲料のペットボトルは1.25リットルとか3.1リットル
と半端な数字になっている。

日本も昔は尺貫法を使っていた。容量の単位は合、とか升だった。
一升は十合だ。一升は1.8リットルに相当する。
尺貫法が廃止されメートル法が導入された。

今まで尺貫法で生活してきたので酒・醤油が一升あれば何日持つ
か計算できた。一リットルの酒・醤油はどれくらいもつのか推量でき
ない。それで日本では生活に便利なように、庶民の生活感情にあう
ように尺貫法の一升に相当する1,8リットル容器が普及した。

タイのペットボトルが半端な数字を使うのもタイの尺貫法にあわせた
ものだろうと推定した。

2011/5/2

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米屋の店先

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米屋の店先には50キロ入った米の袋が床にじかに置かれている。
パレットなど台の上に置かない。
誰かがジュースをこの傍でこぼしたなら米が濡れて、米にカビが生
える危険がある。
米の品質を見られるように袋の口をあけておく。
客に親切な配慮なのだが・・・・・・・小鳥にも優しい。
町の小鳥にとって米屋は餌場なんだ。
人が傍にいないと雀や鳩が飛んできて米を食べている。
米粒を食べながらウンチをするお行儀の悪い雀もいると思うな。
誰かが来ると雀はさっと食い逃げする。
遠くから誰もいなくなるのを見定めてやって来る。

雀や鳩が食う量なんてたいしたことないと思っているのだろう。
食われる量は大したことなくとも、土足で米を踏みつけるから衛
生的に悪いよね。

昔からこうやっているから、誰もこれが非衛生的、濡れる危険性
があると考えない。

2011/5/16

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宝くじ特売

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タイの宝くじは一枚40バーツだが二枚がセットになって一枚の紙に
印刷されているので宝くじ一枚が80バーツということになる。
これは宝くじ局の売値だ。町で宝くじを売っている人々はどのよう
に宝くじを仕入れているのかわからない。宝くじ局から販売委託を
受け、販売手数料を受取る仕組みかもしれない。
宝くじ売りは宝くじ局の販売価格に自分達の利益を20から30バー
ツ上乗せする。多くは100バーツで売っている。
俺たちが買う価格は一枚100バーツとしておこう。

今日は宝くじの抽選日だ。抽選の発表は夕刻行われるらしい。
まだ午前中だ。80バーツで売っても宝くじ局からの販売手数料が
入るのだろう。宝くじの大特売をやっている。
今まで食品、衣類、電化製品などいろいろな特売を見てきたが宝
くじの特売は初めて見た。
この隣で女がやっている店では特売でも90バーツだ。
女はなかなか値下げしない。

市場へ行ったら白い杖をついた盲目の宝くじ売りがやってきた。
「一枚80バーツでぇーす」杖を突きながらゆっくり歩いている。
女が大きな声で「宝くじが一枚80バーツですって!」と言う。
それを聞いた市場の女が駆け寄って宝くじを買っていた。

残り物には福があるというので80バーツで宝くじを買ったがやは
り外れた。

2011/5/16

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2011年5月25日 (水)

酒が買えない日

昼間は酒を飲まないことにしている。
暑い中を歩き回った。喉が乾いたのでビールが飲みたくなった。
コンビニに入るとビール売場にタイ語の張り紙がしてある。
17時にならないと売らないのかな?しかしどこにも数字が書いて
いない。タイ語の張り紙の下の方を見たら英語の張り紙があった。
「本日は重要な仏教日ですので酒類は売れません」と書いてあっ
た。間違いだらけの英語だが、言いたいことはわかった。

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タイには酒が買えない日とか時間がある。
選挙の前日は酒を買えない。酒を売ると候補者が投票人に酒を
飲ませて買収しちゃうからだ。
候補者は既に酒を買い占めているからそんな法律なんて無駄だ。

そんな習慣を知らない俺はある時、酒を買いに店に入った。
俺が酒を選んで買おうとすると売ってくれない。
「なぜ売らないのだ?」
タイ語訛の英語で「election!」と言う。選挙前日は酒を買えないな
んて俺は知らないからきょとんとしていた。
別の女がちょっと違った発音で「election!」と言う。
選挙と言えば理解すると店員は思っているらしい。
「選挙前日は酒を売れない」と説明してくれれば俺も理解する。
「選挙」だけでは俺には理解できない。
金を持っていても酒を買うことができないこともあるのだ。
タイ人にとって選挙前日は酒を買えないのは常識だ。
選挙前日でも当日でも酒を買えるのが日本の常識だ。

常識なんて国によって違うのだ。

2011/5/17

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ペーパーカップ

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屋台でホットコーヒーを頼んだらこんな紙コップに入れてくれた。
屋台で使う食品容器も十年前とは変わっている。
「こんな紙コップを使うようになったのだ」
俺は感心しながら紙コップのコーヒーを受取った。
コーヒーを飲みながら歩こう。
紙コップの形は日本で使う物と変わりはないのだが、取っ手の部
分の紙が薄くて弱い。
取っ手を持つと紙コップがふらふらする。
そのうちに取っ手が破れてコーヒーがこぼれるのではないかと心
配になり急いでコーヒーを飲み終えた。

2011/5/3

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タイにあるカツ丼

食べ物と言うのはある場所から他の場所に伝えられると、オリジナ
ルの物とは違う発展をする。今では日本の食い物みたいな顔をし
ているトンカツも元をただせば欧州のシュニツェルだろう。
そのトンカツをさらに美味しく食べようと考え出されたのがカツ丼
だ。

日本のカツ丼がタイに移出した。現時点におけるタイのカツ丼は
日本のカツ丼の模倣だが、やがてタイのカツ丼も日本のカツ丼と
は似ても似つかないものになるだろう。
どのような形に変化するのか楽しみだ。

英語でLOTUSと書いてあるがタイ人はロータットと発音するスーパー
の中に日本のスカイラークが入っている。そこでカツ丼を食える。
他のタイ料理に比べると値段は高く設定されているが、けっこう
人気があるようだ。

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ローマ字でkatsudon、タイ文字でカオナームウトンと書いてある。
注文すると、5ミリ厚ほどの薄いカツを取り出した。そのカツの衣
にはパン粉がない。厚い衣の唐揚げと思えばいい。

カツ丼、親子丼を作る鍋は”取っ手”が垂直についている鍋を使う。
そんな鍋はこちらにないから小型のフライパンを使う。
日本人には珍しくない光景だが、タイ人には小さなフライパンは特
殊な調理器具に思えるのだ。

フライパンに玉葱をパラパラと散らす。その上に超薄切り唐揚げ風
トンカツを乗せる。タレを入れてフライパンに蓋をする。頃合いを見
て、溶き卵を入れて蓋をする。青い物をパラパラと乗せるから、
なにを乗せたのかと見るとグリーンピースではなくて青ネギだった。

丼状の器に入れた飯にフライパンのカツを滑らせて乗せると出来
上がりだ。

お味のほうですか?甘いタレがかかった不味い料理です。
しかしこの味はタイ人に合うように作られているはずだ。
カツ丼というから日本の味を想像し、日本の味を期待する。
そんな味がタイ人の嗜好にあうはずがない。
タイではこの味でいいのだ。

タイ人はカツ丼をスプーンとフォークで食べる。
俺は日本風に箸でカツ丼を食べた。
カツ丼に使っている飯は粘り気のないタイ米だ。
そこに甘いタレをかけたものだから、ますます粘り気がなくなる。
箸で飯を食おうとしても食えるものではない。

日本の味を期待している俺が悪いのは百も承知だが、大変不味
い楽しい経験でした。

2011/5/3

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トカゲも食い物

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青空市場にはいろいろなものが出る。衣類、バイクの部品、携帯
電話、工具となんでもある。こんなトカゲも売っていた。
これはペットではない、立派な食い物だ。
「えっ!トカゲを食べるの?!」はい、食べます。

食い物って一体ナンなのだ?人間が食って害にならないものが
食い物だよね。でも国によって食い物と考えるものがちがう。
その国の人が、その国の文化が食い物と考えるものだけが食い
物になる。
タイ人はトカゲを食い物と考えるが、鮫は食い物と考えない。
今の日本では珍味となっている鯨もタイ人は食い物と考えない。
馬肉の刺身なんて身の毛もよだつ気持ち悪い食い物とタイ人は
考える。
鮫も鯨も馬肉もタイ人は食い物とは考えないから食べない。
トカゲも蛙も昆虫もタイ人は食い物と考えるから食べるし商品と
して取引される。

ヌチャナートがトカゲを手にとって買おうとする。
「いらない!いらない!」俺は慌てて買うのをやめさせた。
これを丸焼きにするのかスープにするのか、どうやって食べるのか
知らない。

いちどトカゲを取りに行った。
釣竿の先に糸で輪を作る。糸を引くと輪が縮まってトカゲを捕まえ
ることができる。二人一組で行くと効率がいい。
幹にいるトカゲを見つける。釣竿をもった人がトカゲの反対側に行
き待ち構えている。
もう一人がトカゲに近づく。トカゲは幹の反対側に身を隠す。
待ち構えていた人がトカゲを捕まえる。

そのトカゲをどうしたか?もちろん食うのだ。
知らない間に俺も食わされていたかもしれない。

2011/4/25

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犬の交通事故

車の整備が悪い、酔っぱらい運転、無謀運転とかもろもろの原因
による交通事故が多い。麻薬ヤーバーでふらふらしている、あち
こちの店で焼酎をひっかけている人もいる。交通事故は車と通行
人の双方に原因がある。
人と車の交通事故も多いが、犬と車の交通事故も多い。
急ブレーキをかける音がした。
「ああ、また交通事故か!」毎度のことなのであまり気にしなかった。
キャーンッ!犬の鳴き声がする。
犬と車の交通事故だ。犬は鳴きながら道路を渡っていった。

車にはねられたり、ひかれた犬が多い。びっこをひいたり、足の骨
が曲がった犬が多い。
犬の交通事故が多いのは、日本と違って犬を野放しにしているからだ。

2011/5/9

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化石じゃないの

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店の床を見たら綺麗な木の模様がある。
「ほーっ、よく出来ているな」大理石を加工して作った物だと思った。
俺は感心して木をよく見た。
これは人工のものではない。化石ではないのか?
この周辺では巨木の化石がよく出る。
日本の援助で化石の博物館が作られたくらいだ。
学術的にどのくらい価値があるものか俺にはわからないが、床の
材料にするには惜しい気がする。

2011/5/8

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銃刀剣制限地区

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公園の中に横倒しになった看板があった。
看板には「銃刀剣制限地区」と書いてある。
こんな看板が出ているということは、この公園の中にいる人の中
にはピストルを隠し持っている人がいるということだ。
銃を売っている店があったが、あれはモデルガンではなくてきっ
と本物なのだ。危ないな。
町を歩いていて流れ弾に当たるなんて真っ平だ。

2011/5/9

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あんかけそば ラッタナ

P1180564pct13_2

ラッタナーを注文した。その時、調理人の携帯がなった。
調理人は携帯を片手に注文された料理を作り始めた。
ラッタナーなんて簡単な調理だ。
あらかじめ切った野菜や、肉、その他の材料を乗せてタレをかけ
ればいい。タレもあらかじめ作ってある。
全て片手で調理できる。
片手に携帯を持ち、話をしながら材料を皿に乗せていく。
カニボコを柄杓でとって皿にのせた。
通常より多く乗ったらしい。余分なカニボコを取り除こうとしたが、
携帯での話の方が面白いらしい。
「いいや、このくらい」なんて感じで、次の材料、エビを乗せた。
話に夢中になりながらタレをかけるから、タレは皿からあふれ
そうになる。
タイ人にとって客よりも携帯の相手の方が大切なのだ。
日本では絶対に許されない、接客態度だ。

料理は真心だという。客に美味しい物をだそう、美味しく食べて
もらおうと言う気持ちが大切だと言う。
マニュアルに従って作られた材料を、マニュアル通りに乗せて
作ったラッタナーだ。味と真心は関係ないと思っていた。
しかし客よりも携帯での話に夢中になっている調理人が作った
ラッタナーは美味しいと感じなかった。
やはり、料理も真心込めて、愛情を入れて作らないと美味しい
と感じてもらえないのだ。

2011/5/3

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村長さんの生垣

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この生垣の新芽は食べられる。近所の女が毎朝、新芽を摘んで
市場で売っている。
女は無料で他人の家の生垣から食材を採ってきて儲けている。

小さな金で食材を買える客は自分が摘みに行く手間が省けて
助かる。

誰かが新芽を摘んでくれないと、生垣は高くなりすぎる。
女が新芽を摘んでくれるので村長さんは植木屋に剪定を頼ま
なくてもいいから無駄な出費が減る。

女、客、村長さんと三人が助かっている。

なんとも面白い社会だ。

2011/5/4

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元気な婆ちゃん

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このお婆ちゃんはいつもここで一人で座っている。
座っているというより電信柱に寄りかかっている。
歩道で商いをする行商人達もこの場所は婆ちゃんのために空け
ておく。売っている物は10cmほどに切った木だ。
何のための木なのかわからない。
これを噛んで歯を磨くのかなとも思ったがそうではないらしい。
焚きつけと言ってもわかるかな?
薪や炭の火をおこすときに最初に火をつける小さな木や草など
を焚きつけという。どうやら焚きつけに使う木のようだ。
「これは何ですか?」
お婆ちゃんに聞いたことがある。
すると誰かがパソコンで作ってくれた紙を見せてくれた。
タイ文字で書かれた物を見せられても困っちゃう。
どうやら目が不自由らしい。
モトサイの運転手が婆ちゃんが木を切るのを手伝っているのを
見たことがある。
どうかいつまでも元気でいてください。

2011/5/13

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豚そぼろ入り菓子パン

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小さな丸いパンに豚肉のそぼろを挟んだ物を売っていた。
パンを二つに割って中身を見た。
そぼろは甘塩っぱい。
それだけでも子供が喜びそうな味だ。
金山時味噌のような甘味噌のようなものがちょっとついている。
この味はいける。

2011/4/25

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貧乏人のパン

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作りたての写真を撮ればよかったのに、時間がたったら皮がぐしゃ
っとなった。あんまり美味しそうに見えないな。
作りたては皮がしゃきっとしていて綺麗だよ。
カノムタンテックと言うのが正式な名前なのだが、「貧乏人のパン」
とも言うらしい。安くて腹にたまるのがその名前の由来だ。
ココナツが入り少々甘い。砂糖のざらつきがある。
砂糖の粒を味わいながら子供の頃を思い出した。
製法が悪いのか添加物を使わなかったからなのか分からないが、
昔の羊羹の端には砂糖の粒が出ていた。俺は羊羹の端が好きだ
った。羊羹の中央部は豆の味しかないが、羊羹の端は豆の味プラ
ス砂糖の味があったからなんだかとくした気分になった。
貧乏人のパンなんて悪口を言われるが、金持ちにも食わせてあげ
たいほど美味だ。

2011/4/27

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芋畑

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南方で終戦となり、日本兵は英軍の管理下に置かれ、ある島に収
容されたが食糧は乏しかった。
食糧の配給があるから、取りに来いというので当番が食糧を取り
に行った。みんなは当番が帰ってくるのを楽しみにしていた。
当番は背中に薪を背負っているだけで、食べ物はなかった。
みんなはがっかりした。
当番は、「この薪を切って植えておけば半年後には芋ができる」と
説明を受けていた。その後は、芋ばかり食って生き延びてきたと
いう戦争体験記を読んだことがある。

P1180666pct13

それを読んだ時、俺は「ああ、あれだな」と分かった。
当番が背負ってきた薪というのはこのことだ。
この薪の繁殖力は強い。こんな状態でも青い葉がでるくらいだか
ら土に挿せばすぐに青々となる。

それでも中には葉を出さないひ弱なものがあるようだ。
何の作業をしているのか分からないが、時々トラックで数人が乗
り込んできて作業をしている。
農業と言うのは手入れが大切なのだと作業を見ながら思った。

2011/4/28

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Mallet 105

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今までは気づかなかったのか、やたらと新しいタイの酒が目に入
る。目にはいるとそれを試してみたくなる。
今日はMallet 105という酒を買ってみた。
カンチャナブリの会社が作っている。
軽い香りがする。セメダインに似た香りだ。この香りはタイ人の好み
の香りなのか?これに似た香りの酒が他にもある。
しかしこの香りは俺の好みに合わない。
タイ人が安物の酒と見なしているラオの香りの方が俺の好みに合う。

2011/5/1

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刃物を研ぐ

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建築現場で刃物を研いでいる男がいた。
俺にとっては極めて驚きだ。
今までに見てきた範囲ではタイ人は刃物を研いでいないからだ。
俺が感心して刃物を研ぐのを見ていたら、男は得意になって電動
鉋の刃も研ぐのだぞと鉋の刃を見
せてくれた。既に研ぎ終わった
らしく刃は銀色に光っていた。

日本の調理人にとって包丁は侍の刀のようなもので、包丁に調理
人の魂が宿っているように感じてい
る。
包丁を大切にし包丁を磨き上げている。

タイ人は包丁を研がないし、洗わない。水ですすぐぐらいだ。
洗剤をつけて洗わないから包丁に油がぎ
っしりついている。
ある時、砥石を買って来て包丁を研いだ。するとまず油が落ちて
砥石についた。
「こうやって包丁は研ぐのだ!どうだ切れるようになっただろう!」
包丁は見違えるほど切れるようになりタイ人は驚き喜んだ。
「包丁が切れなくなったなら、これで研ぎなね」
砥石をあげたが、包丁を研ぐことはしない。

タイ料理の場合、刺身のように切り口の美しさを問題にしないから、
鋭い包丁を使う必要がない。
素材を叩き切るか、押し切りしている。
鋭利な包丁を使えば、力もいらないし早く処理できるから日本人は
包丁を研ぐ。効率なんてタイ人は問題にしないから包丁を研がない。
切れなくなるとタイ人もいらいらするらしい。
包丁をソムタムを作る時に使う素焼きの臼の縁や皿の糸底で二三
回こすって研ぐこともある。

こんな状況だから刃物研なんて商売は存在しないと思っていた。
自転車のサドルを取り付けた椅子のようなものを持った男が歩
いていた。
片手には砥石と水が入ったバケツを持っている。
椅子のようなものには砥石を固定する場所がある。
この男は刃物研ぎだと分かった。
刃物と言っても何を研ぐのだ。包丁だろうか?鋏だろうか?

2011/5/9

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酒が飲める店

俺たちが日本で酒を飲める店というと赤提灯の焼き鳥屋、居酒屋、
バー、クラブなどを思い浮かべる。
それに類した店はタイにもある。バー、クラブ、カラオケなどはタイ
にも沢山あるが、そのような場所は高いので庶民は出入りできな
い。その代わり町の至る所に安く酒を飲める場所がある。
雑貨屋へ行けば、ラオと呼ばれる焼酎を飲ませてくれる。

P1180443pct13

町の中、市場の中にこのような店がある。
右の青ラベルがタイの焼酎だ。この焼酎が沖縄の泡盛の原型だ。
赤ラベルは薬酒だ。タイ版養命酒と思えばいい。
その他の酒もヤードンと呼ばれている薬酒だ。

何かの店先に酒瓶を5,6本並べて置いて飲ませる店もある。
町中いたるところに飲み屋があるといってもよい。

ウイスキーグラス一杯10バーツで酒が飲めるが、覚悟がいる。
誰が飲んだのか分からない、洗っていないから手垢で曇ったウイスキ
ーグラスに酒をついでくれる。
それをぐいっと飲み干す。つまみを出してくれることもある。
飲み干すと冷たい水か、茶のようなものを出してくれる。
ここで酒を何杯も立ち飲みして長居する客はいない。
たいていぐいっと飲んで立ち去る。

P1180801pct13

こちらの店は青空市場にいつも出て薬酒ヤードンを専門に扱って
いる。その場でウイスキーグラスで飲むこともできる。
リポビタンやウイスキーのポケット瓶の空瓶に詰めてもらうこともでき
る。甘味のある薬酒と苦味のある薬酒を扱っている。
注文すると木の杓子でウイスキーグラスについでくれる。
味見をするためには、グラスが汚いなんて言ってられない。
「えい、やーっ!」と覚悟を決めて酒を飲まなくてはいけない。

タイ人の酒の飲み方は日本人とはちょっと違う。
俺たちは朝とか昼間にはこのような焼酎を飲まない。
朝の出勤前に焼酎をちょっとひっかけて車で仕事に行く人がいる。
日本の道交法で言う酒気帯び運転なんてザラにあると思わないと
いけない。仕事の途中なのかどうかわからないが、日中でもちょい
と焼酎をひっかける。
スポンサーがついている宴会では酒を浴びるほど飲むが、普段は
それほど飲まない。焼酎をリポビタンの空瓶に入れて貰う。ポリ袋
に入れてくれる氷も買って飲む程度のようだ。
毎日、焼酎を飲むのなら瓶を買って飲んだ方が安上がりなのだが、
何故か瓶は買わない。
何処でも焼酎は飲めるから、飲みたい時にぐい飲みする方がいい
と考えるのかな?

2011/5/9

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道端の唐辛子

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俺達日本人にとって唐辛子は香辛料と呼ぶ特別な存在だ。
ここタイでは唐辛子は胡瓜や茄子のような野菜の一種と見なされ
るようだ。強い植物なのでどんな場所でもぐんぐん成長する。
まるで垣根のように唐辛子を植えている。
こんな道端にも唐辛子が生えている。
通りがかりの人が唐辛子をとっても、文句を言う人はいない。
幾ら実をとっても唐辛子は次々と実をつける。
何処にでも唐辛子はあるので、他人の家の唐辛子をとる必要も
ない。唐辛子の辛味、香りに好みがあり、
「この料理にはあそこに生えているあの唐辛子がうまい」
というのがあるみたいだ。
そうすると、あそこに行って唐辛子を採ってくる。

2011/4/26

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あんかけそば ラッタナ

P1180564pct13

ラッタナーを注文した。その時、調理人の携帯がなった。
調理人は携帯を片手に注文された料理を作り始めた。
ラッタナーなんて簡単な調理だ。
あらかじめ切った野菜や、肉、その他の材料を乗せてタレをかけ
ればいい。タレもあらかじめ作ってある。
全て片手で調理できる。
片手に携帯を持ち、話をしながら材料を皿に乗せていく。
カニボコを柄杓でとって皿にのせた。
通常より多く乗ったらしい。余分なカニボコを取り除こうとした
が、携帯での話の方が面白いらしい。
「いいや、このくらい」なんて感じで、次の材料、エビを乗せた。
話に夢中になりながらタレをかけるから、タレは皿からあふれそ
うになる。
タイ人にとって客よりも携帯の相手の方が大切なのだ。
日本では絶対に許されない、接客態度だ。

料理は真心だという。客に美味しい物をだそう、美味しく食べて
もらおうと言う気持ちが大切だと言う。
マニュアルに従って作られた材料を、マニュアル通りに乗せて作
ったラッタナーだ。味と真心は関係ないと思っていた。
しかし客よりも携帯での話に夢中になっている調理人が作ったラッ
タナーは美味しいと感じなかった。
やはり、料理も真心込めて、愛情を入れて作らないと美味しいと
感じてもらえないのだ。

2011/5/3

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継ぎ足しトラック

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日本ではとっくの昔に廃車になった車がタイでは走っている。
こんなおんぼろトラックがあった。
「ずいぶん汚ったないトラックだな。」とは思ったが、こんな風景は
普通なので余り気にしていなかった。
トラックに近づき、運転席と荷台の間の隙間が大きいのに気づい
た。

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「あれれ、ずいぶんと隙間が大きいな。日本でもこうだったかな?」
よく見ると手作りの荷台を取り付けたものだった。
この程度の継ぎ足し改造は驚くことはない。
メルセデスの外装にトヨタのエンジンなんて改造はよく聞く話だ。
これで国道を堂々と走っている。しかも事故を起こすこともなく止
まれる。走り、止まり、曲がれてバックできれば道路を走行できる
のがタイだ。

2011/5/17

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タイのコンビニ弁当

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ネットでタイのセブンイレブンではコンビニ弁当を売っていることを
知った。セブンイレブンの前を通りかかったらコンビニ弁当の広告
が目に入った。コンビニ弁当と言うのだから、冷蔵ショーケースに
入っているものと思い込んでいた。
冷蔵ショーケースには弁当なんてない。ふと見ると冷凍庫に弁当
が入っていた。
手に取ったものは豚肉の赤カレー弁当だ。
「これでいいや」ようするになんでもよかった。
どんな物でどんな味なのか分かればよかった。
金を払ってチンしてもらった。

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こんな容器に入ったこんな飯だった。
なんだか辛味がないタイカレーだ。それに甘いのだ。
美味くはないが、そこそこ食える味だ。
容器の形が日本にはないので面白い。

2011/5/13

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雨宿り

ショッピングセンターを出ると雲行きが怪しい。雨が来るな。
この雲ではすぐに雨になる。何処かに避難しなくてはいけないと
思っているうちに雨がぽつぽつ降り出した。
熱帯の雨はバケツの水をひっくり返すような降り方になる。
またショッピングセンターに戻り、軽い食事をとって雨宿りをする
ことにした。

食事を終えて、パソコンのスイッチを入れた。
するともの凄い落雷が近くにあった。
電池で駆動しているパソコンだが、雷にやられるかもしれない。
慌てて電源を切る。
また同じ方向で落雷だ。落ちた場所はすぐ近くだ。
落雷した場所の近くにいたら絶対に助からないなと感じるほど、
激しい音だ。すぐに止むはずなのだがまだ降っている。
この分では一時間は雨宿りをしなくてはいけないのかな?

ショッピングセンターを拡張するのだろうか、隣接する土地は整
地作業が行われている。
見る見るうちにあちこちに水たまりができる。
滑りやすく、足を取られやすい泥濘になった。

2011/4/26

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鳥籠にパパイヤ

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可愛い小鳥が鳥籠にいた。狭い籠の中をあっちこっちと飛び移っていた。
「可愛いな!綺麗な小鳥だな」
小鳥の動きを見ていると、赤い餌が目に入った。
「なんだろう、あの赤い餌は?」
よく見るとそれは熟したパパイヤだった。
小鳥の餌とパパイヤという組合せは日本人の発想にはない。
タイの小鳥はパパイヤを食べるんだと変に感心した。

2011/5/18

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裸足になる女

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アメリカでは人前で靴を脱ぐのは非礼となる。
熱帯の国タイでは女が人前で靴を脱ぎ裸足になっても誰もとやか
く言わない。暑いから裸足の方が気持ちがいい。
このような光景はよく目にする。

日本ではどうだろうか?
非礼とは考えないがお行儀が悪いとたしなめられる程度かな。

女の裸足を見て、風習の違いに気付きはっとした。

2011/5/2

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壕で釣る

旧市街を囲む壕で釣りをしている人を見た。この壕には大きな鯰が
沢山いたが今はパーニン(和名いずみ鯛)が増えている。
ちょうど鯰を釣り上げたとこだ。
釣り方は至って簡単で4号ほどの糸の先に小さな錘をつける。
針にパンをつけて投げ込むだけだ。釣り竿なんて使わない。
糸を時々たぐり寄せて魚がかかるのを待つ。
釣り上げた魚を入れておく魚籠もない。
どうするのか見ていると、小枝のようなものに釣り糸を結んだ。
小枝を魚の口から鰓に通す。小枝から糸をはずして糸の輪を作る。
輪の一端を岸の固定物に縛る。魚を壕にいれて泳がせておく。
こうすれば魚は腐ることもない。

別の男の釣りを見た。4号ほどの糸の先におもりをつける。
先端の曲がりに人差し指が入るほどの大きさの針を二箇所につ
けている。リポビタンのような栄養ドリンクが入っていた瓶に糸を
巻き付けてある。釣る時は糸をあらかじめ瓶からほどいておく。
糸を壕に投げると、時々ぐいっと引っ張る。ルアー釣りの要領だ。
「餌なんかなくても釣れるよ」
確かにこの壕の魚影は濃いからこんな釣り方でも釣れる。

魚釣り禁止の立て札がないからここで釣りをしてもいいのだろう。
でもあまり釣りをしている姿を見ない。

2011/5/14

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熱帯魚の水槽

ペットショップに行くと熱帯魚の水槽がある。
色とりどりの綺麗な熱帯魚が泳いでいる。
種類も多くて見ていて楽しい。
見ているうちに何か違和感を感じた。
日本で見かける水槽と何かが違っている。
何が違うのだ?
日本の熱帯魚の水槽にはヒーターがついているが、タイの熱帯魚
の水槽にはヒーターがついていない。
考えて見れば当たり前のことだが、ヒーターがないと極めて自然
に見える。

2011/4/23

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副葬品屋

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町を歩いていたら紙で作った豪邸の模型や自動車があった。
子供の玩具にしてはおかしい。
一体、この店は何を扱っているのだろう?
店の中を覗きながら考えていた。

俺が不思議そうに店内を見ているので店主らしき女が笑いながら
話しかけてきた。
「これは葬式に使う物ですか?」
「ええ、そうですよ」
おそらく中国系タイ人の葬式に使う物だろう。
あの世で困らないように生活用品いっさいとかお金などを入れる。
お金を入れてもあの世もインフレで、
「これっぽっちの金じゃ足りない。もっと金をくれ!」
とこの世に戻ってきたら困るな。

葬式と言えばこんな記事を読んだことがある。
棺桶に本物の現行通貨を入れる人がいる。
あるタイの隠亡さんは遺体を荼毘にふす前にお金を抜き取って
家の壁に貼り付けている。
貼り付ける場所がなくなると、その金を慈善団体に寄付する。
「そんなにも大量の現金を壁に貼っておいて大丈夫ですか?」
「このお金を盗む人なんてありませんよ」と隠亡さんは笑う。
こんな話だった。

2011/5/9

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2011年5月24日 (火)

釣銭泥棒

バスターミナルでのことだ。
腹が空いたのでクイティオでも食ってから家に帰ろう。
家に着いたら風呂に入って冷たいビールを飲んで寝ちゃおう。
そんな軽い気持ちでクイティオと呼ばれるタイラーメンを食わせる
店に入った。その店はバスターミナル内のフードセンターの中に
ある一軒だ。看板にクイティオの値段が書いてある。30バーツと
普通の値段だ。

バスターミナルにある店だから、この店に来る客はタイ人も外人
もいる。タイ人でもこのバスターミナルに来るのは一生に一度の
ことかもしれない。バスの待ち時間に慌ただしくクイティオを食べ
るタイ人もいるし、タイの物価も相場も知らない外国人もいる。

クイティオを注文して100バーツ札を出した。
若い女店員は札を受け取ると100バーツ札を小銭を入れる笊に
しまった。そして釣銭を渡そうとしない。
俺は釣銭が出るのを待っていた。
女は「釣銭がない」と言う。普通の店では釣銭がなければ隣の店
で両替をして釣銭を渡すものだ。釣銭がないからと言って受け取
った札を黙ってしまいこむ図々しい態度が気に食わない。
俺の前に居た女の客は50バーツ札を出した。
やはり釣銭がないと言っていた。女の客は財布を広げて小銭を集
めて30バーツにして渡していた。
タイ語がわからない外国人でもこんな態度に頭に来る。
「30って看板に書いてあるけどあれは何かな?騙されて居るみた
いだけど大した金額じゃないから、まあいいっか?」
なんて100バーツを騙し取られるのを許してしまう。
時間がないし、二度とここに来ないタイ人も半分諦めてしまう。
バスターミナルと言う特殊な場所を利用した悪質な商法だ。

俺は完全に頭に来た。態度が悪すぎる。
釣銭を渡す気が全くない。
俺は人差し指で金を返せと合図した。
女は俺が金を崩して戻って来ると思ったのだろう。
俺が渡した100バーツ札を戻した。
もうクイティオを食う気もしない。
そのままバスターミナルの外に出た。
作ったクイティオをどうするのかな?損失にするのか?
それとも次の客に出してしまうのか?
痛い目に会わないとあの女は自分のやっていることがどのくらい
非常識なのかわからないだろう。
金額の問題ではない。商道徳の基本を無視している。
いくら寛容なタイ人でもこの女の商法を許さないだろう。

2011/5/7

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満員のソンテウ

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トラックを改造してバスにしたソンテウという乗り物が走っている。
満員になるとこんな状態で走っている。
これが事故を起こしたら大変なことになる。
座席は二列あり、座席は女・子供・老人が座るものという不文律
ができている。どうやらソンテウというのは免許をうけた個人経営
で夫婦でやることが多いようだ。
旦那が運転手で女房が料金を集める車掌さんだ。
このくらい満員になると女房が活躍する。
「みんなもっと奥に詰めて頂戴!」
「座席は6人掛けよ!もっと詰めて!」
車から降りて、詰まり具合を確認する。
「そこ、ちょっと詰めてよ!」なんて怒鳴っている。
トラックの後ろから手を伸ばして行き先を確認して料金を集める
のも女房の役割だ。
運転手に近い場所に居る人は料金を払いたくても手が届かない。
すると中ほどの人が中継して、女房に料金を届ける。
釣銭も中継して戻ってくる。
写真の状態だと25人ほど乗っている。
こんな状態で乗っている時、急停車したことがある。
怖かったよ。倒れないように鉄棒を握り締めた。
座っていた人は運転席のほうに滑っていた。
荷物を二つ持っていた。座っている人が荷物を持ってくれる優しさ
がソンテウにはある。

2011/5/2

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タイの竹林

P1180180pct13

国道から横道に入って5分くらいバイクは進んだ。
更に路地を左折して暫く行くと緑の竹林が目に入った。
ここは筍を栽培している所とのこと。
整然と植えられた竹が美しい。
孟宗竹のような太い竹ではないので筍も細い種類だろう。
日本では筍は春にしかでないが、ここではいつ筍が出るのだろう
か?米が一年に二回三回と取れるように、この筍も一年に二回三回
と取れるのだろうか?

2011/4/21

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担ぎ売り

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竹の棒の両端に籠をぶら下げて行商する担ぎ売りが多い。
多くの行商人の竹の棒は節をちょっと高く残しておくだけでなんの
飾り気もない。
籠を吊るす紐がずれ落ちなければそれで良しとしている。
このおばさんはちょっと違っている。
竹の節を上手に利用して狐の顔のようにしている。
思わずニヤッと笑ってしまった。

P1180553pct13

2011/5/2

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タイで無線LAN

あちこちにhotspotなどの無線LANの設備がある。日本の携帯でも
LAN機能があれば接続できる。接続すると名前とパスワードの
入力を要求される。適当な名前とパスワードを入力してもネットに
接続できない。説明があるのだがタイ文字は日本の携帯では表
示できない。白抜き「□□□□□□□」の連続になる。
表示されても読めなければ意味がない。
俺の周辺のタイ人に無線LANに接続出来る人はいない。
いても英語で説明できる人はまずいない。周囲にコンピューター
を使える人なんていない。接続方法を自分で探るしかない。

やっとわかったことは特定の本屋でカードを買う。
カードの裏をこすると名前とパスワードが書いてある。
それを入力すればいいことがわかった。
100バーツつまり300円ほどで150分利用できる。
hotspotと言うから無料だと思っていたら有料なんだ。
ネットカフェなら一時間使っても10バーツほどだ。
hotspotを使いこなすタイ人は金持ちだけだ。
貧富の差が大きいから金持ちにとってはhotospotの接続料金なん
てゴミみたいな金なんだな。

バンコックや空港なら日本語対応のパソコンを置いているネット
カフェがあるが、田舎のネットカフェじゃタイ語と英語しか対応し
ていない。それでも何台かのパソコンのうち日本語表示ができ
るパソコンがある。反応は遅いがタイのパソコンから日本語入
力ができるサイトに接続して日本語を入力する。
日本語の入力が面倒だがそれでも日本語で文章を作れる。

日本の携帯で無線LANに接続すれば日本語入力は簡単だが、
携帯での入力は使いづらい。
ネットカフェのキーボードの方が入力が簡単だが反応が遅い。

多くの無線LANが使える場所は冷房があり、綺麗だ。
こんな野外でも無線LANを使える場所がある。

P1190037pct13

無線LANを使いこなそうとして随分試行錯誤した。
分かってしまえば簡単だが、ここまで来るのが大変だった。
この苦労ってわかるかな???

2011/4/27

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店を探す

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英語とタイ語で書かれている看板を見ると、知らず知らずの間に
英語を読んでいる。
バスの中からBig Boomと書かれた看板を見た。
名前からしてファッション性の高い女の商品を扱っていると思い、
大して気にしていなかった。その後、その店の前を通ると太った
女の服を専門に扱っていることがわかった。

ここ数年、タイで肥満が増えている。その肥満も太めという状態で
はない。相撲取りのように巨大なのだ。
肥満が増えているから、太った女のための洋服屋が増えている
のに気づいた。肥満女専門の洋服屋を取材しようと思い立った。
Big Boomも取材しなくてはいけないな。
この店は大きな通を左に曲がって直ぐの場所にある。
確かこの道に有ったはずだが、ない。
あっちの道を入った所かな?そこにもない。
あれは一時的に開店していた店か特売だったのかな。
そうだとすると諦めるしかない。

Big Boomの写真を撮ることを諦めてバスに乗った。
バスが通りを曲がるとそこに探していたBig Boomがあった。
「ああ、この道だったのか!」
人間の記憶なんて、いい加減なもんだ。
しかし道を曲がってすぐ左側という記憶は正しかった。

2011/5/13

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歯列矯正

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数年前から歯並びに気を使う女が増えたのに気づいた。
歯列の矯正をしている。
日本の歯医者の場合、歯列矯正器具は医療機器と考えるのだろ
う。医療機器だから機能が備わっていればよいから美的配慮が
行われていない。ステンレスのバネのような物を歯に挟んで歯並
びを矯正している。

タイの歯医者は歯列矯正器具に美的配慮をする。
歯列矯正なんて金持ちしかできない医療行為だし、矯正しなく
たって今すぐ命の危険はない。
金持ちの医療行為だから、美的要素も加味される。
バネの所々に小さな金属の塊がある。金属の塊に赤とか青の
色が付いている。ダイヤのような光る物を入れる人もあったよ
うに思う。

市場に大きな太った女の人形があった。
このような太った人形はあちこちで見るのでタイでは珍しくない。
大きく口を開けて笑った歯が矯正を受けている。
人形の歯列矯正器具が着色されている。

タイでは当たり前の医療行為がこの太った人形にも反映されて
いるのが面白いと思った。

2011/5/9

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太目の服

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今から10年以上前のタイには太った女は居なかったな。
みんなすらっとした体格で大根足なんて見なかった。
日本の男達は「タイの女はスタイルがいいね」と話し合っていた
もんだ。たまに太った女がいたが、極めて少なかった。
太った女の美人コンテストがあり「象さんコンテスト」とか言ってい
た。そのくらい、太ったタイ人は稀少な存在だった。

P1180794pct13

今のタイには太った女がごろごろしている。
町を歩いていて太った女というより超肥満の女は1%くらい居ると
思う。太っていると見なされる女を含めると3から5%になると俺は
推定している。大人ばかりではない。子供にも肥満が増えている。

それくらい太った女が増えると、太った女専門の洋服屋ができる。
ちょっと町を歩いていたら、次々と太った女のための服を売る店
が目に入った。ただただ呆れるばかりだ。
あまりにも数が多いので、もうこれで充分とそれ以上の取材を止
めた。これだけ太ると「太っているのは美しい」と開き直りが起き
る。こんな太った女を見ると俺は危険を感じる。
このままではタイの死因のトップは糖尿病になる。

P1180793pct13

日本では超肥満の女の服を売っている店が少ないだろうから、
そんな服は高いだろうな。タイに来ると超肥満用の服を売る店
が多いから、値段も安くデザインも豊富なはずだ。

2011/5/13

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タイのカップ麺

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タイの屋台ではインスタント麺を置いてあり、客の注文に応じて袋
を破って麺を作ってくれる。俺たちの常識ではインスタント麺は家
庭で食べる物であり、屋台で食べる物ではない。
どうして屋台にインスタント麺があり、それが売れるのか不思議
だった。タイの食生活は買い食いが普通であり、家庭で料理を
作ることがないので台所がない家もある。
インスタント麺を買っても家で食えないので、屋台で食うことになる。

この店にはカップ麺が置いてあった。別に腹が空いていたわけで
はないが興味があったのでカップ麺を注文した。
カップ麺の蓋をあけてお湯を注いでくれただけだ。
日本のコンビニだと自分でカップをあけて調味料の袋を破ってポッ
トのお湯を自分で入れなくてはいけない。ここでは全てを店員が
やってくれた。俺は三分待って食うだけだ。冷たい水をくれたか
もしれない。食い終わったカップはその場に置いておけば店員
が片付ける。
日本のコンビニでは箸を貰わないとカップ麺を食えない。
タイのカップ麺はカップの中に折畳のフォークが入っているので
それで食う。

どうでもいい、やってもやらなくてもいいことをやりました。

2011/5/4

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バイク事故

近所の子供がバイクに二人乗りして出かけた。
ちょっと走ったと思ったら、大きな音がした。
音のする方を見ると、バイクが倒れて二人が転んでいた。
怪我をしたかと思い、二人の方に駆けつける。
二人に怪我はなかった。よかった!

側溝に新しい下水管を埋め込む工事をしている。
工事中を示す物はない。
道路には工事からでた砂が散らばっている。

バイクは側溝にすっぽり落ち込んでいる。
近所の男達が出てきてバイクを側溝から引き上げた。

「どうしたの?」
「砂で滑って側溝に落ちちゃったの」

2011/5/2

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柿とマンゴー

日本の庭などには蜜柑とか柿の木が植わっている。
実が生っても誰も食べない。
それを見るとヌチャナートは溜息をつく。
「もったいないわ。日本人は食べないで無駄にしちゃうのね」
せっかくなった果物を食べない日本人を批判している。

タイに来ると、あちこちにマンゴー、パパイヤがなっているが、
それを誰も食べない。鳥が食べても文句を言わない。

日本の果物は完熟して甘い物しか食い物にならない。
それに対してタイの果物は未熟な物は野菜として食べられる。
完熟すれば果物になる。
野菜がいっぱいなっているのにタイ人は食べようとしない。

ヌチャナートにそれを指摘した。
「そーねー・・・・・。」
後は笑って誤魔化していた。

2011/4/26

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ソンテウの子供

トラックを改造したソンテウと呼ばれるバスがある。
ソンテウに乗り込み出発を待っていた。
母娘連れが乗り込んできた。母親は美人で優しいおかあさんとい
う雰囲気が漂っている。娘は椅子に横になって寝たがっていた。
「お客さんが沢山乗ってくるからダメよ。」
母親は娘を抱き寄せて寝かせていた。

ソンテウが走り出してしばらくした。
突然、何かがぶつかる大きな音がした。
ソンテウが衝突したのかと思った。しかしソンテウは停車しない。
おかしいな?音がした方向を見た。
母親が娘を見ながら笑っている。
娘は寝ぼけて頭をガラス窓にぶつけたのだ。
それでも娘は寝たままだった。

優しく娘を見つめる母の顔は美しかった。

2011/4/23

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タイの洗濯屋さん

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ここが洗濯屋さんです。機械洗いでなく全て手洗いです。
こういうといかにも丁寧な手洗いと思っちゃうだろうな。
実は洗濯機がないから手で洗っているだけなんだ。
洗い物と言ったって夏物のシャツ、ズボン、スカートだけだ。
木綿と化繊だけだから、ごしごしやっても型崩れなんて心配いらない。
分厚いコートなんて持ち込む人はない。
洗濯には注意が必要な絹の礼服なんて村長さんと一部の金持ちしか持っていないから、この洗濯屋に持ち込まれることはない。
全て天日干しだ。暑いから三時間もすれば乾いちゃう。

日本人の感覚ではどう見てもここが洗濯屋さんには見えない。
でもこれで立派な洗濯屋さんなのです。

2011/5/15

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瓜がなっている

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道端に黄色い花が咲いている。見るとウリ科の植物の花だ。
誰かが作っているのではない。自然に生えて育った物だ。
どんな瓜がなっているのだろうと見回すと木の上に糸瓜のような
瓜がぶら下がっていた。よく見るとあちこちに瓜がなっている。
別の場所にも別の瓜がなっている。誰もそれを採って食べようと
もしない。さすが熱帯の国だ。食べ物があちこちにある。

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2011/5/14

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宙に浮くタイヤ

タイでは日本にはない珍しい車が走っている。
車体はメルセデスでエンジンはトヨタなんて車が有るらしい。
今日は珍しいトラックを見た。
二両連結のトレーラーはあちこちの国で見られるからそれほど珍
しくない。なにしろ二両連結だからタイヤも10数本つく。
今日のトレーラーはそのうちの二本のタイヤの直径が他のタイヤ
より小さい。他のタイヤは回転しているのに、直径が小さいタイヤ
は宙に浮いており回転しない。当然だ!
そんな車が堂々と国道を走っている。
いつ事故が起きても不思議でない。

2011/4/29

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エビのかき揚げ

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ロートタラートと言われる野菜、魚、肉、菓子などの移動販売車が
やってきた。日本で言えば超ミニミニコンビニと思えば間違いない。
ちょうど腹が減った時だった。すぐに食えるものがないか見に行っ
た。エビの唐揚げのようなものがあった。
それを求めて試食した。日本で見る唐揚げは1センチから2セン
チほどの厚さだが、この唐揚げは1センチ弱しかない。
揚げたあとは油を切ってあるが、それでも油っこい。
思っていたほど乾燥したエビのにおいは強くない。
今思えば、このかき揚げに醤油をかければ飯のおかずになりそ
うだ。

2011/4/22

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マンゴーの木陰

観光旅行のポスターに椰子の木陰でビキニの女とハンサムな男が
白い椅子に座ってビールなどを飲ん
でいる写真がある。いかにも
南国らしい光景と我々の目には映る。

南国に生活する人には危険、危ない光景に見える。
大きな椰子の実が10メートル以上の高さから落ちてきて頭を直
撃することがある。冷たいビールを飲
んで寝ている時に椰子の
実爆弾が落ちてきて死んでしまう。

俺たちはマンゴーと聞くと熱帯の国を思い浮かべる。
甘いマンゴーの木陰で食事をするなんてロマンチックに思える。

P1180264pct13

田舎の寂れた場所にあるレストランに入った。
大きな木陰のテーブルの方が綺麗だし、涼しそうだった。
マンゴーの木陰で食事をすることにした。
どすんと大きな音がした。俺は周囲を見回した。
「マンゴーが落ちたのよ」ヌチャナートはこともなげに言う。
大きなマンゴーは数百グラムある。そんな果物が二階ほどの高
さから落ちて当たれば怪我はしなくて
も痛い。
そんなことを考えていると、またマンゴーが落ちた。

おいおい、よしてくれ!
俺達は安全な場所に移動した。
安全な場所と言ってもテントとトタン板でできた屋根のある場所だ。
屋根を支えている梁は太い竹だ。田舎じゃ普通の光景だ。
店は汚いが、この店の婆ちゃんが作ってくれる料理は美味しいよ。

2011/4/25

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蠅払いのまじない

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草葺きの屋根の屋台に入った。屋根から水をいれたポリ袋を下げ
ている。不思議に思ってなんでそんなことをするのか聞いた。
「こうしておくと蠅が寄ってこないのよ。ほら、蠅がいないでしょ?」
うーん、確かに蠅はいない。
なるほど、これは効き目があるようだ。俺は感心してポリ袋を見つ
めた。やがて料理が運ばれてきた。
すると何処からともなく黒い蠅がたくさん寄ってきた。
いままで蠅がいなかったのは、蠅の食い物がなかったからだ。
目ざとく食い物を見つけると、蠅は仲間と誘いあってやってくる。
ポリ袋は単におまじないだ。
あんな物で蠅が寄ってこないのなら、世界中の蠅がいなくなる。

2011/5/11

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普通の食事風景

このような食事風景はごくごく普通で当たり前です。
汚い、不潔だと言っていたらここでは食うものがなくなる。
一流ホテルの食堂も裏はこれよりましだろうが、流通段階が不潔
だからこれと似たようなものだ。
諦めて悟って腹をくくってここで飯を食う。

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雑菌が豊富だから、雑菌と病原菌が生存競争をしている。
ひ弱な病原菌は雑菌にいつも負けるので、ここで食っても病気に
ならない。多種類の雑菌が体内に入るので、アトピーなんて病気を
タイ人はもたない。雑菌を取り込んでおくと、細菌性の病気になり
にくいのは本当だ。

2011/4/28

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商売の邪魔

この町で全ての人に崇められているスラナリ様の像がある。
スラナリ様に捧げる花輪、お香などを売る店がある。
人々が崇拝する場所、寺では何軒もの店が出ているものだが、
スラナリ様の像近くでは店は一軒しかない。
町がその店を所有しているのか、町が誰かに専売許可をだして
いるのかわからない。

スラナリ様の売店近くで大きな怒鳴り声がする。
威嚇するような態度と怒鳴り声だ。
怒鳴られている男は何も言わない。
何か土産物のようなものを肩に担いでいた。
「何でこの男が怒鳴られているのだ?」
俺は不思議に思い、男の持ち物を見た。
土産物の他にスラナリ様に捧げる花輪も売っていた。
怒鳴っていたのは売店の男だ。
商売の邪魔になるから、ここから出ていけと怒鳴っていたのだ。

穏和なタイ人がこのように怒鳴るのも珍しい。
タイ人の感覚では怒りを表すのは恥ずかしい、はしたない、下品
な行動なんだな。
珍しいものを見たと変に感心していた。

2011/5/2

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2011年5月23日 (月)

昆虫売り

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俺達は昆虫を食べるタイ人を見てゲテモノ食いと考える。
世の中の食い物を見ていると、この世の中にはゲテモノという食い
物はないといいうことが分かる。俺達が食い物だと思っていても、
他の民族から見るとゲテモノということが多々ある。
タイ人は昆虫を肉や魚と同じく立派な食い物と考えている。
それがタイの食文化なんだ。

今日は青空朝市に出かけた。熱帯でも朝のうちは涼しい。
市場に行くと必ず昆虫売りがいる。
店番はトイレにでも行ったのだろう。
昆虫を並べた屋台は無人だった。
朝のことだから雀もおなかを空かしている。
無人の屋台に雀が大好きな昆虫がいっぱいある。
遠くから安全を確認した雀が飛んできてあっと言う間に昆虫をくわ
えて飛んで行った。
雀の素早い行動に呆気にとられ、ポカンと口が開いた。
人間にとっては商品だが、雀には餌なんだ。
秤の上に雀がいるでしょ。

昆虫は日本人にはゲテモノだが、タイ人には食い物であり商品
でもある。
昆虫は雀には餌であって朝市は餌場でもある。

2011/4/23

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二歳の子供が

元気に走り回っていると思うとパターンと寝てしまう可愛い盛りの
二歳の子供がいる。その子供が俺のタイ語を評していたと聞いた。
「あのおじさんのタイ語はおかしいよ。何を言っているのか分からない」
うーん、俺のタイ語は二歳以下なんだ。

2011/4/23

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バス事故

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交通事故をタイではよく見る。人身事故も何度か見た。
今日の事故は長距離バスの事故だった。
ラオスとの国境近くにウボンと言う町がある。その町と外人観光客
で賑わうパタヤという町を結ぶ長距離バスの運転手が居眠り運転
をして道路脇に突っ込んだ。ウボンとパタヤの間は650キロほどあ
る。道路事情が日本とは違うから、12時間くらいかけて走っている
と思う。水没、冠水を防ぐためと思うのだが、タイの国道は周囲の
地面より高い場所に作られている。
道路からそれることは、低い場所に落ちることになるから突っ込ん
だという表現が一番ぴったりする。
この事故で30名が死んだと教わった。事故が起きたのは今朝の
ことだと言うから乗客の殆どは寝ていたと思う。

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遠くから大きなクレーンが見えた。その辺りから渋滞が始まっていた。
クレーンのそばには野次馬がたかっていた。
事故があったのは反対車線だ。道路から下に落ちたのだが大きな
長距離バスだから車体の後ろは道路からでている。
電柱にぶつかったのだろう。電柱の半分が折れている。
車体の損傷状況から見て、電柱に激しくぶつかり、電柱を折って道
路下に突っ込んだのだろう。

管理のしっかりしていないバス会社があって、酔っぱらいや、麻薬
常習者が運転していることもある。
公共交通機関と言っても安心できないのがタイだ。

2011/4/23

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箸の置き方

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日本人は箸を横に置くが、タイ人は箸を縦に置くことを何度かこの
ブログに書いている。
コンビニの前に屋台が出ている。そこでバーミーナムを注文した。
料理が出来てくる前にコンビニで小さな買い物をして戻ると、俺が
いた食卓に注文したバーミーナムが置かれていた。
箸の置き方に注目した。箸は丼の端に突き刺さっていた。

日本人は箸を立てない。それは山盛りにした飯に箸を立てて死者
があの世でも食い物に困らないようにする習慣が日本にはあるか
らだ。
箸を立てることは縁起が悪いので日本人は忌み嫌う。

箸が刺さった丼を見てなんだか嫌な気分になった。
今までタイで、こんな箸の出し方をされたことがない。
料理が出来た時、俺が席を外していたからなのかな?

2011/4/24

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このシールは何か?

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バスのトイレに行った。二階建てバスの一階にトイレはある。
狭い急な階段を降りてトイレに行く。
トイレのドアの上部に禁止事項を示すシールが貼ってある。
左は禁煙の印だとすぐにわかる。

右のシールは何だ?ウンチをするなという印か?
トイレはオシッコ、ウンチの場所だから、ウンチをするなというの
はおかしい。
雲のようなものは何かを象徴しているはずだ。
何本かの直線は勢いを表している。
ウンチなら固形物の形にするはずだ。
雲のように見えるようで見えないもの?しかも勢いがあるもの?
もしかしてトイレでおならをするなという冗談かな?

2011/5/7

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産まれる前に丸焼

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日本には雛鳥の丸焼きというのがある。
タイにも同じ物があるから雛鳥の丸焼きなんて珍しくない。
市場に行くと小さな鳥の丸焼きがあった。
「小さな鶏の丸焼きよ。食べてみる?」
俺はひよこの丸焼きだと思った。
なにしろ小さな個体だから串に4匹ほど刺している。
串3本で50バーツだという。
ひよこの丸焼きとは珍しいと思ったので串を3本買った。

食って見ると鶏肉の味と言うより卵の味に近かった。
「なんだこの味は?」不思議に思ってその正体を聞いた。
「これはひよこになる前の鶏よ」

ベトナムなどでは卵を孵化させてひよこになりかけたものを食べる
習慣がある。タイの一部の地域でも孵化寸前の卵を食べる習慣が
あると聞いている。

これは孵化寸前に卵から取り出し串にさして丸焼きにしたものだ。
この鶏は産まれる前に丸焼きにされちゃったのだ。

2011/4/25

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赤とんぼと唐辛子

我々は唐辛子なんてほんの少ししか使わない。
唐辛子が欲しければ畑で作るものだと考える。
タイでは唐辛子は至る所に生えている。
道端にも草原にも生えている。
栽培するのも簡単で水さえやっていれば元気に育つ。
何処にでも唐辛子は生えているので、誰も唐辛子に興味をもたな
い。道端に生えている唐辛子を採ってきて料理に使うのはもちろん
のこと、売り物にすることもできる。

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これは草っ原で見かけた光景だ。
ここにも唐辛子が赤く実っていた。
唐辛子の傍に日本でも良く見かける真っ赤な赤とんぼがいた。
赤とんぼの大きさは唐辛子と同じ大きさだ。
まるで唐辛子に羽が生えて飛び回っているみたいだった。

画面中央下に白い棒がある。棒の左端に赤とんぼが止まっている。
この写真ではちょっと見にくいが、画面中央上の右寄りに赤いものが唐辛子だ。
なんとなく楽しい光景だった。

2011/5/11

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鼠料理

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ネズミはタイ人にとっては食品であり商品なのだ。俺が見た範囲で
は食用になるネズミは家ネズミ、ド
ブネズミの大きさのものでハツカ
ネズミなど小型のネズミは食べないようだ。
そのネズミも畑などで捕まえたもので、家ネズミは食用にされない。
「家ネズミは食べないの?」
「美味しくないのよ」
どちらも同じに見えるのだが、家ネズミじゃ駄目なんだ。食べたこと
がなければ、家ネズミが美味しくな
いと分からないはずだ。
家ネズミが不味いというのは偏見に思える。
日本人が白豚、黒豚にこだわるよ
うなものかな?

今日見たネズミは皮を剥いた生の物だった。
俺達はネズミを食い物と思っていないから皮を剥かれたネズミは
気味が悪い存在だ。

「あら、ネズミがあるわ。買いましょうよ」
「いらないよ!」
俺がいらないと言うのにヌチャナートは二、三匹のネズミを買い求
めている。

家に帰ると、ネズミを尻尾からぶつ切りにしている。
これを煮込むのだ。
ネズミを食べ物だと考えているから、俺達が魚を扱うようにごく
自然にネズミを扱っている。

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今日はネズミを食わされないようにしなくてはいけない。

2011/4/23

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宝くじ売り

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宝くじはタイにもあるのだが、その販売制度は日本とは違う。
政府が胴元になっており、販売する価格は一枚40バーツだが二枚
一組になっており80バーツが売値だ。どのような仕組みになってい
るのか知らないが、その宝くじを買ってきて転売する。
宝くじ局から80バーツで買って100とか110バーツで売って儲けて
いるのかな?売れ残り券は損になるのかな?
身障者が販売していることもある。
一種の福祉かな?そうかと思うと大きな店でも売っている。
何処で買ってもどうせ外れるのが普通なのだが、どういうわけか
当たることもある。それで運の良さそうな店や人から買うことに
なる。

若い男が宝くじを売っていた。
宝くじ新聞を熱心に見ている。俺が宝くじ新聞と呼んでいる新聞に
は当選番号が一面に載っている。裏面には当選予想番号が載っ
ている。
余りにも熱心に見ているので、こちらも釣られて見たくなった。
新聞を3バーツだして買った。なんだか曰くをつけながら当選番号
を予想している。
俺は数字を見ながら笑っていた。宝くじ売りも俺が笑う姿を見て
笑っている。彼は知っている、ここに書かれた数字で当たった数
字がないことを。
新聞を見ているうちに、なんだか当たりそうな気がしてきた。
一番確実そうな予想数字 末尾58番の宝くじを買うことにした。
「もし当たったなら、あの店のバーミーナムをおごってやるよ」
なんてケチなことを言う。
100バーツの宝くじを買ってから、横を見ると110バーツの宝くじ
を売っている。不思議に思い、宝くじを見直した。
俺が買った100バーツのものと同じだ。
「100バーツと110バーツでは何が違うの?」
「110バーツのものは数字がゾロメなんですよ」
「えっ?」
言われて見直すと、末尾が11、22、33・・・・・と揃っている。
こんな所にもゲンを担ぐタイ人の性格がでている。

2011/4/22

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コンニャク芋のカレー

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田舎の汽車の小さな駅前に朝市がたつ。地元の人には重要な市
だから、これが賑わっていてなかなか面白い。
「ねぇー、サミイ!この芋よ。日本語でなんて言ったかしら?
コノヤ・・・?」
「コンニャクかい?」
「そうそうコンニャクよ」
コンニャクの産地ではコンニャク芋をそのまま食べているのかも
しれないが、多くの日本人はコンニャクとか白滝の形でしかコン
ニャク芋を食べない。
「これを食べるのよ」
「この芋をどうやって食べるんだい?」
「こちらにこの芋を使ったカレーがありますよ」売り子のおばさん
が声をかけてきた。
「えっ?これをカレーに使うのですか?」
「そうよ」おばさんはこちらの驚きをよそに、平然と答える。
「お幾らですか?味見するだけなんですけど」
「10バーツでいいわ」
味見するだけだからほんの少しだけでいいのに、まだ袋に詰め
ようとする。
「それだけで充分ですよ」

家に持ち帰りコンニャク芋のカレーを味見した。
驚いたことに鰹出汁の味がする。まるで和食を食べている感
じだ。魚を発酵させたものを味付けに使っているようだ。
コンニャク芋は里芋のように柔らかになっている。
予想していた味とは違ったが、これは旨いと感じた。
川か池で取れる魚を使ったのだと思うが、海の魚である鰹と
似た味がでているのが面白い。

2011/4/23

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タイから津波救援

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津波災害に対する救援活動がタイでも行われていた。
田舎の町の商工会議所もこんな大きな看板を作り募金を呼びかけ、
多くの募金が寄せられていた。
この看板を見かけるとタイの人々の温かい心に感謝し、募金箱に
何がしかの金を入れた。
俺が日本人と知るとタイ人は「津波はどうだった?」と心配してくれ
た。タイの田舎の人々も被災者が一日も早く立ち直ることを祈って
います。

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2011/4/26

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2011年5月22日 (日)

タイ料理は甘い

俺達はタイ料理は辛い物だと思っている。俺もそう思っていたが、
最近わかったことはタイ料理は甘い
物が多いということだ。
砂糖がどっさり入っているのと同時に唐辛子もどっさり入っている。
唐辛子の辛さに驚いているうちは甘さを感じない。
毎日、タイ料理を食い続けているので唐辛子をそれほど辛いとは
思わなくなっている。
ウチの料理の場合、ヌチャナートは余り砂糖を使わない。
「砂糖で甘くなった料理は美味しくないわ」といつも言っている。
そんな料理に慣らされたのか、砂糖が沢山入ったタイ料理を甘い
と感じるようになっている。

砂糖の産出国だからなのかタイ人は砂糖を沢山使う。
コーヒーには日本人の倍以上の砂糖を入れる。
クイティオとかバーミーナムと言うタイラーメンにも砂糖と唐辛子
を入れる。菓子もどぎどしい甘さの物が多い。
暑いからペプシ、コーラのような甘い飲み物を沢山飲んでしまう。

タイ人は砂糖を取りすぎるため、肥満が増えたのだろう。

2011/5/21

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タイの有料体重計

P1180944pct13

町のあちこちに有料体重計がある。
デパートやショッピングセンターなどには綺麗に装飾された体重計
が置いてある。店の前に家庭用の体重計を置き、一回一バーツで
体重を測らせている店もある。
一バーツの為に店番を置いてないから、体重を測ってそのまま逃
げちゃうことも可能だ。
でもねー、そんなことをする人は居ないだろう。
たった一バーツの為に良心が咎めるのは誰だって嫌だ。


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体重計の傍に入金箱がある。盗難・破壊の恐れがあるので自販
機の普及が遅れているタイだ。
こんな所に入金箱を置いていて盗まれないのか心配になる。
盗んだとしても中に入っている金額は多寡がしれているから、
誰も盗もうとしない。

有料体重計を使う女を何回か目撃した。
面白いことに体重を測る女は痩せ型で体重50キロぐらいだ。
本当に肥満に気をつけなくてはいけない、超おデブさんが体重
を測っているのを見なかった。
体重を気にしている人は、太らないように注意している。
自分の体重を気にしないから、太っている人はますます太る。

2011/5/13

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