中距離バス発着所
自動車を持てる階級はまだ少ない。
都心に仕事を持っても通勤手段がない人もいる。
買物、役所の手続きで都心に出なくてはいけない人々がいる。
都心から離れた場所に住む人々が都心に出るにはどうしている
のだろうか?バイクで移動するにはちょっと遠い。
直接俺には関係のないことだから、そんなことは気にしていなかった。
ここにバス停がある。
このバス停は通常のバス停に見られないプラスチックの椅子が
置いてある。マイクを持った男がなにやら叫んでいる。
俺がバス停を見ていたら、マイクを持った男が傍に来て聞いた。
「どちらへ行くのですか?」
「パクトンチャイにいきますか?」地名は忘れたが、適当な地名
を言った。ここから其処へ行くバスが出ているらしい。
プラスチックの椅子はバス待ちの乗客が座る。
行き先別に一列になるようだ。
マイクロバスがやって来てバス待ちの乗客が乗り込み始めた。
需要があるところには供給がある。
タイ語とタイ人の生活を理解すると、不便さを解消する手段が
あることが分かるようになる。
やはり便利な交通手段があるのだ。
多くのタイ人は学ぶという姿勢にかけているので、この町に住む
タイ人でもここから中距離バスがでていることを知らない人が多
い。
2011/5/5
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント