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2011年5月30日 (月)

タイのリサイクル業

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タイではリサイクルが盛んに行われている。日本のリサイクル業で
は空瓶、アルミ缶、鉄くずなどの他に衣類、日用家具、家電、IT関
連商品などまだ使えるが、使わなくなった商品をリサイクルしている。

タイのリサイクル業は空瓶、空缶、屑鉄などを主に取扱っている。
衣類などをリサイクルしていた業者がいたが、一年ほどで撤退した。
俺の観察によると、その業者は環境問題に関心を寄せる金持ちの
ボンボン、お嬢様がやっていた。
日本などでこのようなリサイクル業者を見て、タイでもやれると思っ
たのだろう。売っていた商品も良いものだったが、高価でとても庶
民が手を出せる値段ではなかった。
「これがこのお値段ですから、お安いですよ」とお嬢様はのたまわ
っておられた。店のデザインもよかったが、この商売は長続きしな
いと思った。
ナイトバザールや露店で安く売られている衣類は韓国などから輸
入した中古衣料が混じっている。
そんなことをボンボンやお嬢様は知らなかったのかな?

庶民がやっているリサイクルは空き瓶、空缶などのリサイクルだ。
日本でその昔、屑屋と言われた商売だ。
扱う商品は、空瓶、空缶、アルミ缶、屑鉄、ペットボトル、紙などだ。
アルミ製品の買取値段は日本と同等あるいは日本より高く買い取
っていた。このようなリサイクル業者があっちこっちにある。
売り手は少しでも高く買い取ってくれる業者に持ち込んでいる。

日本の屑屋は零細業者だったが、今は金属回収業となって大型
の機械を設置する立派な企業になっている。集めたアルミ缶などは
機械で固めて大きな塊にしている。
そのような機械を持つリサイクル業者はタイにはまだない。

タイのリサイクル業者を見ていて感じた。
恐らくタイでも彼等はゴミ拾い、ゴミ集めと蔑まされていただろう。
時代が変わり、リサイクルの必要性が高まった。
彼等が脚光を浴びる時代になった。

中国ではパソコン、携帯などの機器を集めてその中に含まれて
いる金その他の希少金属を回収するリサイクル業がある。
俺が見た範囲ではそのような回収業者はタイにはまだない。
日本と違ってパソコンなどを持つ家庭は少ないから、採算が合わ
ないのだろう。しかし携帯電話の普及が進んでいるので、やがて
希少金属を回収する業者が生まれるはずだ。

2011/5/8

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