魚に仕事をさせる
魚を扱う商売と言うと魚屋、寿司屋のように魚を食べる商売と水族
館、魚のショウ、観賞魚など魚を見せる商売がある。
魚に仕事をさせる商売を考えた奴がいる。
太平洋戦争中、日本軍が泰緬鉄道を建設した時、多くの日本兵
や英・豪の捕虜が皮膚病にかかった。その時、川に入ると小さな
魚が寄ってきて皮膚病にかかった皮膚を食べる。
すると皮膚病が治ることを日本兵の記録、英軍捕虜等の記録を
見ると出ている。
最近の観光案内を見ていると、カンチャナブリあたりに魚を風呂
にいれて美容スパと称しているのがあるようだ。古くて固くなった
皮膚を食べてくれるのでお肌が綺麗になるというのが謳い文句だ。
タイの田舎のショッピングセンターに足湯のような施設があった。
「ほーっ、タイ人も足湯をやるようになったのか」
足湯なら別にガラスの水槽を使う必要がない。
水槽を見ると中に魚がいる。
魚は足の皮膚を食べている。
「これはすごい商売だ!」
自分はなにもしないで魚に仕事をさせている。
魚の餌は客の足の皮膚だから、餌を客が持ってくることになる。
店は客から金と餌を取っている。
魚は賃上げ要求なんてしないし。
しかも客から喜ばれるなんて凄い商売だ。
2011/5/15
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