バス事故
交通事故をタイではよく見る。人身事故も何度か見た。
今日の事故は長距離バスの事故だった。
ラオスとの国境近くにウボンと言う町がある。その町と外人観光客
で賑わうパタヤという町を結ぶ長距離バスの運転手が居眠り運転
をして道路脇に突っ込んだ。ウボンとパタヤの間は650キロほどあ
る。道路事情が日本とは違うから、12時間くらいかけて走っている
と思う。水没、冠水を防ぐためと思うのだが、タイの国道は周囲の
地面より高い場所に作られている。
道路からそれることは、低い場所に落ちることになるから突っ込ん
だという表現が一番ぴったりする。
この事故で30名が死んだと教わった。事故が起きたのは今朝の
ことだと言うから乗客の殆どは寝ていたと思う。
遠くから大きなクレーンが見えた。その辺りから渋滞が始まっていた。
クレーンのそばには野次馬がたかっていた。
事故があったのは反対車線だ。道路から下に落ちたのだが大きな
長距離バスだから車体の後ろは道路からでている。
電柱にぶつかったのだろう。電柱の半分が折れている。
車体の損傷状況から見て、電柱に激しくぶつかり、電柱を折って道
路下に突っ込んだのだろう。
管理のしっかりしていないバス会社があって、酔っぱらいや、麻薬
常習者が運転していることもある。
公共交通機関と言っても安心できないのがタイだ。
2011/4/23
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