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2011年6月 1日 (水)

タイでラーメンを思う

俺が子供の頃はラーメンなんて言わなかった。
支那そばと言っていた。
多分、満州から引き揚げてきた人々が日本に満州の味を広げた
のがラーメンだろう。
そして日本人の好みにあったラーメンの味が確立された。
日本人にとってラーメンは美味しい味になっている。

このラーメンがタイに入るとまた異質の味になり、タイ人の好みに
あった味に変化する。日本人には「何だ?これがラーメンか?」
なんて味になる。

満州、現在の中国東北部の人々が日本のラーメンを食べると、
中国の麺料理に似ているが全く異質の麺料理と考えるだろう。

現在のタイ人はその昔、中国の雲南省あたりから南下した民族
と言われている。そのせいか雲南省からタイに来る観光客が多
い。雲南省からタイに来た中国人観光客がタイに来てラーメンを
食う。その味を雲南省に持ち帰ったならどんなラーメンに変化す
るのだろう。
「こんな味になるのかな?」「それともあんな味かな?」
なんて想像するだけでも楽しくなる。

2011/5/4

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