宝くじをタイで
夢でお告げがあって宝くじを買ったら当ったなんて話をよく聞く。
俺には夢のお告げはなかったが、何だか当りそうな気がしたので
タイで宝くじを買った。欲と願望がそんな気にさせたのかもしれな
い。
実際に当ったなら、その金はどうするのだ?
日本へ持ち帰ることができるのか?
タイの金を日本に持ち帰れないのなら、タイの銀行に預けるしかな
いな。外国人が賞金を受取ることができるのか?
それはヌチャナートの名前を使えばいいだろう。
タイに税金を払うのか?などなど余計な心配をした。
宝くじはこんな姿をしている。
一枚40バーツなのだが、二枚が一組になっているので80バーツと
いうことになる。これは宝くじ局で買う値段だ。
町では100から110バーツで売っている。
抽選は午後から行われるので、抽選日の午前中は宝くじの特売
が始まる。当選番号はネットでも発表される。
http://www.glo.or.th/index2.php
パソコンとかインターネットなんてない庶民のために、こんな宝くじ
新聞が発行される。もちろん新聞でも当選番号は発表されるが、
新聞を取っていない家庭も多い。
それでこんな新聞を買って当選番号を確認する。
宝くじ新聞の値段は3バーツだ。
数枚の宝くじを持った警官が宝くじ新聞を買ってその場で確認をし
ていた。どうやら当たり券はなかったようだ。
渋い顔をして「ちぇっ!」と言いながら買った新聞を店に返していた。
店はこの新聞をまた3バーツで他の人に売ることができる。
宝くじ新聞の裏側には怪しげな広告がでている。
「大当たり必勝法」「ラッキーナンバー」なんてところだ。
絶対に当るのなら、こんな怪しげな商売をせずに、自分で宝くじを
買って毎回賞金を稼げばいいじゃないの!そう思うよね!
宝くじの発行枚数は日本よりタイの方が多いのではないだろうか?
あちこちで宝くじは売られている。身障者が宝くじを売るのをよく見
る。江戸時代の日本では盲人に金貸しをやらせ、盲人の自活を助
けていた。それと同じように、タイでは宝くじで身障者を助けている
のだろうか?
宝くじに当ったならどうしようと心配する必要はなかった。
当選番号にかすることもなく、見事に外れた。
こういうのも杞憂というのかな?
2011/6/12
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