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2011年6月 5日 (日)

タイの音楽プレーヤー

日本の音楽フプレーヤーは78回転のSPレコードから始まり、45回転
のEPと33回転のLPに続く。リードテープの録音機からカセットテー
プになり、ウオークマンが爆発的人気を集めた。
CDが出たがこれもMP3にとって代わられた。
メモリーの記憶容量が大きくなり現在は音楽はMP3で聞くことが多い。

金持ち階級のタイ人は別として、庶民の場合、SPからLPまでの歴
史もリードテープによる歴史もない。
カセットラジオが普及しカセット
テープで音楽を聞くようになったが、ウオークマンには手が出なか
った。
CDもちょっと流行ったが携帯型のMP3プレーヤーも安くなり、
それで音楽を聴く庶民が増えた。

小型で高機能の携帯電話が庶民に届くようになった。
新しい携帯電話にはMP3が入っている。MP3プレーヤーを買えなかっ
た庶民も携帯電話で音楽を楽し
めるようになった。
庶民が音楽を持ち歩けるようになったのは携帯電話をもつように
なってからだ。携帯電話で音楽を聞くのを楽しみにしている。

それはそれでいいのだが、彼等はイヤフォーンを使うのが嫌いら
しい。彼等は信じられないほどの大音量で音楽を流すのが好きだ。
携帯電話の小さなスピーカーから大音量で音楽を流している。
当然、音質が悪い。本人は音楽を楽しんでいるのだが、周囲には
チャカチャカ音しか聞こえない。今はチャカチャカ音は許容されて
いるが、まもなくそんな音を出す人は批判されるだろう。

2011/5/22

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