空芯菜は朝顔
その昔タイで、英語のメニュウでmorning gloryと書かれたものを注
文し美味いと思ったことを何度かこのブロッグに書いた。
日本ではmorning gloryと言うのは夏の朝に咲く朝顔のことだ。
あんまり美味いと思ったので、morning gloryの現物を見たかった。
朝顔と言うのは蔓が伸びて育つ物だ。
「これがそうだ」と教えられた野菜は地面に広がる青い草だった。
花が咲いているのをみたことがある。花はまさしく朝顔だった。
この野菜は朝顔の仲間なんだとその時、理解した。
空芯菜はタイ料理にはよく使われる。みずみずしい空芯菜が市場
には並んでいる。
ヌチャナートが香菜を買うと言い出した。種苗屋に行ったが目指す
香菜の苗がなかった。それで種を買うことにした。
買った種の中に空芯菜があった。
「おいおい、そんな物を買ってウチで作れるのかよ?」
俺の心配を察したヌチャナートは「大丈夫よ」と言う。
育つそばから切り取って食べてしまうので、小さな場所でも栽培で
きると思っている。そのような栽培法を今までも見てきたので、多
分ウチでも空芯菜を栽培できるだろうと思う。
その種を何時どの鉢に植えたのか俺は知らない。
鉢から小さな芽がでていた。
「空芯菜の芽がでているわ」
新しい芽が鉢の土から現れている。水をやりながら空芯菜の芽を
観察していた。やがて葉が出来てきた。
その葉はまさしく朝顔の葉だ。
「ああ、やっぱり空芯菜は朝顔なんだ」と葉を見て思った。
2011/6/10
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