救急車
救急車がピーポと音を立てながらやって来て停まった。
野次馬の俺はさっそく駆けつけた。
中年のオヤジがふらふらしながら家から出てきた。それでも一人で
歩きながら救急車まで来た。そして救急車から取り出したベッドに
倒れこんだ。車内の設備を見たところ日本の救急車の設備とほぼ
同じみたいだ。
近くの病院から来た救急車だから5分もすれば病院に到着する。
救急車を見ていて不思議に思うことが一つある。
英語を読んだり話せるタイ人は少ない。
それなのにこの救急車の前面には英語で「AMBULANCE」と鏡文字
で書いてあることだ。救急車の前を走っている車の運転手がバック
ミラーで見ると「AMBULANCE」と読める仕掛けだ。
英語なんて読めないのだからタイ文字で書けばいいのにと俺は思
っちゃう。タイ文字も読めない運転手がいる。
そんな人でも点滅する赤いランプとピーポを聞けば救急車と分かる。
外国語が書いてあると格好いいとタイ人は考える。
それで英語で「AMBULANCE」と書いたのかな?
2011/5/13
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