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2011年8月31日 (水)

トムカーガイにする

今晩、何を食べるかと聞かれても俺は本当に困る。
あれが食べたい、これがいいというのがあれば答えるのは簡単
だ。「何でもいいよ」と答えるのもイヤになった。
うーんと考えているとヌチャナートが言った。
「ねぇー、トムカーガイにする?」
「そうだな、それがいいな」
本当に長いことトムカーガイが出ていない。久しぶりに食べるトム
カーガイだ。ココナッツクリームと酸味のきいたこの味が好きだ。
酸味はレモンでも酢でもタマリンドでもいいらしい。
そうそうタマリンドがない。今度、タマリンドを買っておかなくちゃい
けないな。でもヌチャナートはそんなものはいらないと言うだろうな。

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出てきたトムカーガイを見て驚いた。
「今日のトムカーガイは赤いね。白じゃないの?」
「ピッケンを少し加えたのよ」
トムカーガイは白と思いこんでいる俺には赤いトムカーガイは違和
感がある。食ってみると味はトムカーガイだ。
俺にはわからないが地方によっては赤いトムカーガイがあるのだ
ろう。

これはいかにもタイ料理という感じがする。

2011/8/28

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2011年8月30日 (火)

黒鯛じゃないわよ

「綺麗に出来たわよ!日本人は黒い鯛だと思うでしょ。鯛じゃな
いわよ!」
出された料理を見るとティラピアの塩漬を焼いたものだった。
日本では姿が鯛に似ているのでイズミタイと言っている。この刺
身も美味い。パーニンとタイ語では呼ぶ魚で、タイの淡水には何
処にでもおり、貧しいタイの農家の重要な蛋白源になって
いる。

ティラピアを買ってくると直ぐに塩漬にする。
ウチの場合、料理を作るのには手間をかけないが、素材を買っ
てくるとすぐに保存食を作るので忙しい。
このティラピアも直ぐに鱗を落として、切込みをつけて塩漬した。
これを冷蔵庫に入れておけば、保存が利き、塩味が浸み込ん
で美味くなる。
「今日は魚でも食うか」なんて思うと塩漬の魚を取り出して焼く。

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食べない尾鰭をタイ人は切り落としてしまうので、この焼魚を日
本人が見るとなんとなく間が抜けて見える。
合理的なのだが、俺達の習慣から見ると違和感がある。
黒鯛まがいの魚なんだが、やっぱり尾頭がないと魚らしくないよ
ね。日本人は料理を目で食うといい、見た目の美しさ完璧さを
要求する。尾鰭がなくとも味に違いがでないが姿が完璧でないの
で味が劣るような気がする。
蟹なんか茹でている時に足が落ちる。
落ちた足を元の場所において出せばいいのだが、それは完璧
な料理と考えない。
タイ人はそんなことを気にしない。
国民性の違いをティラピアの塩焼で見た。

2011/8/27

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2011年8月29日 (月)

タイ料理:空芯菜の炒め物

最近は空芯菜が日本でも生産されているのでウチは大助かりだ。
数年前までは空芯菜が欲しければ、タイの食材店へ行き、空輸
されたものを買った。今じゃ手軽に食べられる。

空芯菜は英語ではmorning gloryと言う。俺はmorning gloryは夏
の朝に咲く朝顔と認識していた。
朝顔は鑑賞する花で食べる物ではない。
バンコックの料理店の英語メニュウにmorning gloryとあったので
驚いた。さっそくそれを注文した。美味いと思った。
今でも空芯菜つまりmorning gloryの炒め物は美味いと思う。

東京・入谷の朝顔市に行った。そこでなんだか食べられそうな名
前の朝顔があった。紺の法被を着た男達の溜り場に行った。
「あの朝顔は食べられるのですか?」
「えっ!?アハハハ・・・、面白い質問ですね!」
「タイでは朝顔を食べるんですよ」
「アハハハハ・・・・」
男達は可笑しそうに腹を抱えて笑った。
その当時は、朝顔作りの農家でも空芯菜が朝顔の仲間であり
食用可能とは認識していなかったのだ。
いくら空芯菜が朝顔の仲間と知っても、朝顔農家は空芯菜を栽
培出荷しないだろうな。

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ウチで作る朝顔、つまり空芯菜の炒め物はタイ料理なので唐辛
子が入っている。
緑の空芯菜の中にある赤い唐辛子は鮮やかだ。
タイの料理屋で食べるのと同じ味になっている。飽きがこない。
「美味しい?」ヌチャナートが聞く。
夢中で食べている時は返事をするのも面倒になる。
黙って頷き、「うん」と言って食い続けた。

2011/8/27

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2011年8月28日 (日)

豆のソムタム

30センチもある長い豆も上野のアメ横で買ってきた。
普通のスーパーでは手に入らないものがアメ横にはある。
その長い豆をソムタムにした。タイ人は豆のソムタムが大好きだが、俺の好みに合わない。
味の方はいいのだが、生の豆が持つ生臭さが好きになれない。
最近は健康食として豆乳が売れているから、日本人も豆の生臭さを気にしなくなったのかな?
タイ人はもやしなども生で食べているから、あのにおいをタイ人は気にしないというより、好きなのかもしれない。
俺はソムタムに手を出さないが、タイの友達は美味しそうにこれを食べていた。

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2011/8/20

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2011年8月27日 (土)

アサリの味噌和え

タイの友達が来るので料理を作った。
俺は当然タイ料理でおもてなしだと思っていた。
アサリの料理がでた。

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「これはちょっと珍しいタイ料理だな」
海から遠く離れたタイ東北部ではムール貝なども売りに来るが、
田舎の村にやってくるムール貝は小さくて食べ
応えがない。
大きな貝は金持ちが行くレストランに流れちゃう。
田螺のような淡水の貝は割りとよく食べている。
アサリのタイ料理なんて珍しい。
食って見ると味噌味だ。なんじゃこれ?和食じゃないのか?
「ヌー、日本の料理を作ったのかい?」
「そうよ」
テレビの料理番組などで味噌和えの作り方を覚えたようだ。

2011/8/20

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2011年8月26日 (金)

蛙の唐揚

俺達の多くは蛙を食い物と認めていない。
確か戦後の食糧事情を改善するため米国だったかな外国から
大型の蛙を導入し食用蛙として繁殖させた。
しかし食糧事情がよくなると誰も蛙を食べなくなった。
大型の蛙は鳴き声が五月蝿いので嫌われた。
日本じゃ蛙なんて食い物と考えないのが普通になった。
そんな俺達がタイの市場へ行くと蛙が食材として売られている
のを見て驚く。
「えっ!タイ人は蛙を食べるの?!」
蛙の種類も多く、美味しい蛙とそうでない蛙があるらしい。
大きい蛙から小さな蛙まで売っている。
料理の種類によって蛙を使い分けているようだ。

上野のアメ横に行った。そこにはいろいろな食材がある。
大きな蛙をヌチャナートは目ざとく見つける。
魚だか肉と一緒に蛙を売っていた。
蛙に興味を持っていない俺は、それが目に入っても蛙と認識
しないのだ。
日本では蛙なんて売っているのはアメ横だけだ。
「蛙を買いましょうよ」
蛙を捕まえて皮を剥いて売る人なんて日本じゃ少ないから、
値段も吊り上げている。キロ当たりの単価にすると蛙は高級
牛肉以上の値段だから笑っちゃう。

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蛙を唐揚にした。柔らかな肉は鶏肉のようで美味しい。
黙って食わせれば誰もが美味しい肉と言う。
ゲテモノだから変なにおいとか味がすると思うだろう。
とんでもない、淡白な味だ。

このような肉の形になった蛙ならあまり抵抗なく食える。
でもなぁー、小さな蛙がそのままの形で入っているタイの
スープはまだ抵抗があって食わない。

2011/8/20

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2011年8月25日 (木)

タイ人好みのラープ

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牛のたたきをタイ語でラープと言う。これは美味いタイ料理だと
考えていたのだが、何時の間にやらラープを食わなくなった。
理由はわからない。俺が食わないと知っているからヌチャナート
は苦い胆汁を加えた。タイ人は苦くて美味しいと言う。
俺は「美味しい物を不味くして食っている」と言うと、タイ人は笑
いながら言う。「苦いから美味しいのよ」
うーん、その気持ちはわからないわけではない。
日本にもほろ苦い食い物はあるけど、このラープほど苦くは
ない。

2011/8/20

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2011年8月23日 (火)

南瓜のゲンカリー

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今日は南瓜のゲンカリーを作ってくれた。「南瓜のゲンカリーは
美味しいわよ」とヌチャナートは言っていたが、な
かなか食べる
機会がなかった。ある時、南瓜のゲンカリーを食べた。
南瓜の甘さがゲンカリーの辛さと調和していい味になっている。
ヌチャナートは料理を作る時、肉と野菜の量のバランスを考え
る。そんなに肉を入れたら、野菜をいれたら不味くなるといつも
言う。主婦は「これっぽっち、肉や野菜を残してもしょうがない」
と言って使い切ろうとする。
ヌチャナートは少量の肉や野菜を使い残しても美味しい料理
にしようとする。
使い残した野菜や肉は何かに使ってしまう。
だから、鶏肉の料理にちょろっと豚肉が入っているなんてこと
が時々ある。
それなのに、今日は南瓜を使い切ろうとしていた。
やたらと南瓜が多かった。

2011/8/18

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2011年8月22日 (月)

鯵の塩焼のタイ的食べ方

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魚の塩焼きは和食でもタイ食でも見かけは同じだ。
和食の場合、醤油をたらして食べるが、タイ食の場合はナムプ
リックという唐辛子ソースをつけて食べる。
ナムプリックもピンキリで自分の好みの味を作ればいい。
初めて鯵の塩焼きにナムプリックをつけて食べたなら日本人は
どう思うかな?
俺にもそんな経験があるのだが、どう思ったのか覚えていない。
多分、辛さに閉口しながらヌチャナートを喜ばせようとして
「美味い」と言っていたことだろう。
美味いことに間違いはないが、辛いのも間違いがない。
揚物の鯵と違い、焼き物の鯵はさっぱりしているので、美味さ
よりも辛さに悲鳴をあげると思う。
鯵の塩焼きにナムプリックはだめだ!となる人も多いと思う。
何時の間にやら俺はなんの疑問ももたずにナムプリックをつけ
ている。
焼魚はこうやって食べる物という習慣がついちゃった。

2011/8/17

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パッカパオガイ弁当

今日の弁当は鶏肉のパッカパオだ。
この辛さと香りが大好きだ。
俺は美味いと思って食っているが周囲の人はどう感じるのだろ
う?多分、

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「なんだこのにおいは?くせぇーな!」
なんて思っていることだろう。
日本の弁当をタイで食ったらタイ人は和食はくさいと思うのと同
じだ。気にしない。
俺は美味いと思う弁当を食って幸せになっている。

2011/8/17

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2011年8月21日 (日)

カイケム塩漬卵のゆで卵

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卵を塩水につけておいた。こうすると卵に味がついて長持ちする。
あんまり長い間、塩水につけておくと塩っぱくなりすぎるらしい。
これは2,3週間つけておいたものだ。
茹で上がった姿は生卵と変わらない。
しかし卵を割ると黄身が綺麗な赤になっている。
卵をティースプーンで取り出して食べる。
塩加減が丁度いい。

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2011/8/17

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俺が作った弁当

今日は自分で弁当を作って自分で食うことになった。
何にしようか考えるのも面倒だ。
焼肉なら簡単に作れる。味付けをどうするか?
ちょうどタイラーメンで使わなかった粉末スープがあった。
そのスープを豚肉とまぶした。これで味付ができる。
タイラーメンのスープで味付けした豚肉を焼くとタイ料理のにお
いが立ち込める。食うとやはりタイ料理の味がする。
彩りに赤い唐辛子を加えた。
タイ人だったならこれで完成なのだが、俺には日本の食習慣が
残っている。
これだけでは彩が淋しいので、バランの緑を加えた。
P1190918pct13 まんざらでもない味だ。

2011/8/16

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2011年8月20日 (土)

パッカナーの炒め物

パッカナーというのは日本語でカイラン菜のことだ。
先日はパッカナーをアンチョヴィーと炒めた。
俺としてはパッカナーをアンチョヴィーと炒めるのは変わった
炒め物だ
が醗酵した魚とパッカナーを炒めて食べるタイ人には
普通の炒め物みたいだ。

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今日はパッカナーを鶏肉と炒めた。
こっちの方が俺には自然な料理に見える。
パッカナーはタイではありふれた野菜だからなんと言うこともなく
食べている。まだ日本ではパッカナーは珍しい類の野菜だから
目新しいご馳走に見える。
この野菜もだんだん日本に定着するだろうな。

2011/8/15

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2011年8月19日 (金)

鰯の丸干しを焼く

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丸干しにした鰯を焼いた。塩加減が丁度よい。
いい出来だ。
ナムプリックをつけながら食うと絶品だと自画自賛している。
魚をあまり食わない俺だが、これは別物だ。
貧乏人だから鰯が好きなのかな?
自分で作った丸干しだから、普通より美味いと感じるのだ。
食事を美味い、楽しいと思いながら食えることは幸せだな。

2011/8/15

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赤い目の鰯

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鰯に塩を振って一晩寝かせてから天日で丸干しにする。
これを焼いて食うのだ。
魚をあまり好まない俺だが、これは別だ。
俺はもっと作りたかったがヌチャナートが嫌がるのでこれしか作
らなかった。魚を干すと液が垂れる。それを掃除するのが大変
だと言うのが丸干しを作りたがらない理由だ。
丸干しが出来上がり、俺が焼くと、ヌチャナートは俺よりも食べ
る。作るのは文句を言うが、食うのには文句がでない。
女は身勝手だと思いながら鰯を干している。

そうそう、そう言えば冷蔵設備がない時代の鰯の目は赤かった
な。そして魚屋はくさかった。
たまに白い目の鰯を見ると、「おっ、これは新しい!新鮮だ!」
と驚いた。漁場から売り場まで冷蔵設備が備わっている今日で
は目の赤い鰯を見ることがなくなった。

2011/8/14

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2011年8月18日 (木)

タイの茄子

最近はタイの食材が簡単に手に入るようになった。
ナンプラなんてものはタイの食材専門店に行かなくては手に入
らなかったのに、今では大手スーパーが輸入し販売している。
安くなったことよりも、直ぐに手に入ることの方が嬉しい。
ナンプラ以外の食材もスーパーで買えるが、タイ人以外に使わ
ないこんな茄子はタイの食材店に行かないと入手できない。
日本人は茄子は漬物、煮物、焼き物にして食べる。何らかの加
工をして茄子を食べるが、タイ人は一切加工せず果物のように
茄子を齧る。意外な食べ方なので最初は抵抗があった。
食って見ると淡白な味で嫌味がない。
辛い料理の箸休めという感じでタイ人は茄子を生で齧る。

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日本の紫色の茄子を生で齧ってもいいのだが、ヌチャナートは
齧ろうとしない。
タイのこの茄子は固い。前歯で齧るとさくっと割れる。
その感触は日本の茄子にはないから、日本の茄子を齧ろうとし
ないのだろうな。

2011/8/14

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食べ物と健康広告8161

今までは例えば牛蒡を食うとナニナニによいという広告が目に入
った。どういうわけか最近そのようなタイプの広告が減ってきた
感じだ。
今日なんか食い物と健康関係を書いた広告が少ないな。
暑いからだろうか酢の物、酸っぱい物がナニナニに良いという広
告が二つあったな。確かに暑い時は食欲が落ちるから、さっぱり
した酢の物がいいかもね。

「ゆほびか」誌 2011年10月号 マキノ出版
毒だし!「酢漬け」美人レシピー
パッと作れ、夏バテ・便秘・内臓脂肪を撃退!体臭が消える!

「壮快」誌 2011年10月号 マイヘルス社・マキノ出版

岸朝子さんも毎朝愛飲
<酢ドリンク>で血圧50ミリ血糖値100ミリグラム下がった!
内臓脂肪も燃えると新判明

「わかさ」誌 2011年10月号 わかさ出版

第二はご飯控えがつらい人に最適の糖カット食の活用で食後高
血糖が退く妙薬は粉寒天とシナモン

AGEへらしは実に簡単でタバコの煙をさけ、焦げた食べ物をとら
ずに手作りのカテキン豆乳を飲むだけ

高血糖 高脂血・夏の脳梗塞を防ぐ 1/4タマネギ

「健康365」誌 2011年10月号 ㈱エイチアンドアイ

先月号に続き今月号でもこれを食ったら何によいという記事は
ない。「ニチニチ草」が耳鳴り、難聴によい、「ハナビラタケ」が
ガンに効く、なんて記事がある。
これ等は八百屋や魚屋で買えないから、食い物と考えるのを止める。

2011/8/16

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2011年8月17日 (水)

アンチョヴィとカイラン菜

最近はタイの食材が簡単に手に入るようになった。
カイランはタイではよく使われる食材だが、日本では見かけな
かった。俺には馴染みの少ない食材だから、カイランが目に入
ってもそれに気づかない。
ヌチャナートは目ざとくカイランを見つけた。
「あらっ!カイランよ。炒めてあげるわ。美味しいわよ!」
カイラン菜を買い求めた。

ウチには買い置きのアンチョヴィがあった。
俺達はアンチョヴィーをイタリアの食材と考え、スパゲッティや
ピザなどに使う物と考える。ヌチャナートはアンチョヴィをパーケ
ム(魚の塩漬)の一種と理解している。
アンチョヴィはパーケム(魚の塩漬)の代用品としてタイ料理に
使えると考える。俺はその考えに異論はないが、今までイタリヤ
の食材と考えていたものをタイ料理に使うと言うので戸惑いを感
じる。確かにパーケムもアンチョヴィも似たようなくささがあるの
で、タイ料理に使ってもおかしくはない。

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このアンチョヴィはオリーブ油に漬けてある。油ごとアンチョヴィを
フライパンに入れてカイランと炒めた。
ヌチャナートはカイランを摘み食いしながら調理している。
「あら、美味しいわよ!」
食って見るとタイで食う味と同じになっている。いろいろな食材が
簡単に手に入るようになったのでタイ料理を作るのに苦労が要
らなくなった。

カイランの炒め物を食いながらにやっと笑ってしまった。
アンチョヴィを使うイタリヤ料理にはニンニクがよく使われている。
パーケム(魚の塩漬)の代用でアンチョヴィを使ったタイ料理にも
ニンニクの薄切りが使われている。
魚の醗酵食品にはニンニクが合うとイタリヤ人もタイ人も考える
のが面白い。

2011/8/14

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糸瓜の炒め物

買物に行くと糸瓜があった。久し振りに糸瓜を買って料理した。
糸瓜は立派な食材だ。日本でも糸瓜を食う地域があるが少ない。
タイでは糸瓜は普遍的な食材だから、糸瓜を使っていろいろな料
理を作る。豚肉と糸瓜を炒めた料理だ。
糸瓜ってちょっと苦味があるのだ。その苦味をタイ人は賞味する
のだろうな。俺達はタイ料理は辛い物と位置づけている。
たしかに辛い料理が多いが、苦い料理も多い。
糸瓜程度の苦味なら俺も食える。
こうやって炒めると糸瓜はしんなりと柔らかになる。
風呂でアカスリにしか使わなかった糸瓜が食えるなんて意外だ。
食って見ると糸瓜は美味いもんだ。


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2011/8/13

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2011年8月16日 (火)

鮎の塩焼

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これは鮎の塩焼だが、ウチの場合ナムプリックをつけながら食べ
る。あっさりした美味しい魚を不味くして食べていると日本人は
思うだろうな。
食習慣と言うのは面白い物でタイ人はこうして食べるともっと美
味しくなると考える。俺は醤油をたらして食う習慣を忘れて、何
の疑問も持たずにナムプリックをつけながら食っている。
どの家の食卓にも醤油の小瓶が置いてあるものだが、ウチには
醤油の小瓶がない。醤油なんてほとんど使わないから置いてお
く必要がない。ナムプリックをつけて食いだしてから
「あっ、これはタイの食習慣だ。日本人は醤油をつけて食べる
のだ」なんて思った。
魚ならどんな魚でも大好きなヌチャナートは鮎のワタが美味いと
言っている。魚が好きな人はみんなワタが好きだ。

2011/8/13

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2011年8月15日 (月)

パッカパオガイ

鶏肉を使ったパッカパオだ。パッカパオなら俺はどの肉を使った
ものでも大好きだ。
今日は鶏肉でパッカパオを作ってくれた。

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こんな少量の肉に対して赤い唐辛子が何本も入っている。
どのくらい辛いか想像できるでしょ。
これをタイ人は辛いと思わないで食べているのです。
「アンタははどう?辛いと思わないの?」
なんて質問されると困るな。いつも辛い料理ばかりなので、これ
も普通の辛さと感じている。
要するに俺の舌はタイ化しているのだ。
こんな料理だと暑さで食が細くなるということはない。
少し食うと食欲が刺激され食い続けてしまう。
タイ料理は夏の健康料理だ。

2011/8/12

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ムウゴップ

皮付きの豚バラ肉があった。皮付きというのは珍しい。
これを揚げたものがタイの屋台に吊り下げられているのを思い
出した。
「ヌー、こんな豚肉があるよ。どうする?」
「ムウゴップを作ってあげるわ」
日本ではあまりみかけないから、珍しいものを手に入れたと
喜んだ。

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これが生肉の状態だ。
バラ肉のパックには「食通好み・・・」と書いたシールが貼ってあ
る。食通ちゅうのは流行の言葉でいえばグルメだ。
俺は食通でもグルメでもない。
食通とかグルメなんて言葉は地域とか時代によって変わるの
だ。これはタイでは普通に食べられている食材だ。
こんなもんを食ったってタイじゃ食通と言われない。

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これをフライパンで揚げるとこんな具合になる。
油の温度が高いのか低いのか、皮の厚さが厚いのか薄いの
か、豚の種類が違うのか、白豚か黒豚かわからないがタイで見
るムウゴップのようにならない。
俺はその皮の状態に不満だったが、ヌチャナートはそれを意に
介さないようだ。

こうやって油で揚げておけば長持ちする。
食べ物が腐りやすい熱帯ではこうして豚肉を保存していたのだ。
ムウゴップは素材だからこれを使っていろいろな料理を作る。
まずはもやし炒めに入れてくれた。
コラーゲンがいっぱい入っている皮がこりこりして感触がいい。

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これはムウゴップを炒めたものだ。いかにもタイ料理という雰囲
気がでている。酒を飲みながら食うとこの料理は美味いね。

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2011/8/7

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2011年8月14日 (日)

タイ風焼鳥弁当

タイ風焼鳥弁当なんて言うと凄い弁当に聞こえる。
鶏を焼いてタイの唐辛子ソースをかけただけの、どうということのない弁
当だ。唐辛子ソースは俺が作ったものだ。
このソースを「タイ人が作る唐辛子ソースと同じだ」とヌチャナートは評し
ている。何時の間にやらこんなソースを作れるようになった。
その昔、俺が作った唐辛子ソースは不味いと言ってヌチャナートは食わ
なかった。このソースは美味いと言ってヌチャナートは食う。

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蕪と胡瓜の塩漬を加えた。この漬物はヌチャナートが作ったものだ。
この味は完全に日本の味になっている。
俺がタイの味を作れるようになったのと同じようにヌチャナートも日本の
味を作れるようになった。

2011/8/12

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カイケムの卵焼

生卵を塩水に漬けておいたものだ。こうすると塩分が卵に浸み込
んで味がつく。黄身の部分は綺麗な赤い色に変る。
卵の保存と味付けを兼ねた伝統的調理法だ。

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日本で行われても不思議ではないのだが、何故か日本人は卵の
塩漬けはやらない。
中国人が卵を塩漬けにしているのを見たことがある。
食文化は何処かで発祥し何処かに伝承されて何処かで途切れ
るものだ。どこまでこの文化が伝わっているか追跡するのも面
白い課題になる。
卵の塩漬は中国で発明されてタイに伝わったのかもしれない。
同様に朝鮮半島まで伝わったが日本にまでは伝わらなかったの
だろう。

塩漬けにした卵カイケムを焼いてタイの大豆醤油をかけると味
が深まる。熱々の飯と一緒に食べるといい。

2011/8/12

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2011年8月11日 (木)

高菜のタイ料理

これは高菜の漬物を使ったタイ料理だ。
漬物に対する考え方を日本とタイで比較する。
共通していえる事は日本でもタイでも漬物は保存食という考えだ。
安い時、大量に手に入った時には漬物にして保存しておく。
漬物と言うのは日本では完成された食品と考える。
完成された食品だからなにも手を加えずにそのまま食べる。
味をより複雑にするために、せいぜい醤油を少々かける程度だ。
それに対してタイ人は漬物は料理の素材と考えるので、漬物を
そのまま食べることはない。
かならず何がしかの手を加えて食べる。

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高菜の漬物を水洗いして塩出しをする。
ナンプラ、唐辛子、肉を加えて煮込む。
こうすると完全にタイの味になってしまう。
漬物を煮るなんて日本人の発想にない。
ナンプラの代わりに醤油を使えば和風の創作料理ができる。

2011/8/10

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2011年8月10日 (水)

蒸し鶏

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蒸し鶏をほぐして真空パックにしたものがあった。
これは簡単に料理を作れる便利な素材だ。
ところがなんだ、ちょっと味見をして
「この鶏は不味い」とヌチャナートが言い出した。
安い鶏肉だった。俺も味見をしたが不味い肉だ。
そんな不味い鶏肉だがヌチャナートはタイ風に味付けしてくれた。
「おお、これなら食える!」
ちょっと手を加えたなら、不味かった肉が美味しい肉に変身した。
これは立派なタイ料理だ。
唐辛子の辛さで味がわからなくなったんじゃないの?
そう言われればそうかもしれない。
唐辛子で騙されている、誤魔化されていても結果的に美味しいと
感じられればいいんじゃないの?
料理や食事は楽しむことが大切なんだ。

2011/8/3

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2011年8月 9日 (火)

パットママー タイの焼そば

即席麺を使った焼そばだ。この麺は汁入りの麺なのだが、汁を
使わ
ないで焼そばにした。
インスタントラーメンの麺を茹でてそれで焼そばを作ったと思え
ばいい。ヌチャナートは料理を作るのが面倒なので、こんな焼そ
ばを作り俺に
食わせている。
小腹が空いた程度でそれほど腹が空いていないからこれで充分
だ。添付の小袋に入った調味料は使わずナンプラなどウチにあ
る調味料
で味付けしている。
俺は日本のインスタントラーメンを使って焼そばを作って食うが、
日本
人はあまりそんな食べ方をしないと思う。
多くの人はインスタントラーメンと書いてあったなら必ず汁入り
麺にする
。焼そばが食いたければ、インスタント焼そばを買うの
ではないか?

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マ・マーと総称されている汁入り即席麺を使ってタイ人は当然の
ごとく
よく焼そばを作る。
その点は日本人とタイ人では違うな。
料理は創造力でいろいろな味を楽しまなくてはいけない。
タイの即席麺で作った焼そばにレモンをかけ、ナムプリックと
一緒に食
べるのもいいよ。

2011/8/7

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2011年8月 8日 (月)

ゲンノーマイ

竹の子と牛肉を使ったタイ料理だ。ヌチャナートが竹の子が好き
だから、よく竹の子を使った料理がでる。
竹の子はタイの物が美味しいなんていつも言っている。
タイの竹の子なんて缶詰でしか手に入らない。
これは茹でて真空パックにして売っている中国の竹の子を使って
いる。タイの物も中国の物もどちらも熱がかかっているから似た
ような味だ。それでもタイの物が美味しいと拘っている。

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これも辛い料理だ。毎日々こんな料理を食っていると、辛いと感
じなくなる。口の中が火事になる感覚が消えちゃったのだ。

2011/8/7

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2011年8月 7日 (日)

食べ物と健康8071

ある食い物がある病気によいという話が数多くある。
その数が多すぎるので何を食っても身体にいいのではないかと
思ってしまう。
今日は玉葱と南瓜が身体によいと言う広告が目に入った。
詳しく知りたい方は本を買ってくださいね。

「タマネギはやはり糖尿病の妙薬」斎藤著 ブックサービス㈱
ペガサス食と健康の本

「生活習慣病に勝つタマネギ料理」山田著 ブックサービス㈱
ペガサス食と健康の本

「高血圧に勝つカボチャ料理」 山田著 ブックサービス㈱
ペガサス食と健康の本

2011/8/7

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ヤムカイヨーマー 皮蛋のサラダ

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俺は今まで皮蛋を好まなかった。それは皮蛋が持っているアンモニア臭
が嫌だったからだ。タイの屋台で皮蛋を使った料理を食ってから、皮蛋
が好きになった。今日は皮蛋のタイ風サラダだ。
皮蛋を箸で掴みナンプラを使ったドレッシングをたっぷり黄身に染み込
ませる。そして唐辛子とニンニクを乗せて食べる。
こうして食うとアンモニア臭なんて感じない。
茶色く透明になった白身がプリプリしている。
黒くなった黄身はほくほくしている。
酒の肴にいい料理だ。
薄荷の葉を添えた。これも軽い香りがする。
日本人の食事では薄荷は使わない。
彩りも綺麗で食っても美味しいから試してみる価値があるよ。

2011/8/6

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2011年8月 6日 (土)

春雨カレー ゲンウンセン

この料理をカレーと呼ぶと日本人は戸惑う。
カレーと言うと日本人は黄色いインドのカレーを想像する。
タイのカレーは必ずしも黄色ではない。
春雨を使ったごった煮と言えばいいかな。
この料理はタイ料理ではなくてラオス料理になるらしい。
俺たちにはタイ料理とラオス料理の区別はなかなか難しい。
ラオス人に言わせれば、ラオス料理はタイ料理ほど辛くない
そうだ。俺たちに言わせれば両方とも同じように辛い。
こんな料理を旨いと言いながら食っている俺を見てヌチャナート
は言う。
「サミイはタイ人みたいね」

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ごった煮というのはスプーンだけで食えるものだが、このごった
煮はそういうわけにいかない。スプーンでは春雨をすくえない。
春雨を食いたい時は箸を使わなくてはいけないのが面倒だ。
緑の野菜はベランダで栽培している苦瓜や唐辛子の葉だ。
暑い夏はタイ料理の季節だ。
夏バテで食欲がなくてもこれを一口食えば食欲が戻ってくる。

2011/8/4

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2011年8月 5日 (金)

タイを思い出して

腹がすいたがヌチャナートはいない。いつもは何か食い物があ
るのに
今日はなにもない。
何を食おうか?自分で飯を作るのは面倒だ。
その時、タイラーメンをお菜に飯を食っているタイ人がいたのを
思い出
した。日本でラーメンライスという食い方だ。
同じことをタイ人がやっているので思わず笑ってしまった。
ウチにはインスタントのタイラーメンがある。
電気釜には飯がある。
タイラーメンでラーメンライスをやればいい。
なかなか素晴らしいアイデアだ。
タイラーメンの袋を破ってお湯に入れる。
スープを加えてタイラーメンを作った。
これをご飯と一緒に食べてみた。
ラーメンライスだ。日本のラーメンと違ってタイラーメンは辛味
がある。その辛味がライスを食うのに役立つ。
日本のラーメンライスよりタイのラーメンライスの方が食いや
すい。

2011/8/5

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2011年8月 4日 (木)

牛肉と苦瓜のタイ料理

これもまた適当な弁当だな。牛肉と苦瓜を煮込んだものだ。
ナンプラとレモングラス、唐辛子で味付けをしてある。
料理の名前を聞いても無駄だ。
「名前なんてないわよ。適当よ!」
そうなんです適当に作った料理なんです。

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どんな適当な料理でも日本人が作ると日本の味になる。
これもタイ人が作った料理だからタイの味になっている。
この味を日本人にだせと言っても難しい。
唐辛子の辛味で汗がでる。
汗が出るのだが、暑さは感じない。

2011/8/2

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2011年8月 3日 (水)

食べ物と健康8021

今日も目に付いた食べ物と健康に関する広告だ。
玄米がガンに効くという記事が多いな。

カラマンシー、アカシアポリフェノールとか高麗人参の実も何かに
いいと書いてある。
これらは薬みたいな物と解釈するのでとりあげないことにする。

先月は"バナナが尿漏れに効く”という記事があった。
今月はバナナが便秘に効くという記事だ。バナナは排泄に効果
があるようだ。

食源病という言葉が使われている。

「夢21」誌 2011年9月号 わかさ出版

今の食事のままではあなたの将来は危ない!
ガンに勝つ!
生還者たちの克服の秘策 革命的塩断ち玄米食

①ガンは肉や塩分のとりすぎ 甘いもの好き 生野菜不足で
細胞がガン化して多発する食源病であなたの危険度も分かる
②食事正しこそ今のガン治療最大の盲点で名医が現代医学
に限界を感じ考案した最高の食事療
法は塩断ち玄米食
③塩断ち玄米食は数十日でガン体質を正す食事法で塩や白
米を控えがん細胞が嫌う野菜や玄米
をこう食べよ!
④再発転移ガン進行がんから続々生還!
医師も患者の会も実践した塩断ち玄米食のすごい体験10人
生還者の献立詳細報告つき
⑤手作り簡単で味も抜群!
塩断ち玄米食で今あるガンが消える朝昼晩の進行度別レシピ
ー集
⑥塩断ち玄米食に不可欠な野菜の大量補給は手作りガン改善
青汁で補えばよく再発・転移も防い

⑦食欲がないときの食事法や玄米の美味しい炊き方など塩断ち
玄米食を成功に導く8ヵ条

夏バテ・こむら返り だるさも退いた!
鳥ムネ肉の最もいいとり方

高麗人参の実が高血圧、高血糖に効くという記事があるが、こ
れは食い物ではないから外す。

「安心」誌  2011年9月号 マキノ出版社

やせた!超便秘に聞いた!
一晩で作れ甘くて美味
バナナ酢
8Kgやせウエスト、下腹、お尻がキュッ!
シミもソバカスも消えた!色白に変身!

納豆は若返りの特効薬
高血圧、白内障が大改善!
動脈硬化に有効

「はつらつ元気」誌 2011年9月号 芸文社

シワ 1.5cmのシミ退散!クマ、くすみ、ソバカスに効いた!
たるみ消えて数分で小顔!
シナモン美顔術

歯周病が改善!抜歯無用!
薩摩の「なた豆」

糖尿病脱出 テンペ菌醗酵の薬草茶
という記事がある。テンペというのはインドネシア辺りで作られ
る大豆食品だ。納豆や味噌の別の形と思えばいいかな。
一時大手スーパーがテンペを輸入していた。今も売っているの
かな?詳しく正確な内容を知りたい方は本を買ってください。

脂肪を燃焼させるカラマンシーとか糖尿病に効くアカシアポリ
フェノールの記事があるが、これ等は八百
屋で簡単に買える
ようなものではないので外す。

2011/8/2

 

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2011年8月 2日 (火)

今日の弁当もタイカレー

タイカレーを作っておけば旦那は黙ってそれを食べる。
ヌチャナートにとってタイカレーは手抜きできるのでありがたい料
理だ。温め直せば唐辛子など香辛料が沢山入ったタイカレーは
傷むことがない。
このタイカレーも、もう何回 温め直したのだろう。
自分でも笑っちゃう。

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毎日がタイ料理なのでヌチャナートも時々俺に聞くことがある。
「毎日 タイ料理で飽きないの?日本の食事がしたいんじゃない
の?」
「いや、別に。」
このような辛い料理が普通の食事となってしまい、日本の食事
は特別な存在になってしまった。
醤油のにおいもくさいと感じるようになっている。
習慣と言うのは恐ろしいものだ。
「よその旦那はタイ料理を食べないわ。サミイだけよ、タイ料理
を食べてくれるのは」
「うん、そうらしいな」
「助かるわ。ラクでいいわ」

食欲が落ちる蒸し暑い季節だ。
辛い料理だと、食欲がなくとも自然に飯が食えちゃう。

2011/8/1

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2011年8月 1日 (月)

パットメー タイの焼そば

焼そば用の麺が安いから買い込んだ。
この麺をナンプラを使って味付けすればタイの焼そばパットメー
になる。レモンの汁を絞ってかけると酸味がでて味がしまる。
ナムプリックをかけて、ぐるぐると掻き混ぜながら食べる。
辛いのが嫌なら、ナムプリックをかけなくともいい。

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一人でタイの町を歩いている時はよくこんなものを屋台などで
食う。暑い時は日本人は素麺のようなさっぱりした物を好み、
このような油っこい料理を好まない。
でもどういうわけか、熱帯の太陽の下でパットメーを食っても油
っこいと感じない。
レモンの酸味と唐辛子の辛味が油っこさを消しちゃうのだろうか?

2011/7/30

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