高菜のタイ料理
これは高菜の漬物を使ったタイ料理だ。
漬物に対する考え方を日本とタイで比較する。
共通していえる事は日本でもタイでも漬物は保存食という考えだ。
安い時、大量に手に入った時には漬物にして保存しておく。
漬物と言うのは日本では完成された食品と考える。
完成された食品だからなにも手を加えずにそのまま食べる。
味をより複雑にするために、せいぜい醤油を少々かける程度だ。
それに対してタイ人は漬物は料理の素材と考えるので、漬物を
そのまま食べることはない。
かならず何がしかの手を加えて食べる。
高菜の漬物を水洗いして塩出しをする。
ナンプラ、唐辛子、肉を加えて煮込む。
こうすると完全にタイの味になってしまう。
漬物を煮るなんて日本人の発想にない。
ナンプラの代わりに醤油を使えば和風の創作料理ができる。
2011/8/10
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