« タイ風焼鳥弁当 | トップページ | パッカパオガイ »

2011年8月15日 (月)

ムウゴップ

皮付きの豚バラ肉があった。皮付きというのは珍しい。
これを揚げたものがタイの屋台に吊り下げられているのを思い
出した。
「ヌー、こんな豚肉があるよ。どうする?」
「ムウゴップを作ってあげるわ」
日本ではあまりみかけないから、珍しいものを手に入れたと
喜んだ。

P1190720pct13

これが生肉の状態だ。
バラ肉のパックには「食通好み・・・」と書いたシールが貼ってあ
る。食通ちゅうのは流行の言葉でいえばグルメだ。
俺は食通でもグルメでもない。
食通とかグルメなんて言葉は地域とか時代によって変わるの
だ。これはタイでは普通に食べられている食材だ。
こんなもんを食ったってタイじゃ食通と言われない。

P1190732pct13

これをフライパンで揚げるとこんな具合になる。
油の温度が高いのか低いのか、皮の厚さが厚いのか薄いの
か、豚の種類が違うのか、白豚か黒豚かわからないがタイで見
るムウゴップのようにならない。
俺はその皮の状態に不満だったが、ヌチャナートはそれを意に
介さないようだ。

こうやって油で揚げておけば長持ちする。
食べ物が腐りやすい熱帯ではこうして豚肉を保存していたのだ。
ムウゴップは素材だからこれを使っていろいろな料理を作る。
まずはもやし炒めに入れてくれた。
コラーゲンがいっぱい入っている皮がこりこりして感触がいい。

P1190737pct13

これはムウゴップを炒めたものだ。いかにもタイ料理という雰囲
気がでている。酒を飲みながら食うとこの料理は美味いね。

P1190754pct13

2011/8/7

|

« タイ風焼鳥弁当 | トップページ | パッカパオガイ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ムウゴップ:

« タイ風焼鳥弁当 | トップページ | パッカパオガイ »