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2011年9月19日 (月)

胡桃で50サタン

ミックスナッツの中に胡桃が入っていた。ヌチャナートは胡桃を
手にとって言った。
「これ、日本語でなんて言うの?」
「クルミだよ。タイ語ではなんと言ったかな?」
そんなことを言いながら、俺は辞書で単語を調べていた。
「これって大きな木になるのよね」
「うん、そうだね」
「小さい時ね、この実をとって、中をかきだすのよ」
「・・・・・・・」
「それを集めて持って行くと1キロで50サタン貰えるの」
「ふーん」
「嬉しかったわ。それでお菓子を買って食べたの」
楽しそうに子供の頃の思い出を語っている。
わかるな、その気持ち。

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当時はサタンなんて単位が通用し、お菓子がサタン単位で買
えたのだ。サタンと言うのはバーツの下部単位で、日本で言え
ば円の下の銭と同じだ。日本では銭は通用していないが、タイ
ではサタンが但し付で今も通用している。
一般には通用していないのだが、ロータス、ビッグCなど大型
スーパーではサタンを使っている。
釣銭に小さい真鍮の硬貨があったなら、それがサタンだ。
町の店でそんな小銭を使いたくとも使えない。
使えないから溜まってしまう。
小銭入れにサタン硬貨が溜まるとスーパーで買物をした時に
処分する。

2011/9/14

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