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2011年9月18日 (日)

鳩とニンニク

天気がいいので俺が公園でタイ料理の弁当を食っていると、俺
の周りに鳩が集まって来た。どの鳩も俺に顔を向けている。
一羽とて俺に尻を向けている鳩はいない。
食べる物を欲しがっているのだ。
ご飯粒を少しだけ投げると先を争うように食べていた。

ナムプリックの中にニンニクの薄切りが入っている。
ニンニクには唐辛子の辛味がついている。
「こんなもん、食べるかな?やってみなくてはわからない」
ニンニクをあげてみた。
今まで鳩はニンニクなんて食べたことがないはずなのに、これ
は食べ物とすぐにわかる。さっそくニンニクを啄ばんだ。
嘴でにんにくを二三回つっついて、食べるのをやめる。
すると別の鳩が来て同じように二三回つついて食べるのをや
める。白っぽい鳩が来て、にんにくを啄ばんだ。
この鳩はニンニクが好きと見える。なんどもつついているが、
辛くて食えないのだろう。諦めると、別の鳩がやって来た。
どうもその鳩はさきほど「にんにくは美味くない」と学習した鳩
のようだ。
ニンニクを啄ばもうと首を下げるのだが、においを嗅いだだけ
で食べなかった。
先ほどの白っぽい鳩がまた来て、にんにくを食べていた。

鳩でもニンニクが嫌いな鳩と、ニンニクを受け入れる鳩がいる
という知見を得た。
この実験には学術的重要性は全くない。

2011/9/14

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