« 2011年1月2日 - 2011年1月8日 | トップページ | 2011年1月16日 - 2011年1月22日 »

2011年1月13日 (木)

バナナの煮物

P1170374pct13

バナナと言っても煮物に使うバナナは完熟して黄色いものじゃな
い。未熟の蕾を使うんだ。生の蕾は薄紫色をしているけど、日本
じゃそんな物は手に入らない。
この料理が食いたい時は缶詰を利用する。最近はタイの食材は
近所のスーパーでも手に入るが、これはタイ料理の専門店へ行
かないと手に入らない。
バナナの蕾が食えるなんて日本人は知らない。
日本でも暑くなるとバナナは蕾をつけるけど、その後の暑さが続
かないので実をつけることがない。このまま温暖化が続けば日本
でバナナが実るかな?
どうせ枯れてしまう蕾だし、そんな蕾を食べる日本人はいないの
でバナナの蕾を貰おうとした。
「ヌチャナート、あの蕾を貰おうか?」
「いらないわ、あんなの美味しくないわよ!」
見ただけで美味しいか不味いか判断がつくらしい。

バナナの蕾もタイ人には野菜なんだ。野菜だからこのように肉と
一緒に煮物になる。まるで約束をしたかのように、この料理にも
唐辛子が入っている。俺が
「こんな辛れぇー料理は食えねぇー」と言ったならどうなるかな?
日本人とタイ人のカップルでは和食とタイ料理の二つを作って出
す家庭が多い見たいだ。ウチじゃ俺が文句を言わないし、美味い
と言いながら食べるもんだから、ヌチャナートが食いたい料理だけ
が出てくる。

2010/1/11

| | コメント (0) | トラックバック (0)

烏賊の沖漬 タイ風

P1170376pct13

塩辛はタイには沢山あり、種類も豊富だ。
日本でも昔はいろいろな塩辛が作られていたはずだが、作る手間
が大変、悪臭がする・・・・・などの理由で自然に塩辛文化が廃れ
てしまった。塩辛文化も烏賊もタイにはあるのだから、烏賊の沖漬
がタイにあっても不思議はない。
だがそんな食習慣はタイにはないらしい。
まあ俺が知るタイの食習慣と言うのはヌチャナートを通して見る、
俺が旅をして見る範囲の知識に限られているから南部のタイ、
海浜に近いタイの料理は余り知らない。
漁師町ではタイにも烏賊の沖漬というのがあるかもしれない。

スーパーに烏賊の沖漬があった。これは美味い料理だ。
「これを買うよ。美味いよ」
「何よそれ?烏賊の漬物?そんな物いらないわ!」
俺はヌチャナートの言葉を無視して買い込んだ。
この味はタイ人の好みにあっているとわかっているのだ。
長いこと一緒に生活していると、何時の間にやら、タイ人の食の好
みも感じるようになっている。

烏賊の沖漬をヌチャナートに味見させた。
「あら、美味しいわね。また買いましょうよ!」
ころっと意見が変わってしまう。
俺たちは沖漬をそのまま食べるのだが、タイ人はニンニクの薄
切りと唐辛子を加えて食べる。
ピリッとした辛さが舌を刺激して沖漬が美味くなる。
これは実によい酒の肴になる。

2011/1/11

| | コメント (0)

2011年1月11日 (火)

パッタイのソース

P1170365pct13

10年前にはタイ料理の食材を求めるのは困難だった。
最近はあちこちでタイ料理の食材を売っている。
それだけ在日のタイ人が増え、タイ料理に興味を持つ人が増え
ているということだ。
もうタイ料理の専門食材店に行く必要も少なくなっている。
特別な食材が必要な時だけしか専門食材店に行かない。

スーパーにパッタイのソースがあったが、
「どうせ甘ったるいソースだろう」と思って買わなかった。
今回、その商品を見た時、「一度は試してみよう」と思い買い込
んだ。味見をすると想像していた味より、甘くない。
俺には辛味を感じないが、タイ料理を知らない日本人にはピリ
辛だと思う。南京豆の味がする。
この味なら、モロキュウにつけても美味しそうだ。

丁度、生ラーメンもある。これでパッタイを作って貰う事にした。
俺にはちょっと甘いが我慢できる甘さだ。同じ物をタイで食うと
甘すぎて閉口する。
「あら、タイと同じ味がするわ」
そりゃそうだろう。タイの製品を使って味付けしたんだからな。
「これで饂飩を炒めても美味しいわよ」
そうかもしれないな。
「温かいごはんにのせても美味しいわよ」
金山寺味噌のような使い方もできるな。

これは純粋なタイの味なんだが、日本に来ると違った使い方
をされる。生の胡瓜につけて食うなんてタイ人の発想にはない。
金山寺味噌のように温かいご飯にのせて食べるなんてタイ人
は思いつかない。肉を炒める時に使っても良さそうだな。
食べ物が新しい土地、異なる民族に入ると食べ方が変化して
いく好例だ。

2011/1/9

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月10日 (月)

パットメー タイのヤキソバ

P1170360pct13

ヌチャナートが生ラーメンを買ってきた。これで日本のラーメンか
バーミーナムでも作る気になったのかな?まさか?ヌチャナート
はラーメンが嫌いなはずだ。どうする気なんだろう?
何を作るつもりなんだろう?
俺は黙って生ラーメンを手にして見つめていた。ヌチャナートが
何を作る気になっているのか想像していた。
「ああ、それね。それでパットメーを作ってあげるわ」
ヤキソバを作る気だったのだ。それにしても面倒な方法を選んだ
物だ。

わざわざ麺を茹でてからヤキソバにしなくてはいけない。
タイの屋台でも麺を茹でてからヤキソバにすることがある。
どういうわけか、麺の茹で方が不十分なことが多い。
麺の中心部がぐしゃっとなった麺をよく出される。
それが一軒だけでなく、あっちこっちの屋台でも同じだ。
恐らくそんな茹で方が丁度よい茹で方と見なされ、それがタイ人
の好みなんだろうな。麺の芯がぐしゃっとなったものは、小麦粉を
そのまま食っているようで俺の好みにあわない。
俺はヌチャナートの茹で方を見て、もう少し茹でるように言った。

茹で上がったものを、野菜や肉と一緒に炒めて出してきた。
レモン汁をかけ、ナムプリックをのせながら食べた。
麺からカンスイのにおいがした。
こんなにおいを嗅ぐのは久し振りだ。

2011/1/8

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年1月 9日 (日)

辛い料理が好き

辛い料理が好きだと言う人が結構いる。
俺の経験から見ると男より女の方が辛い味に強いような気がする。
「辛い料理が好きなんですよ。焼肉なんかよく食べに行くんです」
日本の焼肉屋にあるタレが辛い部類に入っていることがこれで分
かる。俺ですら焼肉屋のタレが辛いと思わないのだから、タイ人
は辛味なんてないと思うだろう。
辛い物好きという人が食べる辛い料理は謂わば「食の遊び」な
んだな。月に数回程度焼肉、キムチ、明太子などの辛い料理を
食べるから、辛くて美味いとなる。
遊びだから辛味は食べる楽しみになる。

焼肉屋の辛さの数倍の辛さがあるタイ料理を毎日、毎食、来る
日も来る日も食べるとなると、辛さで遊ぶなんて余裕はない。
ウチには辛いタイ料理しかないから生存がかかっている。
辛さに慣れて食わないと、死んじまう!
幾らなんでもこれはちょっと大袈裟すぎる。
こっちの料理が辛いから、そっちの料理を食べる。
そっちの料理もやっぱり辛い。どれもこれも辛いから食べられる
物がなくなっちゃう。多くの日本人は
「辛いからタイ料理は駄目!」ギブアップして日本食しか食べな
くなる。このような人にとって辛味は楽しさを通り越してつらさに
なってしまう。

俺が日本人で辛い料理が苦手と知っているから、ヌチャナート
は辛味を抑えた料理を作ってくれる。辛味を抑えた料理と言って
も一人前に三本程度の唐辛子が入っているようだ。
その程度の辛さではタイ人は辛いと感じない。
この辛さはまだ本当の辛い料理に慣れていないお子様タイ料理
の辛さなんだという。
昔は一人前のインドカレーに唐辛子が一本入ると辛すぎて食べ
られなかった。毎食三本の唐辛子を食わされているから、今は
その程度の辛さならなんでもない。

「辛いタイ料理って何本くらい唐辛子を入れるの?」
この質問に答えられるタイ人はいない。
彼等は手づかみで「このくらい」唐辛子を入れているから、唐辛
子が何本入っているかなんて数えたことがない。

そんな辛い料理の他に唐辛子ソースや唐辛子ペーストもある。
肉や魚に唐辛子ソースをかけたり、生野菜と唐辛子ペーストを
一緒に食べたり・・・・・・。タバスコソースよりタイの唐辛子ソー
スは辛い。タバスコソースなんて酢で辛味を薄めてあるから、
あんなの辛くない。

例えばトムヤンクンだけ食べている分には辛くないかもしれな
い。あの料理、この料理と手を広げると、辛さが蓄積してくる。
「イヤぁー辛い!」
もうかなり食ったはずなんだが、唐辛子で食欲を刺激された胃
袋はまだ満腹感がない。
空腹なんだが辛くてもう食えない不満が残るから、タイ料理は
辛くて苦手となるかな?

バンコックで観光客がよく行く店は観光客用の味付になってい
る。そんな店の料理ですら、多くの観光客は辛くて食えない。
観光客が来ないタイの田舎の店に入るとタイ人並みの辛さの料
理が出てくる。辛い料理が好きだと言っても、そんな店の料理に
はお手上げになるだろうな。

2011/1/6

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年1月2日 - 2011年1月8日 | トップページ | 2011年1月16日 - 2011年1月22日 »