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2011年11月18日 (金)

カルチャーショック弁当

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「このお弁当は辛くないわよ」
タイ人が辛くないという料理で本当に辛味がない料理なんて殆どない。
これだって例外ではない。蓋をとればちゃんと唐辛子が入っているのが
見える。
「何が辛くないだ!?」
これだけ入っていれば充分に辛い!と日本人は思うのだが、ヌチャナ
ートは唐辛子が3本しか入っていないから辛くないというのだ。
うーん?辛いとか辛くないというのは感覚の差だ。
辛味に慣れているタイ人には唐辛子が3本しか入っていない料理は辛
くないのだと実感した。
カルチャーショックを受けた弁当だった。

2011/11/17

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2011年11月17日 (木)

高菜のタイ風漬物

新鮮な高菜の漬物はヌチャナートの好物だ。
生き生きとした緑の高菜を見て、ヌチャナートは喜んだ。
「わぁーいいわね!」
さっそく、漬け込みを開始した。
高菜を洗い、容器に入る大きさに切る。
全体に塩をかけて、塩もみをしている。
こうすることで塩が全体に均一に混じり、塩の浸透を早める。
そして米のとぎ汁を加える。
後はそのまま放置しておく。これで酸味がでてきたら出来上がりだ。

俺達は漬物は生で食べる。手を加えると言っても醤油をかけるくらいだ。
タイ人は漬物を生食する食品とは考えず、保存食と考える。
保存食つまり料理の素材と考えるから、必ず煮るとか炒めて食べる。

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「どうだい?もう食べられるかい?」
「まだ駄目よ。酸っぱくなってないわ。」
「ふーん・・・・」
「タイなら一日で酸っぱくなるのにね。日本では時間がかかるわ」
急ぐことはない。熟成するのをまとう。

2011/11/16

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2011年11月16日 (水)

食べ物と健康広告Y161

最近は何を食ったら何によいという類の広告が減ってきている気がする。
気のせいかな?昔は椎茸が何によい。アサリを食えば何が治るなんて
広告が一杯あった気がする。
食べ物とは関係ないのだが、今回「壮快」誌では大股開きでやせる、
「わかさ」誌で大また歩きが動悸・息切れなどによいという記事がある。
偶然なのだろうが、面白い。
今回はどんな食い物が何に効くのか広告の中から探ってみよう。

「ゆほびか」誌 2012年01月号 マキノ出版
イライラ・疲労感を消去するインド医学の秘策
「ゴマ油うがい」
髪が増量、砂漠肌も潤った!
視力低下も改善!

「壮快」誌 2012年01月号 マイヘルス社・マキノ出版

超快便で速やせる!
ドカンと出てスッキリスリムに!
大根スープ
腕一本分便が出て20Kgやせた
ポッコリ下腹がペッタンコ

テレビ女性誌で人気急上昇!
酢ダイズ
ウサギのふんがバナナ便に一変!
8Kg 9Kgやせた
血圧、血糖値も正常化!

マグネシウム水でやせるという広告がある。
恐らくマグネシウムを多く含むミネラル水を飲めということだろうと推定。
本当のことを知りたい人は本を買って確認しましょう。

食い物とは関係ないが大股開きでやせるという記事もある。

「わかさ」誌 2012年01月号 わかさ出版

松の実は長寿栄養の宝庫で脳梗塞高脂血もつぎつぎ軽快!

冬は毛細血管が詰まって減りやすく高血圧高血糖も高脂血も軒並み退
ける
1/4タマネギが最強の予防食

青汁と言っても何の青汁かわからないが、疲れ眼などによいと書いて
ある。特定の食い物が何かの健康によいという広告を集めているので、
何の青汁か分からないのでこの広告ははずす。
大また歩きで若返るそうだ。興味ある人は本を買ってください。

「健康365」誌 2012年01月号 ㈱エイチアンドアイ

今月号もこれを食ったら何によいという記事はない。
「ハナビラタケ」がガンに効く、「日本山ニンジンの葉」が血糖値を下げる、
シルク微粉末が髪の毛によいという記事だ。
強肝草エキスが肝機能を改善するとか、純炭粉末が腎臓を守るという
広告がでている。
これ等は食い物ではないので外そう。

2011/11/16

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高菜のパクドン

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トラックに野菜を積んで売りに来た。
「ああ、これはタイではロートタラートと言う奴だ。」
なんだか嬉しくなって主婦に混じって野菜を見た。
高菜があった。安そうなので買った。
今日、明日にこの高菜を食う積りはない。
安い物は買い込んで塩漬にしておくのがヌチャナートのやり方だ。
野菜の漬物をタイ語ではパクドンと呼んでいる。
パクドンにしておけば保存が利くし、食べたい時に食べることも出来る。
野菜がなければパクドンを取り出して使えばいい。
自家製パクドンはいいこと尽くめみたいだが、本当にそうだろうか?

値段を考えれば工業的に作られ真空パックされた高菜の漬物の方が
安い。既製品を買う方が絶対にお得だ。
でもなぁー、自分で作って自分で食べる。
それが楽しくて嬉しいから自分で作るのだ。
スーパーで真空パックされたパクドンを買って来てもこの喜びは得られ
ない。食い物って喜びがあるから美味しいのだ。
お金じゃ買えない喜びをこの新鮮な高菜は与えてくれる。

2011/11/14

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2011年11月15日 (火)

タイ人のスパゲッティ

「今日はスパゲッティを作るわね」
「・・・・・」タイ人にそんなもの作れるわけねぇーだろ!俺は無視した。
今まで洋食屋へヌチャナートを連れて行っても、ヌチャナートはいやいや
飯を食っている。
ヌチャナートはスパゲッティなんてまだ一度も家で作ったことがない。
「美味しいわよ、食べるでしょ?」
俺はタイ人が作り、タイ人が喜んで食べているスパゲッティを思い出した。
その味はパットミーコラートのナンプラを甘いケチャップに取り替えたよ
うな味だった。そんな味のスパゲッティが出てくると想像した。
食わないと言えば喧嘩になる。しぶしぶ「うん」と承諾した。

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スパゲッティを作ると言っていたのにベトナム製フォーを茹で出した。
米製麺だからヌチャナートはこれをセンミーとタイ語で呼んでいる。
俺はスパゲッティをやめてセンミーでなにか料理を作るのだと思ってい
た。狐色になったニンニクの薄切りを茹で上げたセンミーとまぜている。

その一方でトマトの水分が多いとか文句を言いながらスパゲッティソー
スを作っている。
「できたわよ」
センミーの上に赤いスパゲッティソースがかかっている。
白く透明なセンミーを黄色いスパゲッティに代えれば見た目は完全に
イタリア人が作るスパゲッティと同じだ。
「よく掻き混ぜて食べてね」
味見をすると、俺が作るスパゲティソースとは違うがこれはこれでまとま
りのある味になっている。パットミーコラートみたいなスパゲティではな
い。この味なら俺も食える。
イタリア人が使うスパイス、ハーブを入れればイタリアの香りができる。
「美味いよ。これってタイ人が食べるかな?」
「そーねぇー、食べると思うわ」
バンコックでイタリア人が経営する店で本格的イタリア料理を食ったが、
そこの客層は外国人か富裕層のタイ人だった。
外国人や金持ちのタイ人の好み、本物のイタリア料理なんて知らない
貧しい田舎のタイ人では味の好みが違う。
田舎のタイ人はパットミーコラートのようなおかしな味をイタリアの味と
思っている。こんな味、香りは異質なものと感じるだろう。
新鮮な味として受け入れるだろうか?

2011/11/12

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2011年11月14日 (月)

野菜入り卵焼き

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この料理をトートカイサイパクと言っていたから野菜入り卵焼きとでも呼
べばいいだろう。みかけはあまり良くないが味はよかった。
俺が何を出されても文句を言わずに食うことをよいことにして、手抜き
の料理を作っている。確かに手抜き料理だが、ちょこちょこと作って食
えるものに仕立あげるからたいしたもんだ。
その点は誉めてあげなくてはいけない。
欧米人がこれを見たらオムレツと感じるのかな?
この料理はタイ料理になるかな?
日本でもこんな料理はあるから和食かな?
味付にナンプラを使っているから、これもタイ料理になるな。

2011/11/10

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2011年11月13日 (日)

グリーンカレーとカリフォルニア巻

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グリーンカレーを食べていた。
いつも食べている料理と比べて辛いとは思えない。
これをお隣さんに持っていったなら辛くて食えないと言うだろう。
俺の辛さにたいする感覚が変わっているのだ。
よい香りがすると俺は思っているが、お隣さんは悪臭と思う。
食いながら感覚の差を笑った。

よく見るとグリーンカレーにズッキーニが入いっている。
ズッキーニなんてタイにあるかな?
あったとしても近年になって導入された野菜だろう。
「この野菜はタイにあるかい?」
「ないわよ」
食い物は新しい場所に行くとそこで変化を遂げる。
このタイカレーも日本で変化しているのだ。
ズッキーニ入りのグリーンカレーを食いながら、日本の寿司について
考えていた。日本の寿司が米国で変化してカリフォルニア巻なんても
のが生まれた。それが日本に逆輸入されて日本で定着した頃、日本
の寿司がタイに入った。

カリフォルニア巻は日本の伝統的寿司じゃないとタイ人に言っても
もう遅い。寿司の歴史を知らないタイ人はカリフォルニア巻は日本の
伝統的寿司だと思っている。
日本にある大手のタイ料理店がズッキーニ入りのグリーンカレーを出
したなら、日本人はグリーンカレーにはズッキーニが入るものと思いこ
む。

こうして料理は新しい場所で変化するのだ。

2011/11/12

                                     

                                                       

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