2008年5月28日 (水)

卵焼きと調味液の賞味期限

P1050412pct13   

卵焼きと焼肉がでてきた。なんだか英米人の朝食みたいで懐か
しさを感じた。こんな朝食なんて珍しい。
焼肉でなくてベーコンかハムあるいはソーセイジなら完全に
英米人の朝食だ。本当に久しぶりに辛くない朝食を食べること
になる。ヌチャナートが言うには
「タイ人は朝食に卵焼きを食べるのが好きよ」
だそうだ。俺は黙ってヌチャナートの話を聞きながら卵焼きを食
べていた。
「勤め人は卵焼きを食べて会社に行くのよ。」
「・・・・・」
「さーっと食べられるからよ」
「・・・・・」
日本のサラリーマンの姿に似ている。
バンコックの通勤は日本以上に大変だ。
スカイトレインや地下鉄が出来るまでは渋滞が激しく動きがとれ
ないバスで移動していた。俺の記憶が正しいかどうか自信が
ないが、タクシーメーターが渋滞で停止している時にもあがる
ようにしたのはバンコックが世界で最初ではなかったか?
少なくとも日本より早かった。
勤め人の食生活は日本もタイもあまり変わらないとヌチャナート
の話を聞きながら思っていた。

卵焼きには調味液をかける。この調味液は先日、タイ食材店で
買ったものだ。
「これを卵焼きにかけるとおいしいのよ」
ヌチャナートはその時言っていた。
スイスのネスレ社から出ている調味液に味は似ている。
Golden Mountainというブランドだ。日本語の品名は醤油となって
いる。醤油と言っても日本の味ではなく、中国の醤油の味に似
ている。
卵焼きにこの調味液をかけると、味が引き締まる。
ぐーんと卵焼きが美味しくなった。ご飯にもかけて見た。
確かにご飯の味もよくなった。

P1050413ykkpct15

ラベルを見た。Best beforeと書いてあるが、そこには何も書いて
いない。Best beforeと言うのは賞味期限のことだ。
別の箇所に「12 JUN 10 」と書いてある。
この意味は2010年6月12日か2012年6月10日と言う意味だと直ぐ
にわかる。日、月、年の順か年、月、日の順だ。
この場合、どっちの順で書かれているのか分からない。
その後ろに、「16:29」と書いてある。これは明らかに時間だ。
「12 JUN 10 16:29」と書いてあったのだ。
この表現だと指定の刻限になると味がガラッと変わってしまう
ように思ってしまう。
「今は15:00だから、まだ大丈夫だ」
なんて考える人はいないと思うが、この賞味期限の表現を見て、
俺は一人で笑った。

クチコミblogランキング TREview

2008/5/28

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 8日 (日)

寿司屋

フードセンターの中で串焼きと書いた赤提灯を見た。
途端に串焼きが食いたくなった。
タイにも串焼きがあるが、日本の醤油味の串焼きが食いた
かった。赤提灯に引かれて店に行くと串焼きとは関係がない
寿司を売っていた。
タイ人は日本語が読めない。提灯に書かれた文字と商品が
異なっていても問題がない。
R0018906pct40_1
赤提灯は日本のレストランの象徴のように思っているのだろう。
寿司は日本の物。赤提灯も日本の物。これで立派な日本風な飾りが出来上がった。
このようにタイ人は考えているのだろう。
ここで売られている寿司はとても恥ずかしくて寿司とは言えない。
気が向いたら、タイで売られている寿司の写真を取ろう。


クチコミblogランキング TREview

寿司の関連記事はここにあります。

夜店の寿司      http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_d5fc.html
寿司を売る店    http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_e2ab.html
寿司屋            http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/3297_fa94.html
タイの寿司       http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_5ccc.html

2007/3/29

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月19日 (月)

魚の頭を使い

先日、漬け込んだ魚の頭を料理してきた。
俺は、あの魚の頭をシチュウにするのではないかと思っていた。
そうしたら、野菜と一緒に蒸し揚げて皿に盛っている。
ああ、こういう食べ方もあるのだ。

魚のR0018860 頭には塩が染み込んでいるので、このまま肉を食べられる。
レモングラス他の香草が入っており、魚の生臭みを消している。
茄子、椎茸などの野菜はナンプラと唐辛子のソースをつけて食べる。
想像していた料理とはちがったが、こうしても美味しく食べられるのだ。

クチコミblogランキング TREview

2007/3/19

| | コメント (0)

2007年3月18日 (日)

魚の頭

ヌチャナートが日本に来た時、鯛の兜焼きを作って食べさせた。
嫌がるかと思ったが、それを喜んで食べた。
無理をして、美味しそうに食べているのかと思っていた。
俺は今でもよたよたのタイ語を話しているのだから、その当時は
今よりもひどいタイ語だった。それでも二人で買い物にでかける
ことにした。鯛のお頭が本当に気に入っていたのだ。
「魚の頭を買いたい」と言っているのだがなかなか分からなかった。
今となっては懐かしい思い出だ。

昨日、ヌチャナートは魚屋で魚の頭を見つけて買ってきた。
「安かったから、魚の頭を買ったわ」
安くて沢山あるものを見つけると主婦は嬉しそうに笑う。
ヌチャナートにもそのような微笑みが浮かぶようになった。

帰宅すると、すぐに魚の頭を洗って塩を振っていた。
どうやら鮮度が勝負らしい。 更にニンニクのみじん切りを混ぜた。
こうして冷蔵庫にいれておけば魚は腐らないし魚に塩がしみて美味しくなる。R0018849

日本では魚の頭はあまり食べない。魚の頭を使った有名な料理は北海道のサンペイ汁で、塩鮭の頭を野菜などと煮込んで名物料理になっている。
日本人の普通の食べ方は魚の頭に塩を振って兜焼きにする。
ニンニクを混ぜることは絶対にない。
冷蔵庫のなかった時代の熱帯のタイでは塩だけで腐敗を防止しようとすると
塩っぱくなりすぎる。
それでニンニクを加えることで塩分を抑えながら腐りにくくしたのだ。
これはその風土に住む人々の親から子に伝わる知恵なのだ。

ヌチャナートはこの魚の頭を何日か漬け込んでおいて煮込み
料理をつくるはずだ。兜焼きにはしないと思う。

商店街で鮫の頭とマグロの頭を売っていた。買う人がいないから
安かった。店では誰も買わなくても、店の看板になれば、買い物客
の足が止まればいいと思っているようだ。
魚の頭が大好きなヌチャナートに言った。
「ねえ、ヌー!あれを買おうか?」
「要らないわよ、あんなもの!」
買わないでよかった。あんなものを買ってきたら冷蔵庫に入らない。
肉が沢山取れるかもしれないが、ごみの山も大きくなる。

クチコミblogランキング TREview

2007/3/18

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月12日 (月)

ヌーの親子丼

昨日、ヌチャナートはプラスチックのパッケージに入った卵を
落とした。殆どの卵は割れた。割れた卵を集めていた。
「明日、これで料理を作るから大丈夫よ」 R0018809

鶏肉と卵とだし汁を合わせてどんぶり飯に乗せると「親子丼」と言うのだとヌチャナートに教えたことがある。
なぜ、親子丼というのか、その理由を教えたら、可笑しそうに笑っていた。

「サミイ、見てよ。驚くわよ!」
ヌチャナートが大声を出す。見ると親子丼が出来上がっている。
「あたし、日本の料理を作れるようになったわ」
一人でご満悦だ。
見た目は美味しそうに出来上がっている。
食べてみると塩味が足りない。俺は醤油をかけて食べた。

ヌチャナートにはちょうどよい塩加減だ。タイ料理は薄塩だ。
それと比べると日本の料理は塩っぱい。
日本の料理は塩分が強い。
俺たち日本人は塩分の取りすぎではないかと、この親子丼を食べながら思った。

クチコミblogランキング TREview

2007/3/11

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月11日 (日)

豚の血液

日本の肉食文化は明治の文明開化から始まったからまだまだ
歴史が浅い。肉食の風習が長いこと続いている国では、動物から
得られるものは何一つとして無駄にしない。
血液だって皮だって捨てることはない。みんな食べてしまう。
野蛮な行為、下品な食習慣でもない。
自然の恵みに感謝する気持ちがあったなら、食べられるものは
何でも食べようという気持ちになる。

ソーセイジだって血液で作ってしまう民族が多い。
民族と言う言葉を使うとジャングルで裸で暮らす未開の野蛮な
民族だと思う人がいるかもしれない。
「豚の血を食べてごらん」なんて言うと、
「私は日本人よ!血液を食べるなんて未開な野蛮人と一緒に
しないでよ!」なんて怒る人がでてくる。
そう言う人に限って欧米人の食習慣なら積極的に取り入れる。
西欧のドイツ人、ゲルマン民族は血液で作ったソーセイジを
好んで作る。そう言うと「血液は食べない!」と宣言した人は
困ってしまう。

タイの市場では牛丼の丼より小さな器、サラダボウルほどの
大きさの器をひっくり返した赤黒いものを売っている。
これは豚の血液に熱を加えて固めたものだ。好奇心が強い俺は
豚の血液に飛びついた。
「これは日本にはない、絶対に美味いはずだ」と確信をもって買い
求めた。それを料理してもらった。ホテルに宿泊する観光客では
こんなことはできない。俺が買い求めた食材を見せると
「日本人がこんなものを食べたがっている」とタイ人が驚いたり、
笑ったりすることがある。血液を見せた時はタイ人は驚かな
かった。普通の肉や魚を見るのと同じ見方をしていた。
スープだったか、肉や野菜の炒め物を作ってくれた。
どんな料理の中に入っていたのか忘れたが、豚の血は美味い
と確信できた。まるで蒲鉾のような感触の食材なのだ。
こんな美味いものを日本人は捨てているのだ。
申し訳ないという気持ちになった。

俺たちはもっともっと自然の恵みに感謝して、食べられるものは
なんでも食べるようにしなくていけない。

クチコミblogランキング TREview

2007/3/11

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鶏の足

日本人はどうして鶏の足を食べないのだろうか?
日本の仏教は四足の肉を食べることを禁じている。
鶏は四足ではないから鶏を食べることは禁じられていないはずだ。
R0018806 肉食をする民族は肉を絶対に無駄にしない。
食べられる部位ならどんな部位であろうとも食べてしまう。
日本では動物の肉を食べるのを禁じていたから、四足ではないが鶏を食べることも避けていたのではないか?

仏教徒のタイ人だが、タイの宗教では四足を食べることを禁じていない。
大昔からタイでは動物の肉を食べ続けてきた。
そのような肉食の長い歴史がある国では肉を無駄にしない。
現在の日本ではゲテモノとして扱われる鶏の足もタイでは普通の
食べ物として扱われている。鶏を食べる風習が日本でも長いこと
続いていたなら、鶏の足を間違いなく食べていた。
タイの庶民は鶏の足を普通の食材として買って料理をする。
奇をてらったゲテモノ料理だなんて思ってもいない。
単に好みの差としか思っていない。

俺が思うには鶏料理も明治の文明開化と同時に日本で普及した
のではないか?西洋料理を日本に持ち込んだのは日本の上流
階級だ。欧米使節として随行した者、金持ちや特権階級、官費
留学生などが日本に西洋料理をもたらした。
彼等が経験した西洋料理は欧米でも上流階級が食べる料理
だった。時には王宮で行われた正式な晩餐会の料理だった。
そんな料理を紹介された日本では上流階級が食べる料理だけ
が西洋料理だと勘違いした。
それは別に悪いことでもないから、批判をする積りは全くない。
俺が残念に思うのは偏った肉食文化が日本に根付いてしまったことだ。

鶏肉の胸肉やもも肉の食べ方だけを覚えたが、こりこりした首の
軟骨部分やコラーゲンの多い足の美味しい食べ方を教わらなか
ったというより当時の日本人は知らなかった。
上流階級の料理には鶏の足を使った料理はないから、鶏の足は
捨てるもの、食べ物ではないと残念なことだが日本人は思うよう
になってしまった。
もし日本人が大昔から鶏肉を食べていたなら、日本独特の鶏
料理が発達していたはずだ。
味噌やたまり醤油に漬ける、胡麻塩を振った乾燥肉、地方ごと
の焼肉のタレ・・・などが発達したはずだが、鶏肉の食文化は
日本にない。

話が変わる。
肉屋に行ったら、鶏の足が大きな袋に入れて売られていた。
日本人が食べない鶏の足だから安い。
店としてもこのくらいの量にして売らないと採算がとれないの
だろう。こんなに買っても食いきれないなと思ったが、ヌチャナート
が全部を買うというので大きな袋ごと買った。
家に帰るとそれをすぐに料理するという。今すぐ鶏の足を食べる
のではなくて、調理しておけば保存がきくので何日かもつ食品に
なるというのだ。
「半分にしておくかい?」
「それを全部使うわ。たいした量じゃないわ」
言われてみれば、その通りだ。見かけは大きいが食べる肉は
少ない。沢山あると見えて、その実、食べる所は少ししかない。

鶏の足をレモングラスなどと一緒に煮込んだタイ料理を作った。
タイのスパイスを大量に使っている。家の中がスパイスからでる
臭いで充満している。
換気扇を回すだけではこの臭いはでていかない。
扉を開けて臭いを追い出さないとくしゃみがでる。

出来上がった鶏の足だ。
鶏の足は手で持って食べる。手がコラーゲンでべとべとになる。
間接部分の軟骨がこりこりしていてうまい。スープをご飯に
かけて食べる。
辛味のあるスープがご飯の甘味とあってうまい。

クチコミblogランキング TREview

2007・3・10

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月27日 (火)

煎餅

賞味期限が切れ掛かっている煎餅が特売になっていた。
タイ人は餅米をよく食べる。お煎餅は餅米製品だからヌチャナートもこれを好むはずだ。
「あのお菓子、安いから買おうか?」
「いらないわよ」
特売と見るとすぐに手をだすのがおばさんだ。
ヌチャナートの言葉を無視して、俺もおばさんに混じって特売の煎餅を買うことにした。
一人のおばさんはパッケジの賞味期限を確認していた。
賞味期限がまじかだと知ると、まるで腐った食べ物を捨てるように商品を投げ戻していた。
店の商品をそんなふうに扱かっちゃ駄目だよ。

このおばさんは賞味期限のことを知っているのだろうか?
食い物というのはお試し版のパソコンソフトとは違う。
お試し版のソフトは試用期間が一ヶ月なら、一ヵ月後には間違いなく使えなくなる。
食べ物の場合は賞味期限が5月末だとしても、6月になると腐るというわけではない。
お煎餅の製造者が毎日々味見を繰り返して、この商品は1年ぐらいは味が変わらないと判断すると製造から一年
後を賞味期限としている。
あのおばさんは製造直後の味と賞味期限まじかの味の差が分かるのだろうか?
お煎餅なんて買ってからいつまでも大切に保存するようなものではない。
小腹がすいたら、つまみ食いするものだ。
一週間もあれば、食べ終わってしまうのが普通だ。
賞味期限まじかな商品でも、これを食べて病気になることはない。

買ったお煎餅をヌチャナートに食べさせると、思ったとおり「美味しい」と言う。
してやったりだ。

パッケジの原産国を見たらタイになっていた。
「このお菓子はタイで作っているんだよ」
パッケジにはタイ文字はない。全て日本語だけだ。
「あらそうなの」と言いながらお煎餅を食べている。
「このお菓子は甘くないのね。いいわね。マヨネーズをつけて食べると美味しいわ」
日本人はお茶を飲みながらお煎餅はそのまま食べる。
マヨネーズをつけて食べるというのはやはり外国人の発想なんだ。
発想の違いを知ると驚くと同時に面白いと感じる。

2007/2/26

|

鯖の水煮缶詰

R0018690pct20

日本人は缶詰の魚の調理が下手だ。下手と言うと語弊がある。
調理の仕方をあまり知らないと言う方が正しいと思う。
鯖の水煮缶詰を開けたとしよう。
多くの場合、缶を開けたら中身を皿に移すこともしない。
缶の中から魚を摘んでお采にする。
味に物足りなさを感じると醤油をかけて食べる。
とんかつソース、ケチャップ、マヨネーズなどをかける人もいるかな?
醤油をかけるのが普通の食べ方だと思う。
日本人は缶詰を完成された料理だと思っているからこうなるのだろう。

タイ人は缶詰は料理の素材だと思っている。
つまり、缶詰の魚は半完成品だと思っているのだ。
半完成品を食べても美味しいはずはない。これに手を加えればもっと美味しくなるとタイ人は考える。
この柔らかく煮えた魚をどうやって美味しく食べられるかタイ人は工夫する。

日本人の嗜好を知っている缶詰会社は鯖の味噌煮缶詰なども出している。
タイ人は水煮缶詰を半完成品だと思っているから、味噌で味付けされた缶詰は完成された加工食品と感じる。
完成品には手を加えることができないから、味噌煮の缶詰はタイ人には不評だ。

ヌチャナートは鯖の水煮を使って今日はこんなものを作った。
魚の舐め物だ。魚の舐め味噌と思えばいい 。焼いた魚でも同じ
ものができる。缶詰は既に熱がかかっているので焼く手間がいら
ない。簡単に料理を作れる素材だ。不意に来客があったなら、缶詰
の蓋をあけてこれをだせばいい。
クラッカーがあれば、クラッカーの上にこれを乗せて食べてもらう。
この舐め物とビールで時間稼ぎをしておいて他の料理を作ってしまう。
そんな早業がこの鯖の水煮缶詰でできる。
缶詰は鯖でなくてもいい。鮭でも鰯でもいい。

今日はフライパンに油を敷いてナスを軽く揚げた。
茄子の上にこの舐め物を乗せて食べた。
唐辛子の辛味と茄子の旨味は相性がいい。
安い素材の組み合わせだけど、美味しい料理だ。
料理はなにも高価な素材を使うことはない。
知恵で幾らでも美味しいものができるんだ。

TREview
■トラックバックURL
http://tb.treview.jp/TV/tb.cgi/23001002/0/945/a4KPdnAJ/1215508296

素晴らしい すごい とても良い 良い

2007/2/26

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月22日 (木)

マカロニ焼きそば

R0018662pct20

マカロニ焼きそばというのは俺の造語だ。マカロニを炒めてナンプラ
で味付けしたものだ。
姿はマカロニだが味は焼きそばだ。
このマカロニはイタリア語でなんと言ったかな?
麺が螺旋になっているので、味がからみやすい特徴がある。
感激するほど美味くはないが、まあまあ食える味だ。


最近はタイでもイタリア料理ブームになっているらしい。
バンコックのような大都市には至る所にイタリア料理屋が新規開店
しているとのこと。俺が定宿にしているホテルの近くに大きなイタリア
レストランがあった。美人のイタリア女が店主だった。
毎日、目で見て美味そうだなと思うものを注文し、分けのわからな
いタイ料理を食っていた。食べるまでどんな味かわからず、なんて
言う名前か分からない食事ばかりだと不安になると言うよりも不満
がでてくる。たまには辛くない料理を食いたい。
この店ならメニューも英語だろう。
タイの料理屋でも英語のメニュウを置いている店がある。
鶏肉のココナツシチュウなどと書いてあっても、食ったことがない
からどんな味なのか想像がつかない。イタリヤなら料理なら馴染み
がある。料理の名前を確かめて食べることができる。
自分の食べたいものを自分で選んで、自分で注文できる。
それでこのイタリア料理屋に行った。
(これは全て言い訳で、美人のイタリヤ女と話をしたかっただけだと
いう方が説得力がある。)

そんな店にやってくるタイ人の客はタイの上流階級だ。
女房らしき白人の女と一緒に数人のタイ人がやってきた。
俺の近くのテーブルに来て彼等は食事を始めた。
彼等は大きな声で英語を話をしているので、話はまる聞こえだった。
何処で落ち合おうかと、彼等の予定の調整をしていた。
「パリにしようか?」「その日は無理だ」
話を聞いていた一人が提案した。
「それならニューヨークに全員が集まればいいよ」
「それは名案だ。それにしよう」
そんな話だった。
タイの金持ちの世界は俺たちとはスケールが違う。

首都バンコックでイタリア料理が盛んになると、田舎町でもそれを
真似するようになる。東京のファッションが田舎に移る姿に似ている。
田舎町の大食堂に入った。若い女がスパゲッティを食べていた。
俺も食いたくなった。
タイの大食堂は屋台のような小さな店が集まってできている。
ある店の前にはタイ文字でスパゲッティと書いてある。
ケチャップらしきもの、肉や野菜がある。
注文すると肉はなんにするかというので、鶏肉にした。
出された物は、スパゲッティを炒めて甘い赤いソースをかけたもの
だった。これはとても俺の口に合わなかった。
もうスパゲッティは頼まないぞ!
俺にとって、ここのスパゲッティは「不味いタイ料理」の代表となった。
しかし、商売として成り立っているのだから、この味は「スパゲッティ
をタイ風にアレンジしたもの」としてタイ人に受け入れられる味なん
だろう。

それに比べたら、このマカロニ焼きそばは上等な味だ。

2007・2・22

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月18日 (日)

紋甲イカのゲソ焼き

R0018612pct20

紋甲イカのゲソがあった。紋甲イカにはスルメイカとは違う柔らかさ
と歯応えある。色が白くて見かけがいいので好きなイカだ。
これに真っ赤なナムチムをつけて食うのだ。
ナムチムの赤みはもちろん生の唐辛子だ。
唐辛子に、ニンニク、生姜、ライム、砂糖、ナンプラを加えて叩き潰し
たものがこのナムチムだ。辛いが、香りがいいのでひきこまれてしま
う。ニンニクの臭いが嫌いだという人でも、このナムチムならつい
つい食べてしまう。辛いものは苦手だと言う人でも食欲を刺激する
ニンニクの香りにつられて食べてしまう。
食べた後で口の中が火事になり、「フゥフゥ、ヒィヒィ・・・」と息を吐き
出して消火することになる。
これも楽しい経験なので、この旨さを知った人はナムチムの虜になる。

タイの露天商がやるように、ゲソを竹串に刺して焼いた。
串に刺さないで焼いてもいいのだが、こうするといかにもタイの料理
のようになる。料理というのは食卓にだす雰囲気も大切なんだよね。

2007/2/18

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月13日 (火)

ニンニクの芽が

まさか育たないだろうと思っていたが、ニンニクの芽がぐんぐん大きくなった。
ウチの料理にはニンニクを沢山使う。
大量のニンニクを買い込んでいる。
そうすると、青い芽が出てしまうニンニクがある。
日本人はそんなニンニクを使わないで捨ててしまう。
ヌチャナートはお構いなく、青い芽が出たニンニクを使ってしまう。
俺は目が出たニンニクをベランダの鉢に植えた。
R0018585pct20

そうしたら、芽が土から出てきた。
それまでだろう。
寒さで枯れてしまうだろうと思っていた。
今年は暖冬だからだろうか?
青い芽は大きくなった。
多分、このまま大きく育つだろう。
芽が大きく伸びると、ヌチャナートは葉を切り取って料理に使う。
それでもニンニクは必死に大きくなろうとする。
ヌチャナートは「買物に行く手間がかからないのでいいわ」と喜んでいる。
やがてニンニクは結球するだろう。
球になったニンニクもウチの料理になってしまう。

ニンニクの関連記事はここにあります。

ニンニクの芽、その後   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_93de.html
ニンニクの芽が   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_20ed.html
ニンニクの芽   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_5dc1.html

2007/2/13

TREview
■トラックバックURL
http://tb.treview.jp/TV/tb.cgi/23001002/0/945/a4KPdnAJ/1215508296

素晴らしい すごい とても良い 良い

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 6日 (火)

残飯整理

R0018559pct20

この飯は残飯だ。
出来上がった時は緑の豆が色鮮やかだった。
常温にだしていたが、まだちょっと綺麗な色が残っている。
豚肉と豆をオイスターソースで炒めたものだ。
辛味はない。
これなら辛さに弱い日本人でも食べられる。
いつも新しい料理を食べているわけではない。
時々、このように残飯整理をする。
大金持ちの家庭ではそんなことしないのだろうか?
残飯の方が美味しい料理がある。
前の晩に食べたカレーを温めなおして翌日食べる方が美味しい。
おでんなんかもっと味が沁みて美味しくなる。
大金持ちは温めなおしたカレーの美味しさを知らないかも???
気の毒だ。
金持ちにはなりたくない!なーんちゃって!
この料理は色合いが命だ。
色が鈍くなったので、目で見る美味さがなくなった。
器の底に溜まっている汁の美味さは変わらない。
これは残飯だけど、美味しさは合格だ。

2007/2/6

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 3日 (土)

牛ハラミと竹の子

R0018542pct20

牛のハラミと竹の子を煮込んだ。
時間をかけて煮込んだハラミは柔らかい。
この煮込みにはレモングラスが入っている。
唐辛子もたっぷり入っている。
俺は辛さで汗をかいているが、ヌチャナートはこの辛味は普通だという。
日本人はハラミを味噌で煮込むだろう。
こういう味噌煮込みもうまい。
タイ人が作るハラミの煮込みも美味いよ。
タイ料理ではいろいろな香辛料を加えて煮込んでいるのでハラミの臭みが消えている。
消えているのではなくて臭みが隠されているのだ。
臭みが消えたのでも隠れたのでもどっちでもいい。
これは安くて美味い料理だ。
ヌチャナートは調味料、香辛料を加えて煮込み始めたらもう鍋を火にかけているだけで見ようともしない。
適当な時間 煮込んだら「食べられるわよ」と言って出してくる。
主婦が作るこのような手抜き料理が家庭の味なんだろうな。
こういう味って飽きがこない。

2007/2/2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月29日 (月)

高菜のトムチュート

R0018523 高菜の漬物があった。
このまま食べても美味しい漬物だ。
ヌチャナートは高菜の漬物が好きだったはずだ。
高菜の漬物を食べた経験をヌチャナートは忘れているようだ。
タイにも高菜はある。
高菜の漬物は缶詰になって日本にも輸入されている。
缶詰の高菜は砂糖で甘くなっているので、俺の好みに合わない。

買ってきた高菜の漬物をそのまま食べた。
「うん、美味しいわ」
思った通り、高菜の漬物はヌチャナートのお気に入りになった。

翌日だった。
「トムチュートを食べるでしょ?」
「うん」とは言ったものの、俺は余り気が進まない。
そうかと言って何が食いたいという欲望もない。
こういうのがいちばんいけない。

今日はこの他に焼き魚がある。
焼き魚には大根おろしという組合せをヌチャナートは覚えたようだ。
タイの料理には大根おろしはない。
「大根おろしは日本の料理」と考えるのか、ヌチャナートは大根おろしを俺に作らせる。
焼き魚に合わせる大根おろしを作っていた。
最近の大根はおろすと水が沢山でる。
大根から出た水分と高菜を鍋に入れた。
挽肉で団子を作り、それも鍋に加えて煮込んだ。
タイ料理だから、当然のように唐辛子が入る。
こうすると完全にタイの味になる。
この料理をトムチュートパクと呼んでいた。

漬物を煮込むという発想は日本人にはない。
そのうちに大根の沢庵も煮込んでシチュウにしちゃうのかな?

2007/1/28

| | コメント (0)

2007年1月14日 (日)

サンマの開き

R0018414pct20

このサンマは脂が乗った新鮮なものを開いたようだ。
ヌチャナートは「この魚は美味しい」と絶賛している。
「このままで十分、塩っぱいわよ。」
薄塩のタイ料理に慣れているヌチャナートにはこれくらいで塩味は
十分なのだろう。日本人には塩味の他に醤油の香りと旨味がない
と美味しいと感じられない。醤油をサンマの開きにちょっぴりかけた。

サンマの開きを食べながら、タイの干魚のことを思い出していた。
そう言えばタイで魚の開きを見たことがない。
あるかもしれないが、見た記憶がない。
どの乾燥した魚も丸干しだった。
ヌチャナートに聞いてみた。
「タイには魚を切って開いた乾燥品はあるかい?」
「ないわね」
魚を開いて乾燥させれば、速く乾燥できる。
タイのような熱帯の国ではわざわざ開かなくとも簡単に乾燥する
から、魚を開くと言う手間を省いているのかもしれない。
気温が低い日本で魚を素早く乾燥させるには開いた方がいい。
開きは日本の気候が生み出した日本人の知恵だったのだと気づ
いた。日本人がよく行くバンコックにあるスーパーならサンマやアジ
の開きもあるだろう。タイの庶民が行く市場では魚の開きは見かけ
ない。
タイへ行ったら、魚の開きを作ってみよう。
きっとタイ人は驚くだろうな。
「何をやっているの?変なことするね?!」
と言いながら魚の開きをみることだろう。姿、形が気持ちが悪いと
思うかもしれない。
新しい食品として受け入れられるかもしれないな。
食習慣は保守的だから新しい食品はなかなか簡単に受け入れら
れないはずだ。どんな反応がでるか楽しみだな。

2007/1/13

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月25日 (月)

鯛の兜焼き

初めて日本で買物をする日、俺はヌチャナートを驚かす為に鯛
の頭を買った。鯛の頭で兜焼きを作ってヌチャナートに食べさせた。
それを食べて、ヌチャナートは鯛の頭が気に入ったらしい。
ヌチャナートは鯛の頭を「ゲテモノ」と感じるのではないかと俺は
思っていた。
「こんなものが気に入るはずはない」と思いこんでいたので、その
後は鯛の頭を買うことはしなかった。
ある時、「魚の頭を売っていた店へ連れて行ってよ」と言い出した。
なんの事を言っているのかわからなかった。やっと鯛の頭を食べ
させたことを思い出した。
鯛の頭を買った店に行くと、その日も鯛の頭はあった。その鯛の
頭でタイ料理を作ってくれたことがあった。

R0018316pct20

今日はヌチャナートは鯛の切り落とした頭を商店街で見つけて
買って来た。大きな頭だ。立派な鯛だっただろう。
出刃包丁で鯛の頭を二つに切裂いて焼き出した。
「サミイ!魚が焼ける間はこっちをやってくれる」
お願いではなくて、命令だ。言われたとおり、生の唐辛子と
ニンニクをいためる。ニンニクは熱がかかると粘り気がでてフライ
パンにくっつく。全体を同じ様な色合いにさせるには根気が必要だ。
この唐辛子とニンニクを炒めたものを叩き潰してソースを作る。
焼きあがった鯛の兜焼きから白身の肉を見つけ出しては、この辛い
ソースをつけて食べる。
骨の後ろにほんのすこしだけついている肉を穿り出して食べる。
「ここにある肉は柔らかくて旨いのだ」と思いながら鯛の頭をつつい
ては食べる。日本人は醤油をかけて食べるのが普通だと思っている。
ヌチャナートは辛いソースをつけて食べるのが普通だと思っている。
文化の差を感じながら兜焼きを食べる。
あっさりした醤油味も旨い。ニンニクの香りと唐辛子の辛味と一緒
に食べるのも美味しい。

クチコミblogランキング TREview

2006/12/24

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月21日 (木)

餅を食べる

タイの食事は米を主食として肉、魚、野菜をおかずにして食事を
する。これは日本の食事形態と似ている。
タイの東北地方では米は米でも もち米が主食だ。もち米を食べ
るには箸は使えない。彼等はもち米を手で固めて食べる。
日本人の感覚では「手でご飯をたべるなんてタイ人は野蛮だ」と
なるだろうが、もち米を箸やスプーンで食べてご覧!
やってみればわかる。もち米は手で食べるしかないのだ。
もち米を食べなれているヌチャナートは日本の餅が好きだ。
餅のことを「もち米のお菓子」とヌチャナートと言っている。
餅を焼く。これはまあまあ普通なことなので驚かない。
日本人は焼き餅には醤油をつけて食べる。それに海苔を巻く。
これはうまい。ヌチャナートは焼いた餅にナンプラを付けて食べて
いた。それを見て溜息がでた。
ああ、やっぱり日本人とタイ人は好みが違うのだ。

クチコミblogランキング TREview

2006/12/21

| | トラックバック (0)

2006年12月16日 (土)

ガイヤン、泥葱、エリンギ

今日はガイヤンだ。昨晩から鶏肉を味付けし、焼き上げたものだ。
焼きたてを食べると美味しいのに、弁当になると焼きたてのもつ
香ばしさがなくなる。でも味は十分にしみており美味しい。
R0018303pct20 この季節になると泥葱が出回る。ヌチャナートは泥葱が大好きだ。
俺も寒い季節になると泥葱が美味くなるので大好きだ。
これも焼き上げた。焼きたてなら香りがいいのに、弁当になると香りがなくなる。
焼きたての泥葱の香りは食欲をそそる。
白だか青いところに茶色く焦げた色も素敵だ。
エリンギも焼いた。エリンギの感触は鮑の感触に似ている。
俺が好きな茸だからヌチャナートはエリンギを買ったのかなあ?
昔はエリンギなんて買わなかった。多分、タイにはエリンギなんて
いう茸がないので食わず嫌いでエリンギを食べなかったのかも
しれない。
日本でエリンギを食べてその美味さを知ってからエリンギを買う
ようになったのかな?
実を言うと今回はエリンギが特売になっていたから買ったのだ。
俺を喜ばせようとして買ったものではない。
主婦の感覚で安い物を買っただけだ。うーん!
エリンギもこうやって焼くと美味しい。ナンプラをつけて食べる。
唐辛子の辛味で汗がでる。汗を拭きながら飯を食う姿は我ながら
滑稽に思う。

クチコミblogランキング TREview

2006/12/13

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月23日 (木)

突然食いたくなる

冷蔵庫を開けて中のものを探っていた。ヌチャナートはまだ寝ている。
腹が減ったと言って起すのは可哀想だ。
「何を食おうかな?」
手をかけるのは嫌だ。タイラーメンがあるけどそれは食いたくない。
クラッカーがある。これを食おう。
クラッカーは乾燥食品なので口の中がパサパサするな。
なにか水分が欲しいな。
その時、アメリカ人などのスープの食べ方を思い出した。
俺は突然スープを食いたくなった。
そのスープは日本で言えば学生食堂か一膳飯屋のような安い食堂で出されるものだ。
スープには袋に入ったクラッカーがついてくる。
アメリカ人は袋をぐじゃっと潰す。クラッカーは粉々になる。
袋を開けて潰れたクラッカーをスープの浮身にする。
そんな安食堂の味を思い出して食べたくなった。
スープをちょこちょこと作った。
クラッカーを潰してスープにいれた。
「うん、そうだ。こんな味だ。」
研ぎ澄まされた洗練された味ではないが、腹ぺこの時はこんなものでも温かいスープはうまかった。なんだか懐かしい味だ。
二口、三口とスープを食べている内に、なんとなく物足りなさを感じ出した。
「このスープの味は何かが抜けているな?なんだろう?」
そうだ、辛味がないのだ!唐辛子を加えたら旨いと感じた。
もう完全にヌチャナートの味付けに飼い慣らされている。
自分でも可笑しくなった。

2006/11/23

|

2006年10月28日 (土)

レモングラス 乾燥品

ウチではレモングラスをよく使う。
ベランダにレモングラスを植えてあるが、それだけでは足りない。
乾燥品を使っている。
日本でも乾燥したレモングラスを買えるが、高いのだ。
タイで生のレモングラスを買う。それを天日で干せばいい。
暑いから直ぐに乾燥する。
乾燥品だから、軽い。

レモングラスを知らない日本人にレモングラスを使った料理を食べさせると誤解する。
レモングラスはススキに似た植物だ。
料理の中にレモングラスを見つけると、「なんだ藁屑が入っていた」と怒るのだ。
まあ、藁屑と言われてもしょうがない。
レモングラスもススキもイネ科の植物だから藁屑に見える。
これは食べても食べなくてもいい。食べたくなければ皿の端に置いておけば良い。
噛むといい香りがする。

藁屑で昔の話を思い出した。
今でこそ世界中のスパイスを何処でも買う事ができるが、昔はカルダモン、コリアンダなどというスパイスはなかなか手に入らなかった。
漢方薬の薬種屋ならあったかもしれない。
鰹節、昆布、椎茸などをあつかう乾物屋にもそんな物はなかった。
あったとしても買う人はわずかだったし、スパイスを知る人も少なかった。

フランス料理屋に男が入った。
男は聞いたことも、食ったこともないフランス料理を注文した。
料理の中に葉っぱが入っているのを男は見つけた。
むっとした男はウエイトレスを呼びつけた。
「ソースの中に枯葉が入っていたぞ!」
「あのー、それは月桂樹の葉なんですけど・・・・」
男は月桂樹の葉がスパイスだということを知らなかったのだ。

この他の記事はこちらからどうぞ!
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/

2006/10/28

|

親子丼 タイ風

R0018147_1 これで親子丼とはちょっと言えない。しかし材料は鶏肉と卵だから親子だ。
これをそのまま飯の上にかければ親子丼だ。
味付けはタイ風だ。タイ風というよりもタイそのものだ。
作った時は卵はもっとふんわりしていて、黄色かった。
弁当の時間になると色が変っている。
こういう味付けもいいもんだ。
この味付けにはどうしても唐辛子が必要になる。
唐辛子がないと味に締りがない。
それに黄色い卵に赤い唐辛子があった方が綺麗だ。
食事というものは味付けのよさも大切だが、見た目のよさも同じように重要だ。
日本の親子丼は醤油に砂糖を加えて甘くなっている。
この料理は甘くない。塩っぱくて辛い。
タイには親子丼なんてない。
これを丼飯に乗せればタイの親子丼という珍しい味になる。

この他の記事はこちらからどうぞ!
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/

2006/10/27

| | コメント (0)

2006年9月14日 (木)

食い物の名前

食い物の名前は使っている材料から来ているのが普通だ。
タコが入っているからたこ焼き、イカを焼いたものだからイカ焼きの類だ。
名前が付いているけど、その名前の物が入っていないものも結構ある。
食い物の名前と材料の関係をみると面白い。

例えば鯛焼きだ。鯛焼きには餡子は入っているが、鯛が入っている本物?の鯛焼きをみたことがない。

鉄板焼きには鉄板は入っていない。
今川焼きに「今川さん」を入れるか?
これって江戸の今川橋付近が発祥の地らしい。それで今川焼きというようになったらしい。今川家の家紋の巴を描いた菓子なので今川焼きという説もある。

大判焼きに大判は入っていない。
お好み焼きに「お好み」は入っていない。お好み焼きにはよく桜えびが入っている。
俺は桜えびの乾燥臭は嫌いだぞ!
嫌いな物が入っているのに、お好み焼と言うのは許せない!!!

どら焼きに「銅鑼」は入っていない。
もんじゃ焼きの「もんじゃ」ってなんだ?「もんじゃ」なんてものはねえぞ!

焼きソバには麺がはいっているからまあ許そう。
しかしなあ、焼きソバに使っているのはラーメンだぞ。蕎麦ではない。
焼きラーメンと言うべきだ。

焼肉は許せるな。

おばあちゃんのぽたぽた焼 <亀田製菓株式会社製>は名前がいかん。
名前から想像する俺のイメージは:
小便をぼたぼた垂らすおばあちゃんを焼くのか?
それとも婆ちゃんが小便をぼたぼた垂らしながら焼くのか?
どうも綺麗なイメージが湧かない。
食い物の名前は「美味さを感じさせる」ものにしてほしいな。
断っておくけど、俺は亀田製菓に恨みはないぞ!

ばくだん焼きというのもあった。爆弾を焼く気なのか?

タイ料理にも似たような物、おかしな名前の食い物があると思う。
焼酎のラオに唐辛子とライムをいれてから炭酸で割る。
そうすると酔いが急速に早まるので「爆弾ラオ」なんて言っているかもしれない。料理を通じてタイ語も勉強するのもいいかもね。

2006/9/13

|

インドカレー

今朝、冷凍庫を開けたら先日作ったインドカレーが入っていた。
カレールウを売っているのを見かけた時、なんとなくタイ料理以外のものを食いたくなり、それを買っておいた。
しかし、「腹がへったな」と思うと、いつもヌチャナートがタイ料理を作ってしまうので、インドカレーを食べる機会がない。

ある日、ヌチャナートが朝寝をしている。
この機会を利用してインドカレーを作ろうとした。
こんなものを作るのは簡単だと思うだろう。しかしだなあ・・・・
ウチの料理はタイ料理、タイ飯だけだから、インドカレーを作ろうとすると
材料がないのだ。インドカレーの基本材料は肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎだ。
肉と玉ねぎはあるけど、ジャガイモも人参もない。
どうしよう?
ヌーが寝ている間に作らなくてはいけない。
人参はないから諦めよう。
ジャガイモはマッシュポテトがある。これでいい。
ポテトサラダを作る時のために買っておいたマッシュポテトだ。

これで日本の食堂で食べるカレーのようなものができた。
立派なカレーだ。自画自賛。
ヌーが起きてきた。
「あら、自分で作ったの!助かるわ。らくでいいわ!」
余ったインドカレーを冷凍しておいた。

冷凍庫にそのインドカレーが入っているのを見た。
「こんなものはさっさと食ってしまえ!」
それを取り出して、鍋で温めて食べていた。
朝っぱらからカレーだが、構わないのだ。
俺はカレーには大きく切ったジャガイモを入れる。
カレーの味が浸み込んだ粗切りのジャガイモは美味い。
粗切りのジャガイモが入ったカレーを冷凍しておくと、ジャガイモの味が変わる。
味が変わったジャガイモは吃驚するほど不味いのだ。
このカレーには粗切りのジャガイモがない代わりにマッシュポテトが入っている。
粗切りのジャガイモを使った時と同じようにおかしな味になっていると思った。
意外なことにマッシュポテトだと味の変化がない。
こりゃいいことを学んだ。

俺がインドカレーを食っているのを見て、ヌチャナートが宣言した。
「あたしね、日本の料理は作れないから、日本の料理を食べたかったなら、自分で作ってね。」
女は強い!妻という立場に立つとますます強くなる!
タイの女は男に尽くすなんていうのは嘘だ。
今更、騙されたなんて反省しても遅い。
付き合っていた頃はそんな姿は微塵もなかった。
「このウチで一番偉いのはアタシ、次はサダム(猫)その次はサミイ(俺のこと)」と公言している。

ヌチャナートはインドカレーは日本料理だと思っているのだ。
タイにもインド人がやっているインド料理屋があるので、このカレーはインド料理と分かるかと思った。
ヌチャナートは日本に来て初めてカレー料理の存在を認識したのだ。
だから、ヌーはカレーは日本料理だと思い込んでいる。
旦那が日本料理を勝手に作って勝手に一人で食べているので、「ああ、助かった!」と思っているようだ。

カレーの関連記事はここにあります。

タイのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_5144.html
タイカレーよ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_5578.html
三色のカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_574d.html
タイカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_e532.html
インドカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_a7ae.html
竹の子入りカレー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fd8c.html
インドカレーその後   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_a436.html
みずなのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_fa26.html
タイカレーが出る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_89f1.html
タイカレーの地方性   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_596a.html
パパイヤカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_34f4.html

2006/9/13

| | コメント (0)

2006年9月10日 (日)

砂肝を料理する

ヌチャナートを含めてタイ人はモツ肉が好きだ。
日本人はモツは下等な肉のように感じている。
タイ人はモツも肩肉、股肉も同じ様に考えているみたいだ。
ただ単に好みでモツを買う。
日本で言えば、モツの煮込みが食いたくなったからモツを買うような雰囲気でモツ肉を買い込んでいる。
そんな姿を見ていると、モツ肉と肩肉に上下の差を感じていないのではないかとR0017941_1 思ってしまう。
近所の肉屋で砂肝を見た。
「これ、買いましょうよ」
買って来た砂肝を早速煮こんだ。
ホーラパーとかいう香りのよい香草も一緒だ。
しこしことした砂肝の感触がいい。
俺がタイ蜜柑の葉と呼んでいる葉も入っている。
この葉っぱも香りがいいのだ。
「ねえ、ヌー。この蜜柑も実がなるんだろう?」
「なるわよ」
「どの位の大きさ?」
「ライムくらいの大きさよ」
「食べるの?」
「食べないわ」
「酸っぱいの?」
「酸っぱいわよ」
「ふーん」
思ったとおりの答えが返ってきた。
「この蜜柑は髪を洗うのに使うのよ」
へえー、面白い事を聞いた。
蜜柑で髪を洗うなんて、知らなかった。
エコロジストが聞いたなら泣いて喜ぶ情報だ。

2006・9・9

| | コメント (0)

2006年8月22日 (火)

豚の血

この手前の黒っぽいものは豚の血だ。血と聞くと気持ち悪がって
食べない人がでる。食べてみるとこれは結構美味いものだ。
美味いからこそタイの伝統的食品として今日まで伝わっている。
日本の仏教では四つ足の肉は食わないことになっている。
タイの仏教は肉食を禁じていない。
R0017486pct20肉を食う国民は絶対に肉を無駄にしない。
ドイツでも血のソーセイジがある。蒙古も羊の血をソーセイジにして食べる。よく煮たものよりも半生のものが美味しいと言う。

この豚の血は何に似ているのかなあ。ハンペンを食べる感触に似ている。食べてご覧なさい。美味しいですよ。

2006・8・7

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月25日 (木)

竹の子サラダ

この料理の名前を聞いたが忘れた。美味ければ名前なんてどう
でもいい。竹の子のナントカと言った。

面倒くさいから俺はこの料理を竹の子サラダと呼ぶことにした。

R0017093pct20

このサラダを油で揚げた肉に乗せる。それと一緒にご飯を食べ
る。油の旨味とこのサラダの辛味が合う。ついつい食が進んで
しまう。この丼に唐辛子は二本しか入っていないというが辛味
は効いている。ヌチャナートは辛くて美味しいといいながら食べ
ている。こんな竹の子料理は日本にない。

クチコミblogランキング TREview

2006/5/25

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月23日 (火)

ガイヤン、タイの焼鳥

R0017086pct20

今日の昼飯はガイヤンだ。これも大好きな料理だ。
このような料理は世界中にある。どこの国の焼鳥もうまい。
ナンプラと唐辛子の味付けで食べる。これも美味い。
胡瓜を添えて食べる。日本人は胡瓜の皮を剥かな
い。
タイ人は必ず胡瓜の皮を剥く。
皮を剥いた胡瓜と何かの料理を近所の人に差し上げた。
「これってタイの胡瓜ですか?」
こんな質問がでた。日本の胡瓜なんだけど、このように皮を剥く
と日本の胡瓜には見
えないらしい。

タイの胡瓜は日本のフランクフルトソーセイジほどの大きさだ。
俺はこの胡瓜が好きだ。日本のものより、甘い。
胡瓜はいろいろな料理についてくる。
タイに行ったら胡瓜を味わってみてください。
きっと好きになると思いますよ。

クチコミblogランキング TREview

2006/5/23

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月17日 (水)

ワカサギの干物

ワカサギを干物にした。これを油で揚げると美味しいと
ヌチャナートが言っていた。ほど良くワカサギが乾燥した。
さっそく油で揚げた。

結構美味い。インドネシア料理でこれに唐辛子をまぶしたもの
がある。安くてうまいのでよく注文した。

R0017053pct20

「インドネシアの魚料理を作ろうか?」
「いいわよ。それより早く食事にしましょうよ」
このワカサギをインドネシア流に料理したらもっと美味いと思う。
ヌチャナートもきっと気に入るはずだ。

クチコミblogランキング TREview

2006/5/17

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月16日 (火)

トムカーガイ

「今日のご飯は何にする?魚のフライがいい?」
小さな公魚を乾燥させている。食べ頃だからフライにしようという。
「うーん、魚ねえー?」
家で食うなら魚もいいけど、昼飯に魚を食いたくない。
「鶏肉があるよね、それで何か作ってくれよ」
ヌチャナートはなにやらごそごそやりだした。
ココナッツを入れて煮ている。食欲をそそる臭いがしてきた。
「美味しいわよ。サミイ!なんだかわかる?」
「トムカーガイじゃないの?」
「そうよ」

俺もタイ料理の臭いを嗅いで料理の名前を言えるようになった
のだ???まぐれ当たりだ。

R0017051pct20

ココナッツの濃い味が美味い。それほど辛味はない。
この味なら初めてタイ料理を食べる日本人でも受け入れることができると思う。
この辛さでも日本人には辛すぎるかもしれない。

クチコミblogランキング TREview

2006/5/16

| | コメント (0) | トラックバック (0)