2009年3月 7日 (土)

僧の歩き方

多くのタイの僧は裸足で歩く。それにはそれなりの理由があるの
だろうから、裸足で歩いているのを見ても驚かない。
三人の僧が一緒に歩いているとする。理由はわからないが、彼らは
縦に並んで歩く。絶対に三人が横に並んで歩かない。
これにも理由があるのだろう。

日本の旧軍隊では一日でも長く軍隊の飯を食った者が偉い。
それと同じで一日でも長く寺の飯を食った僧が偉いのだろうか?
偉い人と並んで歩くことは許されないから一歩下がる。
こうして縦列となるのだろうか?

高校生くらいの僧と小学生位の僧が歩いていた。どうも兄弟見たい
だ。時々、横に並んで歩いているように見える。よくみると、弟は
半歩ほど兄から下がって歩いている。

僧や寺の中も階級・順位社会なのかな?相撲部屋のように、
兄弟子、弟弟子の関係があるのかな?
誰か僧が縦列になって歩く理由を知らないかな?

2008/2/17



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2007年1月 8日 (月)

お弁当

正月休みはごろ寝が一番だ。
ヌチャナートはごろ寝が大好きだ。
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寝ているのかと思うと、猫のサダムの動きには敏感に反応する。
「サダムの食事を用意して」
命令をするとまた眠る。
そんな器用なことは俺にはできない。

さすがにごろ寝にも飽きたのか、ごろ寝に疲れたのかヌチャナートは何か他のことをしたくなったらしい。
「ねえ、サミイ!今日は外で食事をしましょよ」
天気もいい。昨日の強風は何処かに消えてしまった。
「直ぐ食事を作るわ」
有り合わせのものをちょこちょこと調理して弁当箱などに詰めた。
エリンギと長ネギの味噌汁、ご飯はジャーに入れた。
太刀魚の三五八漬けのようなものを焼いた。
鶏肉の焙り焼。蛸の焙り焼。
ヌチャナートが大好きな魚のシチュウ
そんな料理を持って家をでた。
ごく普通の家庭料理を表で食べるだけだ。
同じ料理でも屋外で食べると気分が変わって美味しい。
もっと美味しくなる。

なんとなくタイらしい雰囲気を出したかった。
タイの屋台に置いてあるトイレットペーパーの容器を持ち出した。
トイレットペーパーはナプキンとしてタイの屋台では使っている。
ピンクの容器を買ってきて日本のトイレットペーパーを入れてみた。
タイのトイレットペーパーは日本のものより幅が狭いのだ。
日本のトイレットペーパーをこの容器に納まらない。
わざわざタイから買って来たトイレットペーパーをこの容器にいれた。
この馬鹿馬鹿しいことが遊びなんだ。

地面にこのまま座ったらお尻が冷える。
ビニールシートの下に毛布を敷いた。
冷たい地面の上で気持ちよく座れる。
ああ、こういう食べ方もいいな。

2007/1/8

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2006年12月16日 (土)

牛肉と大根の煮付け

なんだか、肉が沢山入っているな!あんまり肉ばかり食べるのは
よくない。野菜も食べなくちゃ。そう思いつつ肉を摘むとその下には
大根の煮付けがあった。
ヌチャナートは大根で底上げをしていたのだ。見かけは肉が沢山
入っているように見える。これは料理屋で使えるうまい手だ。
それはそれとして、この料理は和風だな。R0018306pct20
最近こんな料理が多くなった。俺が日本の食事を恋しがっている
とでも思っているようだ。
毎日、タイ料理ばかりだが俺はそれで構わない。
自分で飯を作るより、作って貰った飯を食う方がラクだ。
この大根も柔らかくて味が沁みている。ウチの肉にしてはこの牛肉
は柔らかい。薄切りの肉だから柔らかで当然だ。
薄切りでも堅かったなら、ステーキだったら堅くて噛み切れない
だろうな。

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2006/12/15

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これも焼肉弁当

この料理を作っている時、家の中にナンプラの臭いが立ちこめた。
いやあー、かなり強い臭いだ。寒いから窓を閉めている。俺が強い
臭いと思うのだから近所の人はこのおかしな臭いに閉口している
かも知れない。 でも、この味がないとタイ料理にならないのだ。
ご近所さん、許してください。R0018305pct20

例えばドイツで鰹出汁の味噌汁を作ったなら、ドイツ人は臭いと
思う。魚の臭いと腐った豆の臭いはドイツ人には耐えられない
臭いだろうな。

ナンプラで味付けした豚肉をフライパンで炒める。食べる時は
ナンプラと唐辛子をかける。こういう焼肉も美味しいもんだよ。

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2006/12/14

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ガイヤン、泥葱、エリンギ

今日はガイヤンだ。昨晩から鶏肉を味付けし、焼き上げたものだ。
焼きたてを食べると美味しいのに、弁当になると焼きたてのもつ
香ばしさがなくなる。でも味は十分にしみており美味しい。
R0018303pct20 この季節になると泥葱が出回る。ヌチャナートは泥葱が大好きだ。
俺も寒い季節になると泥葱が美味くなるので大好きだ。
これも焼き上げた。焼きたてなら香りがいいのに、弁当になると香りがなくなる。
焼きたての泥葱の香りは食欲をそそる。
白だか青いところに茶色く焦げた色も素敵だ。
エリンギも焼いた。エリンギの感触は鮑の感触に似ている。
俺が好きな茸だからヌチャナートはエリンギを買ったのかなあ?
昔はエリンギなんて買わなかった。多分、タイにはエリンギなんて
いう茸がないので食わず嫌いでエリンギを食べなかったのかも
しれない。
日本でエリンギを食べてその美味さを知ってからエリンギを買う
ようになったのかな?
実を言うと今回はエリンギが特売になっていたから買ったのだ。
俺を喜ばせようとして買ったものではない。
主婦の感覚で安い物を買っただけだ。うーん!
エリンギもこうやって焼くと美味しい。ナンプラをつけて食べる。
唐辛子の辛味で汗がでる。汗を拭きながら飯を食う姿は我ながら
滑稽に思う。

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2006/12/13

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2006年12月12日 (火)

白菜と鶏肉のナムスップ

今日のお弁当のおかずは白菜と鶏肉のナムスップだった。
いつもは唐辛子が弁当についているのに、今日はついていない。
「今日は唐辛子がないの?」
「もう入っているからいらないわ」
食べてみるとほんの少しだけ辛味がある。タイの白生姜とレモン
グラスの茎が入っている。R0018301pct20これを食べてもいいのだが、食べなくて
もいい。 
噛めばいい臭いがするのだが、俺は堅いから噛まない。
食べたくないものは外に出しておけばいいのに、食べなくては悪い、
作った人に失礼だと思って無理して食べる人がいる。
レモングラスなんてそれこそ草を噛んでいるような感じになる。
そうするとタイ料理は不味いということになってしまう。
初めてタイ料理を食べる人には注意してあげなくてはいけない。
バンコックでは生胡椒が沢山入った料理よく見かける。

俺だって知らなかったから、生胡椒も食べなくてはいけないと思い
一生懸命に食べていた。
「それは食べなくてもいいんだよ」とタイ人に教わった時はほっと
したものだ。6-7センチほど連なり、鈴なりになった生胡椒を
食べると辛い。

そうそう、このナムスップだ。白菜が柔らかで美味しい。
スープには鶏の出汁がきいている。

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2006/12/12

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2006年12月11日 (月)

大根と豚肉の煮合わせ

俺は蕪のスープが食いたかった。蕪を買おうとしたら大根がある
から蕪はいらないとヌチャナートに怒られた。俺にとっては蕪と
大根は大違いなのだ。でもヌチャナートにとっては蕪と大根は
同じ物らしい。 どちらもタイ語ではフアパクとか言っている。
名前が同じでも味は違うと俺は思っている。大根と蕪では味は違うよね。
でもヌチャナートに「大根はいらない」とぴしゃっと言われると「はいそうですか」と引っ込んでしまうほど気が弱い俺に自己嫌悪する。
「蕪のスープが欲しいんだよ」と恐る恐る頼んでみた。
「大根で作ってあげるわ。同じよ」やっぱり駄目だった。

R0018300pct20 今日は大根と豚肉を煮合わせたものだった。
見た目は和食だ。最近の流行りの言葉だと創作料理だ。
創作料理というといかにも優れた料理に聞こえる。
ありゃあ、料理人が勝手気ままに作った料理と同義語だ。
ヌチャナートにとってこの料理は日本の料理なんだろうが、やはり
俺にはタイ料理に見える。
このような味付けと調理を何時の間にやら覚えた。
旦那がこんな味を好むだろうと気を使ってくれたのだ。

大根に肉の旨味が染み込んでいる。柔らかな大根はとろけるよう
で旨い。それに唐辛子が合う。
合うと言うと誰が食っても美味しい味という意味だ。
多分、唐辛子がないと俺には食えなくなっているのだ。
何を食うにも唐辛子を入れている。生の唐辛子を載せた大根
なんて他の日本人には食えないだろう。

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2006/12/11

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2006年12月 9日 (土)

ガイピン タイ風焼鳥

鶏を火にかけたままヌチャナートは台所を出た。
「おいおい危ないな」と思っていた。ちょっと火を弱めておいた方が
安全だ。俺は火を弱めてから、自分の仕事をやっていた。
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「サミイ!鶏を見てよ!」
鶏を見に行くと、やっぱり少し焦げていた。
裏返すとそちらは丁度いい色に焼けている。
「火を消したよ」
「ちゃんと火が通っているの?生焼けは駄目よ!」
自分はなにもしないのにヌチャナートの方が威張っている。
「大丈夫だよ。ちゃんと見たよ。」
「あたし、忙しいから自分でお弁当に詰めてね!」
ああ、情け無い!惚れた女房が言うことだからしょうがない。
自分で鶏を切って弁当に入れる。

鶏肉に唐辛子をかける。いつもの通りだ。もうすっかり、この味が
おなじみになった。白菜の漬物。
タイに白菜なんてあったかな?多分ないと思う。
塩加減が丁度いい。白菜にも唐辛子を混ぜて食べる。

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2006/12/8

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牛丼にレモン

この味付けは牛丼の味だ。玉ねぎと牛肉を煮込んでいる。
これをそのまま丼飯に載せれば牛丼だ。 R0018294pct20
丼飯と牛肉が別々だから牛皿かな?
その牛皿だか牛丼に唐辛子とレモンの絞り汁をかける。
牛丼屋で「レモンが欲しい」と言ったなら店員は吃驚するだろう。
こんな組み合わせはタイ人だからできる発想なのだ。
食ってみるとこれも美味しいよ。

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2006/12/7

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豚肉とほうれん草の炒め物

今日は早く家を出なくてはいけない。その前にこれと、それと、
あれを片付ける。なにかと忙しいのだ。
ヌチャナートはのんびりと「ねえサミイ、お昼はなにが食べたい?」
なんて聞いてくる。
R0018293pct20 そんなことに構っちゃいられない。なんでもいいから作ってくれればいいなんて言いたくても言えない。
「豚肉を食べる?どう調理するの?」
「うん、炒める」とたった二言で用事をすませた。
外人と生活しても夫婦の会話はメシ、フロ、ネルだけだ。
その繰り返しだから、タイ語に上達する必要はない。

弁当箱には豚肉とほうれん草の炒め物が入っていた。
ポパイがほうれん草の缶詰を食べると強くなる。
俺は缶詰のほうれん草を買ってきた時のことを思い出した。
缶を開けてほうれん草を出すと、あんまり食欲が湧く姿ではない。
これをバター、塩胡椒で炒めると美味い。

生のほうれん草も塩胡椒で炒めてみた。やはり美味い。
それ以来、ほうれん草の炒め物は俺の好物になっている。
こうやって豚肉とほうれん草を炒めたものも美味い。
唐辛子を乗せる。彩が冴える。
唐辛子とほうれん草、豚肉をご飯の上に乗せて頬張る。
ちょっと幸せな気分になる。

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2006/12/6

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