パットウンセン、春雨の炒め物
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ナンプラなどで味付けをした豚肉をフライパンで炒める。
それにプリッキヌーをナンプラにつけたソースをかける。
プリッキヌーと言うのはタイ人でも辛いと言う小型の唐辛子だ。
色は緑、黄、赤といろいろある。
本当にタイ人はこの唐辛子が好きだ。
辛いとか辛くないということは俺には問題外になっている。
こうやって食べるのが普通の食べ方だから、疑問も感じないで
プリッキヌーと一緒に食べている。俺達の食習慣で言えば、刺身が
でたらわさび醤油で食べるのが普通だ。
これに疑問を感じない。それと同じだ。
豚肉を炒めたなら、唐辛子と一緒に食べるものなんだ。
ポリ袋に入ったものは葉唐辛子と小松奈をタイ風に煮込んだものだ。
葉唐辛子はベランダで育てた。葉をむしられると新しい葉をだす。
食べられて少なくなった葉しかないが、唐辛子の白い花が咲き実を
付ける。唐辛子は強い。
2009/8/17
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唐辛子を使ったキムチはタイ人の好みに合うようだ。
タイでもキムチが売られていたと思う。
ヌチャナートも例外ではない。キムチを好んで食べる。
キムチ鍋の素を買ってきた。
「今日はキムチ鍋をやりましょう」
このキムチ鍋の素は日本の味噌会社から出されたものだ。
鍋を始める前に味見をした。
味噌の味が強いキムチ鍋の素だった。
韓国の人から見たら異端の味だろう。
「唐辛子、いるでしょ?」
「うん、そうだな」
生唐辛子を取り出してきて鍋に加えた。
多分、このキムチ鍋の素は日本人には十分すぎるほど辛い物
だろう。ヌチャナートには物足りない辛さだ。
俺はヌチャナートの味に飼い馴らされている。
追加の唐辛子をいれながら、俺は思わず苦笑した。
2008/5/21
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また今日も食べ物と健康に関する本の広告を見つけた。
いろんな食い物がでてくるから、馬鹿な俺は「何を食っても健康
になるのだ」と思っている。
今日は「バナナを食うといい」という本の広告を見た。
先日もたしかバナナがいいと書いた広告があったな。
俺は出版社の回し者ではない。出版社や著者に恨みもないし、
世話にもなっていない。
食い物と健康のかかわりを見ているだけだ。
昔はバナナなんて高価な果物で貧乏人には食えなかった。
病気の見舞いにバナナが使われていた。
俺は健康だし、貧乏だからバナナなんて滅多に食えなかった。
滅多というとたまには食えたことになる。
ほとんど食ったことがなかったというのが正しい。
ブラジルや、タイではバナナなんて幾らでもある。
バナナなんて貧乏人でも食わない!??
日本で言えばなんになるかな?その辺になっている蜜柑や柿
かな?中国から輸入されるのか柿を時々タイでも見かける。
輸入されるものだから、当然、タイでは高価な果物だ。
誰も食べない柿の実を見てヌチャナートは不思議そうに言う。
「誰もあの実を食べないのね?」
もったいないとヌチャナートは思うのだろうな。
バナナやパパイヤがなっているのに、誰も食べないのを見ても
ヌチャナートはもったいないとは思わない。
ある大手企業の社員がブラジルでバナナを食っていた。
それを見たブラジル人が驚いた。
「金持ちの日本人がなんでバナナなんか食べるの?」
「俺が子供の頃は、バナナなんて食えなかったから、食って
いるのだ」
「・・・・????」
ブラジル人はきょとんとしていたと可笑しそうに笑っていた。
それを聞いた俺も笑った。
バナナを旨いと思って食べる人の気持ちが分かるよ。
子供の頃、貧乏だったプロボクサーが近所の子供がバナナの
皮を剥いているのを見た。バナナを知らなかったボクサーは近所
の子供は竹の皮を剥いて竹を食っているのだと思った。
「あいつは強い!竹の皮を剥いている!」
そう勘違いしたという話を聞いている。
腹がすくとスナック菓子をつい食ってしまう。
油が多いから、カロリーが高い。
スナック菓子を食うのなら、同じ値談でバナナを買って食った方
がいいと俺は思う。
ああ、そうだ!本の広告を紹介しなくてはいけない。
その広告ではこんなことが書いてあった。
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医師夫婦は35㌔やせた!
薬剤師夫婦は20㌔やせた!
史上最楽!
(医師とか薬剤師がやせたというと、いかにも効果がある気が
するから不思議だ。35キロも痩せる医者なんて、自分の健康に
関心をもっていない太りすぎ、メタボ患者の医者だ。
きっと藪医者だと俺は思う)
胸が大きくなり、肌ツルツル!
小顔、小尻、細腕、細足に変身!
昼と夜は好きなだけ食べていい!
お菓子もお酒もOK!
バナナ便ドッサリ!
腹周り22㌢19㌢減!
22㌔20㌔19㌔次々やせたー・
mixiで今話題沸騰
朝バナナダイエット
整形外科医 医学博士 大成完弘監修 定価680円(税込)
『壮快』特別編集
2大付録
60日間朝バナナ ダイエット日記
+
ダイエットグラフ
マキノ出版東京都文京区湯島
2008/5/18
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こんな風景があった。どうということがない日本の農家、田園
風景だ。 こんな畑の中に建つ家なんて日本の何処にでも見られ
る風景だ。珍しくもなんともない。そう思いながら近づいて行った。
ヌチャナートが「あら、ウコンよ」と声を出した。 最初、彼女が何
と言ったのかわからなかった。
ここを通るのは初めてではない。何度か通っている。
その時は気づかなかった。あるいは見慣れないものがあるなと
気づいてもそれが何なのか関心がなかった。ウコンと言われて
見直す。 なんだか生姜の葉に似ている。ウコンかもしれないな
と思うようになった。
たしかウコンは原産がインドではないか?
インドと言うと暑い国と思ってしまうが、インドの山岳地帯なら涼しい。
そう考えるとインド原産の植物が日本でも育つはずだ。
それにしてもなんでこんな所でウコンを栽培しているのだろうか?
自家用にしては多すぎる。商売なのだろうか?商用にしては少な
すぎる。日本で栽培したら高くつく。東南アジアから輸入した方が
安上がりだ。薬用に使うのだろうか?
薬用なら販売価格も多少は高くしても売れる。日本でも、しかも
自分の身近な所でウコンを栽培できるのを知って驚いた。
2006/12/19
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俺は考えながら作業を進めていた。ヌチャナートは晩飯の支度を始めた。
俺に晩飯は何を食いたいか聞いている。
「ああ、面倒くさいな。何でもいいんだよ。」
そうは思ってもそんなこと言えない。
「うーん」と言って誤魔化す。
豚の足がどうのこうのと言っている。
「ウルセーナ!」と思いつつ、分かったような振りをしている。「ウン、ウン」と言いながら自分の作業を進めていた。
ヌチャナートは自分の提案が通ったと勘違いして料理を始めた。
俺は何がでてくるのか分からない。
何が出てきても食う覚悟ができれいるので、何が出ても構わない。
「できたわ。もう十分に煮えているわ」
ヌチャナートは嬉しそうに言う。
こうなると、作業を中断して飯を食わなくてはいけない。
豚足と大根を煮込んだものだった。まず大根を味見する。
柔らかい。うっすらと味が沁み込んでいる。こんな味だった。
子供の頃に味わった大根の味を思い出した。
お袋は「大根が美味しいわ。よく煮えているわ。食べて御覧なさい。」
と薦める。俺は味見をしたが、ちっとも美味しいとは思わなかった。
薄味で歯ごたえがない大根をどうしても美味しいとは思えなかった。
俺も年を重ねてあの頃のお袋の歳以上になった。
あの頃と同じような薄味の大根を食うと美味いと思うようになった。
大根にナンプラをかけて味を濃くする。更に生の唐辛子を乗せる。
これが美味いと感じるようになっている自分に驚く。
唐辛子がなくても食えると思うが、唐辛子があった方がもっと
美味いと感じるようになっているだけだ。
俺が好んで行った店で豚足を食べた。安く飲めて腹いっぱいに
なるから好きだったのだ。その店は手拭用の布製のナプキンと
ニンニクを効かせた味噌入りのソースと一緒に豚足をだす。
それはそれで美味かった。
ヌチャナートはナンプラの中に焙煎した唐辛子を入れたソースと
一緒に豚足をだす。彼女に言わせると、豚足には焙煎した唐辛子
の方が美味しいそうだ。
生の唐辛子入りのソースもある。
二つを食い比べると、ヌチャナートの言うように焙煎した唐辛子の
ソースのほうが美味しい。俺も唐辛子の味の差が分かるように
なったのだ。普通の日本人だったなら舌が痺れて唐辛子の味の
差なんてなかなか分からないと思う。
毎日、タイ料理を食べているので少しずつ舌が痺れなくなり、
味の差が分かるようになったのだろう。
2006/12/18
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ヌチャナートが白菜に塩を振った。
「これをポリ袋に入れて持って行ってね。お昼には丁度食べ頃に
なるわよ」白菜を袋に詰めた。言ってみれば白菜の一夜漬けの
ようなものだ。白菜の漬物なんてタイにあったかなあ?
そうそう、先日ヌチャナートに「白菜はタイにあるか?」と質問した。
「あるわよ。でも日本の物とちがって小さいわ」とのこと。
言われてみれば、タイの市場で小さな白菜を見たような気がして
きた。そうすれば、タイにも白菜の一夜漬けがあってもおかしく
ない。
今日の白菜の漬物はヌチャナートが期待するほどよく出来上がっ
ていなかった。塩がちょっと足りないのだ。
しかしこれに唐辛子が入ったナンプラをかけると丁度良い塩加減
になる。白菜の単純な味に辛味が加わると旨味が増す。
ナンプラは魚醤油だから魚の旨味がある。ナンプラと白菜の旨味、
唐辛子の辛味が混ざると朝鮮のキムチのような感じになる。
まだ十分に醗酵が進んでいないキムチみたいだ。
こんな白菜の漬物も美味いね。
2006/12/14
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俺は蕪のスープが食いたかった。蕪を買おうとしたら大根がある
から蕪はいらないとヌチャナートに怒られた。俺にとっては蕪と
大根は大違いなのだ。でもヌチャナートにとっては蕪と大根は
同じ物らしい。 どちらもタイ語ではフアパクとか言っている。
名前が同じでも味は違うと俺は思っている。大根と蕪では味は違うよね。
でもヌチャナートに「大根はいらない」とぴしゃっと言われると「はいそうですか」と引っ込んでしまうほど気が弱い俺に自己嫌悪する。
「蕪のスープが欲しいんだよ」と恐る恐る頼んでみた。
「大根で作ってあげるわ。同じよ」やっぱり駄目だった。
今日は大根と豚肉を煮合わせたものだった。
見た目は和食だ。最近の流行りの言葉だと創作料理だ。
創作料理というといかにも優れた料理に聞こえる。
ありゃあ、料理人が勝手気ままに作った料理と同義語だ。
ヌチャナートにとってこの料理は日本の料理なんだろうが、やはり
俺にはタイ料理に見える。
このような味付けと調理を何時の間にやら覚えた。
旦那がこんな味を好むだろうと気を使ってくれたのだ。
大根に肉の旨味が染み込んでいる。柔らかな大根はとろけるよう
で旨い。それに唐辛子が合う。
合うと言うと誰が食っても美味しい味という意味だ。
多分、唐辛子がないと俺には食えなくなっているのだ。
何を食うにも唐辛子を入れている。生の唐辛子を載せた大根
なんて他の日本人には食えないだろう。
2006/12/11
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